ボルボEX30に触れてしまった…
aboutVOLVO を閉鎖して4年。もうボルボには触れるまいと誓ったあの日、涙を飲んでV40を手放したあの日…とセンチに行きたいところだが、それどころではなくなったぞ。
信州輸入車ショー2024。そこにいたのは、新型コンパクトEV、EX30だ。しかも既に、嫁さまがセールスさんと会話しているではないか!
信州輸入車ショーでボルボEX30に触れてみた!
嫁さまはボルボにお目覚め?EX30の航続距離に大歓喜
妖艶と幼さが混在するイエロー
期待を裏切り上を行くインテリアの素材感
ボルボのデザインは、私の所有したV50から、V40は過渡期にあたり、XC40で決着した。そう思っていた。しかしEX30はどうだろう、また新しい境地に入っているではないか。
嫁さま 昔、ボルボに乗ってた話をしてたんだよ。
と楽しそうに話しかけてくる無邪気な嫁さま。おいおい、あれだけ嫌な思いしただろうに…ところが、嫁さまはどこゆく風。
嫁さま いやあね、この黄色のボルボ、EVだって言うんだよ。しかも500km走れるって。神奈川の実家と往復できそうじゃない?小さくて可愛いのも良いよね〜
あらら…なんだか前向きじゃないか…そもそも、EV買って神奈川県まで往復なんて想像もしてなかった。はなくから諦めてたし。
嫁さま しかも価格ビックリ。560万円だって。ずいぶん安くなったよね。
ダメダメダメ!頑張って輸入車降りたのに、また欲しくなっちゃうでしょ!?特に自分は、嫁さまが良いと言ったものは良いような気がしちゃうんだからさ!!!
ボルボEX30はやっぱり神シートだった
しかしまあ、そこまで言うのならちょっと触れてみようじゃないか、と、昔付き合っていた彼女に触れるように(注 まこまちさんは彼女は一人しか作れませんでした)ドアハンドルに触れ、中を覗き込む。
おお、と言ったのは、半分くらいは歓喜、半分は寂しさ。インテリアのメリハリ、こんなに進化していたのかーーーけれども躊躇せず、そのまま身体をコックピットに滑り込ませた。
最初に身体が捉えたのは、やはりシートな出来の良さ。いや、出来が良いという言葉自体は失礼か。徹底的に磨き上げられた、背中を優しく締め付けるフィット感。日本人という小柄な人でも、まず問題なく身体を預けることができるはず。相変わらず世界一だ。
ざらざらした感触のファブリックは、超好み。V50のファブリックシートに似た触れ心地は、確かにボルボの血統書。
ボルボEX30のコックピットを吟味する
神シートから強制的に、ダッシュボードに全集中。異形ステアリングは、インテリアのデザインとの調和が大前提か?運転してみるまで評価は保留。スピードメーターが目の前にないのは、違和感だ。センターディスプレイに速度が表示されるそうだが、目線移動の量が気になる。これも保留。
ダッシュボードのデザイン。ボルボの得意が遺憾無く発揮。過去から続くテイストを受け継ぎつつも、再生素材で作られた布地の手触り、見た目の良さが心地よい。この透明な空気感は、やっぱりボルボ好きだなあとため息。わかる人には、わかるよね?
リアシートは疑問符 小さいから仕方がないか?
ついでに、リアシートもお試し。フロントシートの位置調整をし忘れてしまったのだが、それを踏まえても、少し狭い。30というナンバーが示す通り、プライベート・スモールだ。
残念なのは、少し低くい着座の高さ。昔のボルボならシアターレイアウトを忘れなかっただろうにと、少し寂しくなってしまった。
それでも、この車があったら、さぞかし楽しいだろうな…なんて感じで、気分良くリアドアーを閉める。サイドパネルの厚さを見れば、やはりボルボ。リアに座る人も、きっと大怪我はしないはずだ。
ボルボEX30の可愛さに負けた
いつの間にやら、セールスさんが2名体制。大丈夫、買わない、買わない…
まこまち また、面白いリアコンビですね
ボルボさん 小さくボルボのロゴが入ってるんですよね!
まこまち ほんとだ!ボルボもオシャレさんになったんですね(^ ^)
ボルボさん ……(^ ^)汗
相変わらず張り出した肩に、ボルボの主張の懐かしさ。XC40譲りのオモチャ感あるプラスラインも、エレガンスと言える質がある。グリルレスから完全脱却なフロントマスクは、意外なほどに愛嬌たっぷり。山道だと、ここにも虫がつくんだろうな。
ようやく現れた、V40の後継車。ディーゼルを切り、立体駐車場を切り、ポールスターは日本に入れずの、徹底的なCセグ切り。相変わらずの消費者泣かせなボルボに現れた、新しい星。EVであるという、これまた泣かせるスペックも、戸建てで充電設備アリな我が家には、ちょっと欲しくなる魅力ある車。
触れた瞬間に欲しくなる。車好きとは、何とも悲しい生き物だ。だが、この気持ちが育む出会いもまた、あるんだよなあ。
名刺をもらい、少し悲しい想いがよぎり、それでも、今を働く人には関係のない事だと噛み締めて正直に言う。やっぱり、ボルボは良いよねえ。
信州輸入車ショー 総評
可愛いボルボを後にして、他には何かないかなあと練り歩きたくも、嫁さまも息子くんもお疲れの様子。私は、車の写真を撮り続ける限り疲れないというアビリティを持つ男。だが、ほどほどにしましょうね。
まこまち アストンマーチンがある!
嫁さま 口が大きすぎるよ〜汗
まこまち ドイツセダン勢も観に行きたいよー
息子くん 大きいほうが好き
まこまち …
アウディe-tron GTだ!…あれ?
なんだろ、この子もイカっぽい。メルセデスといいアウディといい、流行りを追いかけるのが好きだねえ〜
地域のディーラー主催とはいえ、輸入車がこれだけ並ぶのは中々だ。私も移住だ、田舎住まいだと日本車を選んだけれど、意外と車は好きに選んでいるみたい。軽トラは買わねばならぬ、ならば自分の一台は、輸入車にしたいなあ、なんて気分にさせてくれる、楽しいイベントでありました。
さあ、資金計画立て直そうかな!?(笑)
◯
後日談。嫁さまいわく、ボルボのEVには興味はあるけど、欲しいわけじゃないんだぞ⭐︎ との事。わかってますって!( ´ ▽ ` )
私は私で、ワングレードしかないのかぁとため息。さあ、次の車選び、どうなることやら?