【徹底解説】シビックは運転しにくい?女子ウケが悪いは本当?

最近、自分のブログの検索キーワードを見ていたら、こんなワードが出てきました。

 

「シビック 運転しにくい」

 

えっ、そんなことないでしょ!?と思いながら、家族に話したら…

 

娘ちゃん 運転しにくいっていうか、乗り降りし辛いよね。女子は辛いんじゃないかな。

嫁さま  シビックだけじゃないけれど、スポーツカーとかSUVって女性のことあんまり考えていないと思うよ。

 

おっと…思った以上にシビックの印象は厳しいようです。でも、本当にそうなのか?今回は、「シビックは運転しにくいのか?」、「女子ウケが悪いのか?」を深掘りしてみます!

 

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シビックは運転しにくい?

ホンダ・シビック EX(マイナーチェンジモデル)のインストルメントパネル

 

実際のところ、シビックは確かに運転しにくいと思うことは私にもあります。その辛いところをテクニックや経験で補いながら、家族の快適な移動を担い、時にはスポーツ走行を楽しむことに喜びを感じるのですが、すべての人が私と同じとは限らない。

 

特に、運転初心者やコンパクトカーに乗っている人は、運転しにくいのかもしれない。そう感じるポイントをまとめてみました。

 

最小回転半径が大きい → 小回りが効かない

我が愛車は長野へ移住
タイヤサイズが大きい影響もあり、最小回転半径の大きいシビック。しかし、そこはテクニックで切り抜けろ!

 

シビックの最小回転半径は 5.7m。これは確かに、同クラスのセダンやハッチバックと比べると大きめです。たとえば…

  • カローラセダン → 5.3m
  • マツダ3セダン → 5.3m
  • プリウス → 5.5m
  • シビック → 5.7m

各車種で最大の数値を並べましたが、やはりシビックの5.7mは大きく、最大のウィークポイント。コンパクトカーや軽自動車(5m以下)に乗り慣れている人からすると、「曲がりにくい…」と感じるのも無理はありません。

 

特に、狭い駐車場での切り返しや、Uターンがしづらいのは確かです。ただし、これは車両サイズに慣れれば解決する問題でもあります。

 

ステアリングが重い → 力を使う運転感覚

CIVIC e:HEV 運転席に座る娘ちゃん
ステアリングが重めな、シビック。しかし、昔の重ステに比べれば、ずいぶん楽…甘えるな!

 

シビックのステアリングは、スポーティな設定になっています。特に低速域では「重い」と感じる人が多いはず。

 

最近の軽自動車やコンパクトカーは、パワーステアリングが軽く設定されていて、指一本でクルクル回せるような感覚の車もあります。それに慣れていると、「シビックのハンドルはズッシリ重い…」と感じるかも。

 

ただし、この重さのおかげで、高速道路やワインディングではしっかりとした安定感を感じられるのも事実。実際のところ、私は高速道路では、さらに重たく設定する派。ステアリングが軽くてゆるゆるだと、それこそ楽に走れない。スポーツ志向関係なく、ステアリングが重い車は、重いなりのメリットでもあるのです。

 

それに、曲がりやすさ、曲がりにくさは、重量配分の影響も大きい。シビックはとても旋回がしやすい、走りやすい車だと感じていますよ!

 

斜め後方が見づらい → 車線変更や駐車で不安

HONDA CIVIC リア小窓
シビックの、Cピラー付近の小窓。こんなに小さくても、あるとないとでは差が生まれる。活用できるくらいに腕を磨け!

 

シビックはCピラー(リアサイドの柱)が太く、斜め後方の視界が悪いと言われます。確かに、小さな小窓が付いているだけ。

 

ただし、シビックにはブラインドスポットモニターが付いているので、しっかり使えば解決できます。そもそも、リアシートの窓が大きめなので、視界が悪いとは私は感じません。マツダ3のハッチバックなんて、さらに視界悪そうです。

 

それに、これは車のデザインと相反するポイント。格好良ければ見にくい。シビックもマツダ3も、格好良いじゃありませんか。なら、それでいいでしょう!?(笑)

 

ボンネットが長い → 交差点で前に出ないと見えない

娘ちゃん(パーカー)とCIVIC e:HEV
直列4気筒の横置きとは思えない、シビックのボンネット。実際、その中は空間的な余裕あり。だが、スタイル優先に決まっているだろう!

 

シビックはスポーティなデザインのため、ボンネットが長めです。そのため、信号のない交差点で左右の視界を確保するには、少し前に出る必要があることも。

 

「交差点で前に出すぎると、歩行者や自転車と接触しそうで怖い」という意見もありますが、これもボンネットの長い車に慣れていないと戸惑うポイントかもしれません。

 

けれども、万が一の事故にあったときの、クラッシャブルゾーンが多いとも捉えられますよね。スタイルよし、事故にも強い。一長一短どころか、ニ長一短。信号のない交差点は避けて走るというのも、手かもしれませんよ。

 

ルームミラーで後方が見づらい

HONDA CIVIC リアシート全景
洞穴のような、ハッチゲートの窓。外から見ると大きいのに、なあ(笑)しかし、気合があれば問題ないのだ!

 

リアウインドウが寝ているデザインのため、ルームミラーからの後方視界が狭く感じます。リアウイングをつけていると、それこそ見えないらしい…だから、リアウイングの大きなTypeRをオーダーした、なんて話も聞きました。リッチですな!

 

「バックするとき、後ろが見づらい!」という意見もありますが、バックモニターを活用すれば問題なし。また、リアワイパーがないので雨の日は少し見えづらいですが、これはデザインとのトレードオフですね。

 

そもそも私は、ルームミラーなんてリアの車との距離、接近がわかればそれでよくって、重要視していないです。どうしてもな人は、デジタルルームミラーを検討しても良いかもしれませんね。

 

シビックは女子ウケが悪い?

