メモをとっても記憶力は増えない

私には、直ぐに物事を忘れる部下がいる。何度も話しても記憶できない。真面目な分残念な彼は、まだ20代。若々しい脳の持ち主なはずだ。

少し小太りだがその分愛嬌もあり、なんとかしてやりたいと思っていた矢先、今月に入り重要なことを多数放置してしまった。

20代といえば、立派な大人である。だから、自らの考えで改善案を出すように話していた。

 

彼の提示した改善案は、メモを取るということだった。毎日メモを取るという。やり残したことをメモに取るというのだ。

だから彼にこう言った。メモを取ると、どういう効果が期待できるのか?

彼は、メモを取ればとったところを記憶できるのだという。

 

確かに私は以前、同じ事で注意したとき、メモを取りなさい、そうすれば、どこにメモを残したか思い出せるから、と話していた。

別にエクセルでもなんでも、デジタルでも構わないという考えを否定はしないが、わたしは書くという行為は脳に残ると伝えていたのだ。

私は私なりの解釈でメモをとれと説明した。彼がどこまでメモを取り続けたかはわからないが、それはたぶん失敗していて、失敗したからこそ仕事を忘れてしまい、同じ事をしたところで同じ過ちを犯すに違いない。

 

そう、彼はそもそも、メモを取ることを忘れてしまうのだ。

 

仕事のやり方は人それぞれで、人同士の相性がある以上、確実な正解なんてないと思う。私は仕事のやり方を直接指導する事は稀で、成果を数値で見せるくらいだ。

だが彼にはこの手法はNGなのだろう。反省しなくてはならない。彼の尊い成長する時間に、無益な努力をさせてしまったのだから。

 

この考えを彼が悟るかどうかはどうでも良いとして、メモ帳の話をする。彼にはどれほど、私の考えが伝わるだろうか。

 

メモはね、忘れる為に書くんだよ。

 

えっという声。ほんの5分ほどの指導だが、彼にとって有意義ならうれしいな。

おまけに、週一回振り返って、終わっていない仕事を報告するように義務付けた。1ヶ月の関心期間。彼の成長が見える事を、心から願うのだった。

 

 

 

本日も monogress をお読みくださり、ありがとうございます。

この土日で少し、ブログのページ構成を変えています。読み物が多くなりそうなことと、クルマ関係以外の事も発信するためです。予めご了承ください。

「Journul」カテゴリーつくり、日記も始めていきます。コンテンツ制作に時間をたっぷりかけるためです。ご期待ください。

スポンサー・広告