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「まこまちの車選び」は、2020年1月にあったクルマの買い替えという出来事を、オムニバス形式で読みやすく仕立てたシリーズ記事です。
ボルボからプジョーへの乗り換えには、様々な理由が存在します。13年もつきあったボルボから離れるのは辛い側面もありましたが、おかげで新しい世界を知ることが出来ました。
買い替えの理由と、商談の流れ。なかなか人からは聞きづらいこれらの事を、楽しみながら読んでいただければ幸いです。
序章 クルマ選びの始まり
自分は、八方美人だなって思う事がある。仕事をしていれば上司の話にも部下の話にも、肯定してうなずく。悪いことだよなって思っても、一旦はやり過ごしてしまうこともある。自分の意見を貫くことに、なんだか勇気が必要なのだ。
家に帰っても同じかもしれない。欲しい物があったとしても、口に出すのは難しい。子供の頃から同じようなことを繰り返し、「本気で欲しいと思わなければ、それは欲しいには含まない」身体になっていた。けれども、それは結構精神をすり減らす結果なわけで。
ただ、自分の精神がすり減る分には良いとも思う。他の人が嫌がるのは、もっと心がすり減るんだ。
ひょんなことから、自動車選びをすることになった。その結果、どうやら嫁さまを苦しめることになりそうだ。
きっかけはボルボブログ
きっかけは、ボルボのブログの廃止である。年末にインポーターから警告の通知を受け取って、年末年始を精神をすり減らしながら過ごすことに。嫁さまにも相当苦労をかけたことだろう。
年明け、弁護士との相談が終わり、道筋が見えてきた。ブログを読んでいる皆さんから、激励もいただいていた。
次にするべきは、ボルボを手放すことかなという考えは私も嫁さまも同じだと思う。ならば、そろそろ自動車選びをしようかと誘ったのが昨日だった。
13年という長い付き合いから、とうとう他の輸入車を選ぶことに。ボルボとの生活はとても楽しいものでしたが、決別を選ぶときがやってきました。
DIYと密接なクルマ
私たち夫婦はDIYが好きで、テレビ台やテーブル、棚を自分たちでつくっている。
ボルボV50に乗っていた時、ベニヤ板を買ってきては工作を楽しんでいた。180cm x 90cmのベニヤ板は、ボルボV50なら簡単に運べた。けれども、V40では運べなかった。
V40を選んだ時、ボルボの中から選ぶべきと思っていた。なにせ、ボルボのシートが身体に馴染んで離れられず、それでもと試しにゴルフ・ヴァリアントに乗ってみたけれど、やっぱりボルボの乗り味からは離れられずのボルボ好きと化していた。
大丈夫、DIYがしたくなれば、ベニヤ板なんてお店で木材をカットしてから帰れば良い。そう2人で話して、V40に乗り換えた。
子供の伸び率は半端ない
ところが、V40に乗り換えてから今まで3年。この少ない月日は、家庭環境を激変させるには十分だ。小さかった子供たちは両親のサイズに迫り、嫁さまはヒョイーと追い越された。家の中の様々なものを、サイズ アップする必要が生じる。V40のリアシートも狭いと感じ始めていた。
あぁ、タンス、テーブルも作り替えないと。けれどもベニヤ板は載せられない。
ストレスが溜まってくる。クルマには不満はないか、生活スタイルと合わない事がじわじわとボディブローのように効いてきていた。
ベニヤ板がキーポイント
そこで丁度、今回の一件である。ボルボに乗っている事が自分のステータスだと思い込んでいたし、ボルボについて発信していた事がV40を引き止める綱であったところを、ばっさり切られてしまった。
about VOLVO を読んでくださった方々、ボルボを購入したよと声をかけていただいた方々に申し訳がない。でも、自分を曲げてボルボの発信をしても、それも嘘になってしまう。
腹をくくった。動き出した感情には逆らうことはできない。「ベニヤ板が積める事」を条件に、大好きだったボルボと対比させながら、ゆっくりと車選びを始めることに。
北欧スウェーデンの車から、ドイツにくべきか、日本に行くべきか。悩んだ末に考えたのが、「フランス車」。
印象としては「おしゃれ」だけれども「壊れやすい」、それでも「コダワリのある」車たち。ルノーにプジョーにシトロエン、どの車もボルボからは50万円〜100万円低い価格設定。その分安っぽいと感じることもあるだろうが、覚悟の上だ。前は急げ、早速試乗予約にスマホに触れる。
プルルル・・・はい、プジョーの○○です。
なんと！？結構レアな私の苗字と同じお名前のセールスさんが出てきたではないか。
これぞ運命？などと思いながら、ディーラーへ向かうのであった。