HONDA CIVIC and Girl サイドビュー

 

さて、次は「女子ウケが悪い」問題。男も40代に入ると、車を持っていることで自分を良く見せるようなことは考えなくなるものですが、そんな枯れた意見は横に置いといて、真剣に気にしている方のために掘り下げていきましょう。

 

とくにこのセクションの話は、嫁さまや娘ちゃんが語ってくれたことですので、信ぴょう性は高いはずです(笑)

 

座席が低いので乗り降りが大変 → ヒールだと特に辛い

車高が低いとヒールは辛い
つま先から地面に下ろさないと、ヒールが折れてしまうのだとか。女性はさまざまなところで、美と向き合っているのです。ならば貴方も、上手にエスコートだ!

 

シビックは座面が低いので、乗るときに「よいしょ」と腰を落とす動作が必要です。ヒールを履いていると、「ちょっと座りづらい…」と感じるかもしれません。

 

逆に、軽ワンボックスやミニバンは座面が高く、スッと乗れるので、普段そういう車に乗っている人ほど違和感を覚えやすいです。

 

また、降りる時も大変だそう。嫁さま曰く、ヒールのついた靴というのは、つま先から地面に下さなければならないらしいのです。最近の車はサイドシルが厚めなところも災いしているらしく、うまく地面に足先を下すために、変な体制で身体を痛くすることもあるとのこと。すまんねえ…

 

バケットシートは足を崩せない → 長時間乗ると疲れる

CIVIC e:HEV の運転席を開けた図
シビックのシートは、そこまでホールド感はないのだけれど、サイドのサポートが高すぎるそう。万人を納得させるのは、難しいのだ…

 

FL1はそこまで極端ではありませんが、FL5(タイプR)のようなバケットシートは、しっかりホールドする分、足を崩すスペースが少ないらしいのです。

 

これも靴に関係する話らしいのですが、バケットシートによって足の方向まで固定されたり、座面が著しく低いと、足首が伸びてしまい、たいそう疲れるそうです。

 

また、乗り降りも大変らしくって、ランバーサポートを超えて地面に足を下ろすのがとても大変だと、嫁さまがおっしゃっておりました…FL4以下は大丈夫そうですが!

 

乗り降りでスカートの裾が汚れる

スポーツカーはロングスカートでは汚れてしまう
もしも雨でびしょびしょな場合、彼女の服を濡らした犯人は、貴方になってしまうかも。そんな時はゆっくりと車に乗り込めるように、傘を持って良いところを見せつけろ!

 

ドアの下側やサイドシルが広いので、乗り降りするときにスカートの裾がドアに触れやすいです。雨の日などは、泥汚れが付きやすいのがネックですね。

 

ですので、もしも家に車が2台あって、片方はシビック、もう片方が軽自動車なら、嫁さまや娘ちゃんのお迎えは軽自動車の方が嬉しいそう。男性目線で格好つけての自動車チョイスは、まったく格好ついていないらしいです。トホホ…

 

ちなみに私も、ドアに靴をよくぶつけます。洗車の時にしっかりと磨きますが、いくつか消えない傷もできてしまいました。ダブルでトホホ…

 

ハッチゲートの開け閉めで服が汚れる

車の汚れたリアバンパー
わざと汚れている状態で、シビックのリアバンパーの写真を撮影。ハッチゲートの高さよりも、バンパーの高さの方が気になるそうだ。洗車、しようぜ。

 

シビックはハッチバックなので、荷物を出し入れする際にバンパー部分が服に触れてしまうことがあります。これ、汚れていると最悪…。白い服やスカートならなおさらですね。

 

嫁さま  Peugeot308SWのような、ワゴンなら汚れないよ。ハッチバックとか、ついでにセダンも、バンパーが突き出していて服が汚れるから嫌なんだよ。

 

なるほどね…私と嫁さまは、背丈にして15cmの差なのですが、ずいぶん色々と世界が違うんですね。そうしたら、次はまたワゴンにでもしようかな?

 

しかし!運転しにくくないし女子ウケも悪くない!

青い車の汚れは目立つ
番外編 青い車は汚れが目立つ…!どんな車だろうと、しっかり洗車をしてから彼女を迎えにいこう。ただし!彼女を乗せるドア付近は入念に水分を拭きとっておけ!

 

確かに、シビックには慣れが必要なポイントがあります。でも、それはどんな車でも同じこと。

 

運転しにくい? → 慣れれば問題なし!
女子ウケが悪い? → 事前に注意しておけばOK!

 

注意?はい、注意です。例えばデートの時などは、背の低い車で行くからねとか、気を遣って話しておけば良いらしいです。大きなSUVで行くからね、とか、背が低い車だからね、とか。そうすれば、時にはパンツファッションで格好良く決めてくれたり、ミニスカートで可愛くしてくれたりすることでしょう。

 

まこまち  だよね?

娘ちゃん  何が?

まこまち  いやいや…なんでもない。

嫁さま   ちなみにシビックは、乗り心地は良いからね。デートカーがシビックなら、事前に知らせてくれれば問題ないと思うよ。

まこまち  女神!

嫁さま   何がw

 

ミニスカートの嫁さまを、青いレビンに乗せていた頃が懐かしい。あぁ、涙が…

 

車なんて、本当に完璧なものはありません。どの車だって、少し工夫すれば快適に楽しめるのです。その中でもシビックは、格好良し燃費良し、室内も広いし荷物も詰める。そして運転も楽しめる!

 

とても鼻の高くなる、優秀な車なんですよ(^^)