もう、本当に私のストレス発散記事でしかありませんが、お付き合い頂ける方だけお読みください!
私は賢人ではないし、大手ブロガーでもないし、書籍を出せるような器ではない。国語は3だったから文章で人を虜にできるほど、実力もない。それでも何か語ってみようかと思ったのは、一つの書籍を読んだから。
現代語訳 論語と算盤 (著 渋沢 栄一 訳 守谷 淳)
明治から昭和を駆け抜けた実業家の書いた著書であるのだが、この内容が私にはとても響いてしまって、もちろん同意する・しないは別として、徹底された考え方に共感を覚えたわけだ。
で、まこまちさんは一体何を言うのかな?となるのだが、つまるところ、真似をしたくなった(笑)いや、冒頭の通り私には何もない、というか、何も明かしていないというほうが正解なのだけれど、副業NGのサラリーマンとなれば、身元を隠してしか話を伝えることができない。
あと3年で会社を辞める計画ではあるけれど、その話は置いておくとして、何か、誰かに私の話が伝わって、タメになったよと思ってくれることを願って文章をしたためた。暇な時に読んで欲しい。
自分を売り込む事の大切さ
ブログ=収益ではない
私がブログを始めたのは、2016年の冬だ。Wordpressというブログツールが話題となって、ブログで食べていく人が生まれていた。ネットでの情報は当てにならないので収入が○百万円、みたいなものは信じはしないが、夢のあることだと思って書き始めた。
今はブログよりも動画配信のほうが収益性で目立っていて、YOUTUBERになりたいという小学生もいるほど。なるほど、夢がある職業にまで、インターネットの世界は上り詰めたんだなと感じる。
にも関わらず、私は相変わらずブログを書く方を選んでいる。文章に拘る道を選んだ。私は文章の力を信じてブログを書いている。それはなぜか。
「ブログを書くこと=収益を得ること」では無くなったからだ。
うわ、いきなりドリームを捨ててしまったよ、と捉えられるかもしれないが、そうではない。正しくは、「ブログを書くこと」と「収益を得ること」の間に、その先に、沢山の希望をこめられることに気づいたからだ。
そもそも、ブログというのは日記だ。日記を書くと、誰かがお金を落としてくれる?これはおかしな話だろう。収益の欲しいブロガーは、日記の形態をとる「コンテンツ」を作成する。例えば、「5分でできる!牛乳にチーズと○○を入れるだけの簡単グラタンレシピ」みたいなコンテンツを作る。
コンテンツの質を高めていき、役にたつ情報を提供し、不特定多数にウェブページに来てもらい、広告をクリックしてもらって収益を得る。すでに日記ではないのだが、読者からしてみれば役に立つ情報で、日記の形態を取るものだから、最新の投稿を見ることが出来て、さかのぼって楽しむことができる。
上手くいけば、コンテンツが大ヒットして広告収入が入る。
ところが、似たようなコンテンツは沢山あり、コンテンツの質を上げる競争は大変であり、続けるのが億劫になるのだ。すると途端につまらなくなる。せっかく苦労して書くブログに対して、そんな姿勢で良いのだろうか?と疑問になる。そこで色々悩んだ末に出した答え。
コンテンツの作成よりも、己の鍛錬を心がけたらどうだろう?「まこまち」というインターネット上の人物を、キャラクターを、自分自身を、できる限り良い人間へと昇華させる。人に話を聞いてもらえるような人間に変える。
そのキャラクターをもとに、将来のカフェの夢へつなげる。お客様として、ブログに興味を抱いた人に来て頂く。ブログでの収益ではなく、自分を売り込む。そういう目標を、実は monogress を立ち上げる時に決めたのだ。
では、自分を売り込む為に文章力をつけるのか?という事になるのだが、少し違う。
相手に真っ直ぐに届けたい
何回も記事を書いてもコメントが入らないことは日常茶飯事だし(要求はしていないですよ?笑)、自分の思ったように閲覧数が伸びない事も多い。自分の意図していないような閲覧数になることもある。相変わらず、インターネットの世界に翻弄されているのは間違いない。
その閲覧数を見て、自分の言いたいことが届かない、と落胆するのならまだ、いいと思う。閲覧数が行かないから収益が出ない、だから辞める、という人は、どうぞお辞めください、と言いたい。目的が収益だからだ。だれの為にもならないものは、インターネットから排除されるべきである。
もちろん、本当に収益が欲しい人は、他人には負けないくらい素晴らしい「まとめサイト」を作り出すとか、コンテンツを作り出すとか、努力を惜しまず注いでいることだろう。ブログの天才は居るかも知れないが、ほとんどの人は何かしらの努力をして収益を得ている。
