子供のアニメと経済と

アマゾンプライムで子供が夢中になっているアニメを、一緒に見た。

「銀の匙」という農業高校での生活を描くそれは、工業高校へ行った私の生活と重なる部分もあり、モノを作る大切さがよくわかる。

 

その中のエピソードで、主人公が実習で育てた豚を一頭、自腹で購入する一幕があった。

情が入り名前をつけ、大事に育てた豚が加工センターへ向かう様。わかりやすい感動エピソードだが、感心したのは、子供のバイト代で買える価格におさえてあること。

4万円弱で手に入った50kgの肉は、ベーコンやら豚丼やらに変わっていくのだが、リアルなお金の話になるのは素晴らしい。

 

日本の子供は、経済にうとい、だから起業する人が少ないと、聞いたことがある。学業ではあまり必要とされないお金の計算、それを起業直前にやろうとするから、間違えるのだと。

銀の匙は終盤、農家が廃業に追い込まれる描写があるのだが、良い機会なので子供に廃業の意味を話してみた。

 

どうして払えなくなるのか。

もともと貯蓄、借金はどれほどあったのか。

人件費はどれほどかかっているのか。

 

なるほど、目を輝かす。

数学は得意ではないが、リアルな数字を並べれば、自分の小遣いとのギャップ、世の中の商品の価格の意味がよくわかるようだ。

 

例題も渡す。

貴女の中学校の全員が、玉ねぎを剥く仕事をしたとしよう。

原価30円の玉ねぎを、1時間にどらくらい剥ける?

1日では?休憩時間は加味しようか。

1日の生産額は?

ひと月の生産額はは?

次は、時給800円で中学生全員が働くとどう?

粗利をのせてみようか。

ROSを抜いて、残りはボーナスにしちゃおうか!

 

 

中学生の年収は、270万円であった。

労働がお金に変わる仕組み。チョコレートが100円で買える仕組み。世の中の事が少しでもわかれば、きっと子供は次のステップに向かえる。

 

話終わって、銀の匙をもう一度最初から見ると言い出した。新しい視点で、何か見つかると良いね。

でも、早く寝ようなあ。

 

 

 

本日も monogress をお読みいただき、ありがとうございます。

本日はコンテンツ発信はありません。次は508の試乗記かな?

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