【まこまち家を売る その4】不動産仲介業者 交渉終了

不動産仲介業者との臨戦態勢、続行中。

 

大手のS社、N社の話を聞いてみると、ウェブ広告での販売促進をプッシュ。価格も希望価格帯から始めれば良いという。たしかに、今の世の中不動産売買にしたって、情報収集はウェブから始める。そのキッカケに自分の家が表示されれば、成約率もあがりそう。

 

そんな事を、最後にやってきた不動産仲介会社へ伝えてみて、感触を確かめよう、と家内と相談して席につく。

 

最後に現れたセールスは最強だった

現れたのは若い人。この不動産業者さんを、Mさんと呼ぶことにする。

 

若いのだけど、なんだか太々しい様子。話を聞けば、この辺りに住んだことがあるのだと。ああ、この身勝手なフレンドリー、川崎人独特だよね。

 

Sさんは大手サイトに載せるって言ってたよと切り出すと、安心してくださいと一言。

 

Mさん   不動産のネットワークはウェブだけではないんですよ。契約を、いただくと、不動産の総合サイトに載せるんですけど、それを全国の不動産業社が見るんですけど。あ、これ一般の人には見えないネットワークなんですけどね。

 

Mさん   それぞれの不動産仲介会社には自分のところのお客さんが居るんです。確かにネット経由のお客さんは多いものの、ネットに上がらない情報を求めて、地元の不動産屋さんで家を選ぶ人も多い。地元密着はまだまだ、強いんです。

 

Mさん   だから、お客さんの求めているような家が見つかれば、不動産仲介会社は自分のお客様に勧めるんですよ。それが何故かっていうとですね、仲介料もさることながら、リフォームの仲介もできるからです。

 

Mさん   つまり、インターネットの大規模サイト云々に惑わされてはいけません。どうぞ私に、お任せください。

 

おお、何という事だ。今までの不動産仲介会社の言う事をほとんど否定してしまった。しかし、なかなか凄みがあって良いではないか。

 

こちらの心のうちを探ると言うより、自信を持った発言がなかなか好印象。私達はタジタジだ(笑)

 

 

Mさん   あ、あそこの幼稚園、地元の有力者さんのとこですよね。お子さんもあそこの幼稚園ですか?なら、チラシを置かせてもらいましょうよ。お母さんネットワークって強いですよ。

 

トドメの一撃はこの一言。私の家の周りのことを本当によく知っていた。地元っ子は伊達じゃない。

 

Mさん   え?はい、娘さんと同じ中学、知ってますよ。私もあそこに行きそうになったんですけど、当時ヤンキー学校でしたから、私立中学に行きました。

 

なるほど、大事に育てられたのか・・・この自信は人に愛された証拠かも。面白いやつ、信じてみようじゃありませんか。

 

ここから、不動産会社との二人三脚。コロナ渦の真っ只中、果たして買いたい人は来るのだろうか?

 

その不安は、やはり的中するのでした。

 

 

おさえるポイント解説

地元の有力者を知っている安心感

今の時代はネット広告が大きいと言うS社、N社は、ウェブで検索すれば上位にくる大きな不動産サイトを持っています。対して、M社のサイトは貧弱です。無いわけではありませんが、先の2社に比べれば取り扱い件数が少ないのです。

 

その弱みを知っていて、対応策を用意しているフシはあったのですが、あまりにも完璧な応対だったこと、地元の有力者をおさえていたことに関心したことが決めてでした。

 

弱みは、例えば不動産情報ネットワークの存在や、大手2社以外でのウェブ展開などが挙げられます。(athomeやHOME’sなど)

 

地元の有力者は私達家族も面識があり、幼稚園に子供を預けていた時以来の繋がりです。小学生に上がってからも、家内は会食に出かけるなど時々お呼びがあったのです。

 

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インターネット広告=即問い合わせが来るわけではない?

また、これももっともだと思ったのですが、インターネットで広告を出したからといって、爆発的に問い合わせがあるわけでは無いよという主張です。

 

中古不動産を購入したい人がウェブで情報を拾おうとしたところで、不動産の売買はわからないことが多いので、どうしても不動産会社へ足を運びます。

 

不動産会社は当然、自社で用意している物件も持っていますから、それも販売したいのですよね。逆に、お客様の希望があれば、インターネットに掲載されていた不動産を見に行くこともあります。

 

要は、実際に不動産会社へ足を運んだ人の数だけすべての物件にチャンスがあり、インターネットでの広告が沢山出たからと言って、すぐに不動産会社へ行く人が増えるわけではないので、気にする必要はないよ、というのがMさんの主張でした。

 

長い販売活動 嫌にならない相手を選ぼう

ただ、私が実際にウェブ販売へ注力している会社をパートナーにしたわけではありませんから、どれが正しいかと言われれば答えられません。

 

大事なのは、その販売計画に納得できるかどうか、です。販売したい人と仲介会社とが同じベクトルに向いていなければ、精神的に辛くなってきます。なかなか内覧が始まらなければ、売り方がマズイかなって絶対に考えます。

 

その時、自分もそれが良いと思って選んだのか、良い条件にノセられて選んだのかというのは大きなポイントになるでしょう。私の販売活動は、半年続きました。その間に雑談のし易い相手を選んだことも、売れない期間を乗り切れたポイントのひとつと思います。

 

ハーブの鉢植え

 

あとがき

実際には3社のうちのどれにするか、家内とじっくり話してから回答しました。日曜日に商談を実施し、週中に回答。翌土日で契約です。

 

そこから、自宅内での清掃や修繕を繰り返し、内覧希望者が来るのを待ちます。常に整理整頓を心がける生活。この物件は売り物なんだという覚悟。次第にお家焼き肉が少なくなりました(笑)

 

ちょっと大変だったのは、断ったS社とN社。どこが不採用のポイントだったかとしつこく聞いてきました。私は「地元密着を選んだ」としておきました。場合によっては、この2社が購入側の仲介業者となる場合もありますので、お断りの連絡は丁寧に行いましょう。