なんだかビックリするようなコメントを頂いたので、返信がてら記事にしました(^ ^)
自分でもどうだったか解らなくなっていたから。周りの方に言っていたほうが、気づく事ってありますよね。
で、どのようなコメントかと言えば、「やっぱりボルボが好きなんだ!」です。おぉぉ、私はやはり、ボルボが好きなのか!?
今回はクルマに関する記事ではなく、完全に自分のブログに対するモチベーションアップの記事です。独りよがりです。ご注意ください(^^)
やはりボルボが好き?
答えは「はい」だが条件付き
率直に答えてみます。やはりボルボ、好きですよ。どんなクルマに乗ってみても、ボルボのシートやインテリアは思い出しますから。
ただ、それは良い思い出が絡んでいるから、という部分もあるんですよね。
子育てという大事な時期を、共に過ごした愛車ですから。大切な命を守る事を第一とした思想に共感して、実際にそのようになったのですから。安全安心に包まれて、キャンプにも行きましたし、伊勢神宮の弾丸ツアーも楽しかったし。
で、思い出すのは、フロントが重たくって足回りが少し雑な、VOLVO V50と VOLVO V40なんです。最近の、洗練されたボルボとは少し違う。
さらに言えば、ボルボの中で相変わらず憧れなのは、VOLVO XC70 なんです。私がボルボに求めていたのは、少しプレミアムな雑用エステート。
ですので、今の私にとってのベターは、やっぱり Peugeot 308SW なのだと思うのです。今のボルボには、私の欲求に応えてくれるクルマはないんです。
想い出のクルマ
皆さんにもあると思いますよ。想い出のクルマって。自分が所有したことのない車だって、想い出を語るには充分です。
ランクル乗せてもらった時、視点の高さが感動的で、税金大変でしょと聞いたら1ナンバー登録で、ろくに税金払っていなくて幻滅したとか、彼女が欲しくてパジェロ買って、振られたとか。あ、私じゃないですからね、コレ(笑)
そういう自分の気分が変わったこと、楽しかったこと、嫌だったこと。全てが車の想い出だから。だからボルボは、かけがえのない私の人生のひとつなんです。
そして、私はブログを書きます。自分の好きな車のことを調べたら、知らない誰かがブログを沢山書いていて、共感したり、違うと感じたり。そんな誰かの人生の喜びや傷跡になれたら嬉しいなって。
どうしてボルボブログを書いていたのか
ならば何故、「about-VOLVO」などと言うブログを書いていたのかと言われるかもしれないよね。
簡単に言えば、自分の持っている素晴らしいモノで、共感したかった。その手法が、ブログだったということです。
ボルボという、こんなにも素晴らしいクルマがあるにも関わらず、なぜみんな振り向かないのか。不思議でした。ボルボについて発信しているメディアも無かった。今だって、特に無いでしょ。
特に初代XC60。こいつはバーゲンかと言いたいくらい、良いデザインとパッケージング。ディーゼルも積んでいた。世代的にはV40とV50の中間的なデザイン言語で作られていて、ヨーロッパ的なかたちはとってもカッコよく、ボルボの中ではいつか乗りたいクルマの一つになっていました。XC70とイーブンの魅力でした。
良いクルマをつくり、安全第一を掲げる真面目な自動車メーカー。そして、派手じゃない。わかる人だけわかって欲しい。そんな人とは、きっと良い友達になれる。そう思ってブログを書いてきたのでした。
プレミアム化への抵抗勢力になりたかった
もうひとつ、ボルボが高級化していく事への懸念表明の場としても利用しました。
モデルチェンジだけでなく、マイナーチェンジ毎に価格を上げていくボルボの経営に警笛を鳴らしたい。過剰な豪華装備を抑制して、プレミアムにはならないでいて欲しい。
プレミアムでの、ドイツカーへの対抗では勝つ事は難しいと考えていました。ボルボユーザーは、そういう路線を求めていない人が多いのではないか?同じ価格を支払うなら、メルセデスやBMWを選ぶでしょう?
