LAMY〜ドイツの生み出す魔法の筆〜

何かを購入する時、そこにメイド・イン・ジャパンと書かれていないことに、ずいぶん慣れた気がする。

 

安くて単純で使い勝手の良い道具は、日本ではなく世界で作られる。今や有名メーカーも沢山の工場を海外に構える時代だ。それでも、品質が高くて信頼できる、長く愛せる製品は?といえば、やはりオリジナルが強くこだわりがある製品が良い。

 

「LAMY」。万年筆やボールペンで世界的に人気のメーカーだが、ボールペンは日本では1本2,500円。少し高いこのボールペンを、積極的に選ぶ理由は何処にあるのだろうか。

 

LAMY monogress Introduction

箸と筆はべつもの

誰もが幼い頃、鉛筆の持ち方を教わった。六角形の細い棒。筆箱の中には授業の本数分、削った鉛筆を入れて学校に行ったものだ。

 

その美学は結構だが、鉛筆を持っただけで綺麗な字を書けるようになる人は居ない。(よね?)

 

私は思うのだが、箸は正しい持ち方をすると食べ物を苦労なく持つことができる。どんどん食べ物が取りやすくなる。下手な人は無駄な力がかかり、いつまでたっても食べ物を崩してしまう。つまり、正しい持ち方をするだけで箸は食事を美味しくする。とても合理的だ。

 

鉛筆は正しい持ち方をしても、直ぐには綺麗な字が書けない。練習が必要だ。でも練習を繰り返しているうちに、正しい持ち方を忘れてしまう。子供にとって鉛筆を正しく持つことは、大変なこと。あの形状は合理的ではないと、思うのだ。

LAMY safari ボールペン

バウハウスの生きるデザイン

「LAMY」は、ドイツのプロダクトだ。メイド・イン・ジャーマンだ。いまもドイツ産しか無い。中国産もマレーシア産も、日本産も存在しない。一貫してドイツで作られている。

 

そのデザインには、字が美しく書けるように、正しい持ち方へ矯正する機能が入る。筆のつけ根の形状が独特で、指を置くところを指定されるが、誰の手にもフィットするし、なにより触って心地いい。

 

重さのバランスも、字が上手くなるように最適化されている。重すぎても軽すぎても、重心がズレていてもダメ。

 

それでいて、機能重視にかたよらない。大人に似合うシックなモノクロから、可愛く弾けるポップカラーまで。重さの決まりがあるはずなのに、驚くほどスタイリッシュ。スーツの胸ポケットにも似合うのだ。

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マジック・デザイン

手に持つだけで気づかないうちに、正しい握り方ができるLAMY。大人も子供も持つだけで、マジックのように綺麗な文字がかけるようになる。子供が触るから、修理パーツも用意する。

 

この真面目であり楽しげな調和を崩さない為に、今もドイツでしか作らないそうだ。

LAMY safari 万年筆

LAMY Safari 色々

そもそも、ドイツの子供達が万年筆を上手に使えるようにとの考えから始まったLAMY。日本は厳しく指導することが愛情だったが、ドイツは厳しく品質管理された筆を使わせることが愛情だった。

 

その愛情は、ポップなカラーの筆として世界中で愛される。

 

人に優しく、自分に厳しく。その想いを胸に、今日もLAMYを握り続けよう。

about LAMY

LAMYは1930年に、カール・ヨーゼフ・ラミーによって創業された筆記用具メーカーです。

 

楽しげなカラーリングや精巧な作り、デザイナーの望むプロダクトを作る事ができたのは、ラミー社の工作技術があったからこそ。ドイツのお土産にも見られるようですが、日本でも販売されています。

 

毎年イヤーモデルが出るため、LAMY好きは大変らしい。

 

でも、車よりは安い趣味なことは確かです(^^)

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