それは簡単に挙げれば、ブログを休まず続けているとか、実際に行動をして読みやすく伝えるとか、必ず人が「おっ」と思うような事をしているのだ・・・私はこの点、他のブログに負けていると感じることも多い。
だから、人より取材する能力は低くても、毎日続ける事はできなくても、読み手の脳に焼き付く文章になるように、何度も文章を確認して発信する。他のブロガーに負けないくらい、心に響く文章を心がける。
強いメッセージを発信する。真っ直ぐに自分の意見を話したいのだ。
読者判断のコントロール
強いメッセージを残していても、それが悪いことでは駄目。文章は危険で、書いてある文面以上にメッセージが強い場合、間違った解釈を、いとも簡単に伝えることができてしまう。
例えば、一台のクルマがあって、ウインカーレバーが左にある車だとする。輸入車の多くは左レバーの場合が多いのだが、その事を知らない人に文章を読ませる場合。
「左ウインカーレバーの輸入車は日本車とは違うので、操作を間違えるから危険である。慣れないドライバーも多いだろうから、輸入車には近づかないほうが良い。」
と伝えるのと、
「左ウインカーレバーの輸入車は日本車とは違うので、操作を間違える危険があるから、慣れるまで用心して近所で練習を重ねれば、自動車の選択の幅が広がるので良い。」
どちらも「左ウインカーのクルマは日本車と違う」「操作には慣れが必要」までは同じメッセージだが、文脈が整った場合は後ろの主張がスッと入ってしまう。書き手の意識で、全く違うことを相手に伝えることができるのだ。
私はこの、文章の力を使って、しっかりと正しい事を伝えたいと考えた。
とても注意して話す必要があるのだが、正しいことを伝えることで、信頼性のある文章を作り上げることができる。私の信頼性も上げることができるのである。
一方通行にならないように
ところが、間違いは書いている本人だって起こしてしまうことがある。
何を言いたいのか決めてからブログを書けば良いのだが、書いているうちに自分の意見が変わる場合もある・・・調べていくうちに、気づく場合がある。気づけばよいのだが、情報が乏しく気づけ無い場合もある。
正しいかどうかを判断するのは、最初に投稿する時は自分自身しかいない。何処かで文章を直してくれる人が居ればよいが、そんな事は雑誌の編集社でもなければ無いだろう。
万が一書いた内容に間違いがあって、その内容を元に訴えを起こされてしまったら、ブログは、書いた文章の責任を取らなくてはならないのだ。意外と逃げ隠れできないように世の中はできている。これは肝に命じておく必要がある。
回避策は、ブログへコメントの登録をできるようにしておくこと、連絡先を書いておくこと、できる事なら、SNSで交流できるようにしておくことだ。特にSNSはリアルタイムで話ができる。自分に味方してくれる人が居るのなら、間違いは直ぐに指摘してくれるに違いない。
これで、ブログの文章の一方通行化を止めることができるのだ。
注意が必要なのは、人に味方になってもらうのなら、先に相手の味方になるという事を忘れないことだ。SNS上にブログの更新を通知するだけの人、読んで欲しいが為にフォローしてくる人がいるけれど、一方通行から脱してるとは思えない。
意識が広がる気持ちよさ
それに、これは沢山経験したから言える事だけど、真面目な文章には真面目なコメントが返ってくる。
一番大事なのはここで、真面目なコメントはとても私自身の糧になるのだ。ひとつの会社しか経験していない私にとって、私に返信してくれる賢人の方々のコメントは、厳しかったり、新鮮であったり、視点が違ったりして、新しいモノの見方を教えてくれる。
世の中には色々な経験があって、考え方があって、しかしそれを1人の人間が独占することはできない。全てを覚えることはできない。知らないから、気づくこともできない。
ところがSNSやコメントは、私が書いたことに純粋な気持ちで返してくれる。これはとても素晴らしいことなのではないか?私の考えの道筋に、私以外の心が反応して、気づかないことにも気づいてくれる。意識が拡張しているようだし、考え方のパターンが増えていく。ブログを書くまでは全く考えなかった、私が拡張されていく感覚。とても誇らしいし、感謝するし、幸せだ。
この、他の視点を他人から頂くこと。意識が広がること。私が文章の力に拘ることの、一番の理由がこれだ。
主張の効果
一つ、文章の力を上げられたと思う書き方を紹介する。それは、「主張」だ。
文章には性格が現れる。私の場合は、そうだなー・・・やはり少し攻撃的な面が見受けられるかもしれないね。場合によっては、相手を傷つける結果になる可能性もある。だが、出来るだけ隠さないようにしている。