ところが、メルセデスやBMWのほうからカジュアルカーへと降りてきていて、高級感もうまく削がれていて乗りたくなるクルマになっていました。メルセデス・ベンツAクラスやBMW 1シリーズは、上手な商売を仕掛けてきていて、おかげでシェアも伸ばしていたしね。
そこへ、大型でピカピカで、燃費が悪いガソリンだけを残すなんて。反対している人もいる事を、わかって欲しかったんですよね。
私がプジョーを選んでよかったと思うのは、プジョーはボルボと同じくディーゼル撤退を表明しているけれど、パワーチョイスというユーザーの選択肢を残した事。ディーゼルをやめるなら、かわりになるパワーソースを用意する。これだって、真面目な取り組みのひとつなんですよ。
金持ちしか乗らないクルマになりたいのか?という事です。私の好きだったボルボは、こんなボルボではなかったはず。
以前、「ファミリーカーがファミリーを捨てる時」という記事を書いたことがあります。本国ボルボが掲げていたメッセージを、日本法人が駄目にしてたと感じていた。とても残念な事ばかりが、ブログの終盤は続いていました。
だから、私はボルボに乗ることをやめたんです。通告もきたし、家内も精神的に参っていたし。ちょうど良い引き際でした。
選んだモノを深く知ること
降りてわかった事、沢山あります。
世界には沢山の自動車メーカーがあって、みんな切磋琢磨して、いいクルマを作ろうとしています。ボルボだってそうですし、プジョーもそう。ワーゲンもスバルもそうなんだ。メルセデスもBMWも、技術をおごりに使ったりしないんです。
ボルボから離れてみれば、目の前には様々な選択肢が広がっていた。だから、寂しいとはあまり感じません。
唯一、about-VOLVOの反省から手に入れたもの。自分の選んだモノを、クルマを、生活を大事にしようという想い。その手本たるは、選んだモノを深く知る事。これをキーにした発信をしようというものが、このブログです。
私の乗っていたボルボは好きだし、新しく乗ったプジョーも、とても気に入っています。もし買い換えたとしても、モノグレスはまた同じように、車の良いところを発信し続けるでしょう。
そして、これを読んで気に入らないと思う人がいる事を、私はわかっています。ボルボユーザーでない私が、そして将来はプジョーユーザーでもなくなる可能性のある私が、ボルボやプジョーの事を語るんじゃないよ、という人は必ず居る。
でも、それでも良いと思って、この記事を書いています。
どうしてか?
それは、私がそう願い、そう決めたから。
このブログは私自身の発信の場であり、将来カフェに来てくれる友人を作りたいと願いを語る場でもあるし。
それに、私の経験したコトや、私の書いた記事はきっと、誰かの役に立つのです。
書かなければ、何も起こらない。何も無かったことになる。だから書くのです。
今回、about-VOLVO時代の記事をひとつ、投稿しておきました。今回の記事を読んでも、ピンとしない人も多いでしょうし。過去のボルボ愛と言っていた記事をどうぞ、お読みください。
そこには一消費者としての文句が書いてありますが、けっして侮辱するものではありません。こんな記事を書いていたやつが、monogressを書いているって感じてくれれば、嬉しいです。
私の次のクルマ
この記事のエピローグに、私の次の車について書きましょう。
ボルボであるならば、期待するのはXC20やらC40やら言われているあたり。コンパクトなボルボはアリ。V20が出るならば、それも良いですね。
プジョーはどうだろう。次期 Peugeot 308 は期待しています。なにせ、今とても私にベストな車だし。Peugeot 508 は少し大きい。とか言いながら、アルファロメオのジュリアは良いななんて思っていたり。
本命になりそうなのは、フォルクスワーゲンのiD3。EVですよ。田舎に引っ越して電気スタンドを自分の家につくったら、EVデビューしたいなって思ってる。
欲しいクルマは沢山あります。ボルボに戻ることと、プジョーで更新することと、他の輸入車を選ぶことは、既に同じ意味になってきている。好きなクルマを選べば良いのです。
そして、車種もメーカーも超えたお付き合いを、していきたいなと希望しています。