大衆操作とトイレットペーパー

我が家の近くのドラッグストアにも、とうとう逆らえない流れがやってきた。

「ティッシュ&トイレットペーパー争奪戦」だ。

昨日はもしやと思って、ドライブにでかけた。朝10時前にドライブにでかけるなんて、無謀かなといつもは思うのだけど、機能は Google Map を見ると東名高速道路はスカスカに空いている。

確かにコロナウイルスの感染は怖いけれど、経済が停滞するのもとても怖い。308SWの動画や写真を撮影したかったこともあり、富士山方面へ出かけることになった。

その出発前に見たのが、ドラッグストアの大行列である。

たぶん、この店がオープンしてから、過去一番の混みようではないだろうか。

まさに、マス・コントロールである。

 

先週月曜日、久々に民放のワイドショーを見た。

コロナウイルスの豪華客船での船内感染が特集されている。顔は見たことがあるけれど名前の出ない芸人司会者と、各方面の専門家。テロップを見ながら、この方法でよかったのか、悪かったのかを討議している。

ポイントは、ウイルスチェックで陰性だった方が、その後ウイルスの症状が出たというところだった。

 

「下船前の5日間はウイルス感染チェックを行っていなかった。」

と言うから、そこは確かにミスだなとは感じた。

「ウイルスで陰性だった人は、一般交通機関で帰った。」

そうだね、ウイルス感染チェックが甘くては、その人が陰性かどうか担保されない。これもミスかな。

「2週間で返してよかったのか。妥当なのか。」

ん・・・引っかかった。ならば何週間、船内に居させる気なんだろう、この人。

前代未聞の感染病で、目安がWHOより2週間と言われている。基準はここじゃないかな。

どこかのホテルに隔離、とは言っても、そのホテルだってたまったものではない。まあ、船に乗り続けるよりは精神的には楽だけど。

「船内感染の対策、不十分だったんじゃないのか?」

 

言いたいことは判らなくはない。船内感染があったから、あとから陽性反応が出たんだよと言いたいのだろう。

しかしあったかどうかは、これから結果として出てくること。すでに結果を見てから判断するしかないフェーズに入っている。

そして一番イライラしたのは、この司会者は「今回の対策は悪いでしょ?」と怒り、専門家に話をぶつけ、出来うる最善に近いことが行われたと言われる度に、再度「対策が悪い」と怒り続ける。

 

怒るのは勝手でかまわないけれど、どうすれば防げたと思うのか、まったく述べないのだ。

この人の趣旨はたぶん、正しい方法を導き出したいのではなく、今回の船内感染が失敗しているという意見への誘導。そして政治批判、結果、大衆の不安を得ることが目的なのだろう。

 

沢山不安を煽った人が最後に仕掛けるのは、マス・コントロール。大衆の意思の操作だ。

船内感染、防げなかったね。なら、自分の身は自分で守らないと。ではどうしようか? → ○○を買っておこう。という流れができあがる。

 

そして、不安にかられた大衆と、不誠実な情報によって、ティッシュとトイレットペーパーが品薄になり、生産が追いつかない、もしくは買い物に出られないかもしれないから、買いだめをしておこうというマス・コントロールが達成されてしまった。

一体何日間トイレに篭るのか疑問だが、子供まで動員してお一人様ひとつのトイレットペーパーに群がっている。

その噂を聞きつけた本当に必要な人が、買えない、もしくは、やはり行列に並ぶことになる。連鎖が発生してしまっている。

 

そもそも、冷蔵庫をいっぱにしたって、都会では3、4日ほどしか生きられない。流通が止まることは想定できないのだ。

 

世の中には沢山の情報が溢れていて、調べれば情報が出てくると思い込んでいる人は多い。

星の数だとか、レビューだとか、知恵袋だとかで意見を読み、失敗しない買い物を達成しようと頑張っている。

自ら試してみて、成功や失敗をして、それらを自分の糧にして、自分の口で意見を述べる、という「楽しみ」を、どうか忘れないで欲しいな。

そうすれば、妙な報道にも情報にも操作されずに済むだろうしね。

 

 

本日も monogress をお読みいただき、ありがとうございます。

私も散々、ボルボ批判をしましたが(笑)かならず対案を示すようにしていました。

批判は、ただ批判するだけでは駄目なのですよ。必ず、どこが悪いのか、だからこのように修正するべき、という対案を用意しないと。こういう会議、ありますよね?(笑)

 

さて、昨日は一日リフレッシュドライブとお絵かきをしていた都合により、記事はこれから書く予定です。

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