ーーつづくーー
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about VOLVO から拝見しております。
某ドイツ車に約8年間乗っていましたが、
そろそろ年なので、安全性重視で比較的コンパクトな車種を物色していて、
1年前に V40CC D4 Aktiv Edition に乗り換えました。
初めてのディーゼルで燃費とトルクには満足していますが、
試乗の時に気付かなかったロードノイズにはがっかりしました。
ハッチバック形状と19インチが影響しているのかも知れません。（レグノに履き替えました）
ただ、オートクルーズ時のアクセルとブレーキの制御（効き具合）については感動ものです。
私も次はボルボではないな、と思っております。
アクティブローンで購入したのであと4年は乗るかも知れません。
安全支援システムも各社進化しています。
車種選びの際は、安全性能についてボルボと比較コメントして頂けると参考になります。
（この1年で、Aシリーズ、１・３シリーズ、ゴルフ等、立て続きにモデルチェンジがあり早まったかな？）
これからも、ブログ拝見させて頂きます。
悩みどころが同じで、自分のことのように読ませていただいています。
私もVOLVOに乗っていることそのものがステイタスだとも思っていたので、今回の一件でいろ色々冷めちゃいましたね。
ヨ○タインターナショナルへのお付き合いがなければ、おそらく私も次はフランス車が選択肢の上位に入るかと思います。
カングーなんて最高です。荷室も広大でMT派の私に合いますし。
ベースが商用車だから当然ですが。
クルマは選んでいるトキが一番楽しいワタシです。
タケ様
コメントをありがとうございます。今後もよろしくお願いします！
ボルボのブレーキは流石です。自分だったら無理だったろうなという急ブレーキに助けてもらった事もありました。
クルマを選ぶ意味を、感じた一コマでしたね。
でもおっしゃる通り、ロードノイズは厳しいです。履き替えたら改善されましたか？タイヤを履き替えるタイミングで、別銘柄にしようと考えていました。
今後もクルマにまつわるアレコレをお話しできればと思っています。
monogressをよろしくお願いします。
jane様
コメントをありがとうございます。今後もよろしくお願いします！
カングー！フェーズ合いそうですね。次の次くらいに書く予定です。お楽しみに！
どのメーカーも主張があって面白い。色々なクルマを乗る上で、フランチャイズ店はメーカーとは違う繋がりもあります。蔑ろにするのは、やはり問いたくなりますね。
いつか移住がかなったら、一度はヨコタさんに行ってみたいと考えています。その前に土地のオススメディーラーかな、って考えていますが。
夢を追うこと、クルマを選ぶこと。楽しくて仕方ありません！
今後もmonogressをよろしくお願いします！
実はボルボの前はプジョーを乗り継いでいました。
現行の308も相当悩んだのですが、他も乗ってみたくなって色々と検討、たどり着いたのがV40でした。今でもフランス車には興味ありです。
フランス車はどことなく楽しさがあって、ユーザー、インポーター、クルマとの色々なつき合い方を支える企業やショップ、皆でフランス車のある社会を形作っていると感じますね。
カングージャンボリーやフレンチブルーミーティング、こんな大規模なフランス車イベント、フランス人からすると驚きの光景だそうです。
そんな一方で、異とするものを排して独自の世界を築こうとするブランドは逆の方向性かもしれませんね。
ところで、タイヤサイズ。
17インチと18インチを試乗しましたが、17インチの方がしっくり来る感じがしました。
18,19インチだと最小回転半径が大きくなるのもあるし、CrossCountryというキャラなら低扁平タイヤじゃなくても良いかな、そんな感じで標準の17インチのままです。
Far様
コメントをありがとうございます。
フランス車のある社会！面白そうですね。北欧より暖かい地域ですから、心もオープンなのでしょうか？
フレンチブルーミーティング、車山だと聞いたので、将来なにか機会があれば。。。と思っています。
メーカー主催の自動車祭り。フランスの醍醐味ですね。
扁平タイヤは、実はV40の17インチでさえも、わたしはペラペラだと感じます。いつも空気が抜けているように見える。
その視覚的ストレスがたまりません。三年たちましたが、今でもパンクしているように見えます（＾＾；）
ですので、次はインチを落としたいなと考えているところです。どうしようかな？くるま。
今後もmonogressをよろしくお願いします。