monogress ではあまり行っていないが、about VOLVOではかなり「主張」を繰り広げていた。自分に確信があり、負けない自信があり、人に伝えないといけないと思うことは、勇気をもって主張する。どんなに素晴らしいことでも、警戒しなくてはならない事でも、それに自分が気づいたとして、人に伝えなければブロガーは意味がないんだ。
その主張をしっかりと人に伝えたいからこそ、SEOといわれる検索エンジン最適化を行うし、人が判りやすい文章を作り出すし、できたファンは大事にする。オリジナルを突き詰めるし、文字の見せ方、写真の見せ方に拘る。もちろんいずれ動画は再開するけれど、ブログの質が高くなければ私にとっては意味をなさない。
自分の言いたい事が相手に伝わらないブログなら、無いほうがマシじゃないか。
これだけの事を考えるに至るには、私はいくつものブログを書いては潰してを繰り返したけれど、それも大事なことだったと感じることができたからだ。強いメッセージを文章に残すことで、インターネットで訪れた誰かには必ず伝わる。目的は達成される。これはブログの醍醐味だと感じてる。
しかし「主張」はメッセージ性が強すぎる感覚もある。強すぎると、相手は攻撃されたと思いこんで心を閉ざしてしまう事もある。こいつのコントロールはとてもむずかしい。
だから私は最終的には、強い主張を使わなくても相手に伝わるような、文章の力を身につけたい。主張しろ!と言っておいてなんだけど、次のステップへ向かいたい。パワーバランスをジックリ考えて、自分の力にしたいのさ。
真似て欲しいし 真似したいし ライバルになりたい
文章の力を鍛える 信じる その理由
つまり主張したのは(!)、まこまちにとってブログは文章力を鍛えて、沢山の方々からタメになる話を聞く場にしたい、ということなのである。
ブログを書く = 収益を得る ではなくて、
ブログを書く → 文章力を鍛え強いメッセージを残す → 自分の信頼性を上げる → 他人の意見を沢山聞いて意識を広げる → カフェ開業に役立てる → 収益が得られる
という流れになるわけだ。長いわ!(笑)
これを読んで、ブログを始めたい方はゼヒゼヒ始めてほしいし、文章の力を別のことに発揮できるよ、と教えてくれたり、役立ててくれたりすると、またこれも嬉しい。これからも「まこまち」を宜しくおねがいします。
ブロガーさん紹介
最後に、私が気にしているブロガーを紹介する。今も昔もクルマがメインで・・・以前は日本酒繋がりもあったのだけど・・・特に最近交流の深い方々だ。
UU様は「SNSでの交流」に引っ張り出してくれた張本人だ。monogress でも何度も紹介させていただいている、今度プジョー 3008 に乗り換える「試乗ブロガー」。沢山の人と、ディーラーと積極的に交流している。場を盛り上げるのがとても上手な印象で、私のような嫌味がまったくないのが素敵だ。
くるすぺ様はブログのセンスを教えてくれた人。もちろん、勝手に盗んでいるだけなのだけど・・・(笑)そして元気人である。ブログを読めばわかるけれど、スカッとするし、独自の視点が面白い。今度プジョー 508SW に乗り換えるが、その前は 5008 なので日本屈指のプジョリストの1人だ。
10max様は、文章の力を意識してしまう方。最近SNSで知り合った。私の心がけていることが散りばめられた素敵なブログを書いている。情景描写など私の勝てるものではない。でも負けないもん(笑)今度フォルクスワーゲン パサートオールトラックに乗り換える「旅情ブロガー」?で合ってるかな。
togari様は、これまた試乗ブロガーだけど、素直な感想が意外にぐっと来る。必ず取材ディーラーを紹介する律儀さが好印象。私にはできません。しろよ!(笑) 発想が面白くって、ツイッターに動画を投稿しブログにリンクを貼り付けちゃう。やるじゃないか。
とろろ様は、ブロガーとは少し違うのだけれども、自動車ポータルサイトを立ち上げたい!と意気込んでホントにポータルサイトを作ってしまった方。私と同じプジョー 308SW 乗り♪ 大手サイトに負け気味の自動車ブログ界隈だけど、ポータルサイトで横連携できるといいな。
避けて通れないさ。自動車ブログ大手のドラヨス様。大手なのに話しかけてくれるところが上手い。どんなに大きくなっても、沢山の人に平等に相手されるのは素晴らしいこと。毎日更新とか、動画に力を入れるとか先ゆく姿も素晴らしいとして、やはり人の基本ができてるんだろうなと尊敬できる。
皆、素晴らしい方々。私とお話してくださり、いつも感謝している。他、コメントをくださる皆様、SNSで話しかけてくれる皆様。このような理由により、皆様すべてに感謝しております。
これも、今回の長い話しで伝えたかったことの一つ。いつもありがとうございます(^^)