カー・ジャーナル

【自動車メーカーへ本音をぶつけるぜ】ボルボに回帰!?私を襲う北欧沼

ボルボの魅力は、安全だけでは語れない。横置き直列5気筒や6気筒、ディーゼルPHEV、美しいけれど使いにくいコンソール。良いと思ったことを形にする「強引さ」に、私は何度も惹かれてきました。V50、V40を経て、再び選んだのは中古のXC60 3.2 AWD。文句を言いながらも戻ってしまう北欧沼の魅力と、古いボルボに求めた癒しを語ります。1年ぶりのブログ再開は、愛ある本音と、まだ尽きないクルマへの欲から。

 

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クルマ選びは、限界がある。一番は財力。いくらの車を買えるか、いつまで収入が維持できるか。二番目は興味力。人は年齢が行くほど、さまざまな文化にふれ、興味が移っていく。車はいつまでも自分の足になるが、趣味として何を選ぶか、という活力は、段々に薄れていく。

限界は人それぞれだと思うけれど、渾身のクルマ選びは新車でも中古車でも変わらない。長く乗り続ける意地もそう。車好きであれば、人生のパートナーである車との付き合い方の、それぞれの楽しさに触れ合い、語り合って生きていきたいものだ。

などという持論を、あたかも事実のように話していくのが、ブログである。自由な意見、人それぞれの考え方に触れ、自分にあったブログをみつける楽しさ。動画サービスは娯楽の幅を広げてくれるが、読者が立ち止まる機会がない。私はやっぱり、ブログでの発信が好きだなあと思うのである。

ということで、1年間のお休みを頂きました。皆さんお久しぶりですね!

ビーナスラインに佇む我が愛車
私の愛車は、相変わらずVOLVO XC60のままです!

リニューアルといいながら、これからの人生に関わる重要な分岐点を迎えてしまい、なかなか再開できずにおりました。残念ながら波乱はまだまだ続くのだけど、ブログを更新しないストレスが勝りだしたので、ゆっくりですが再開しようと思います。あぁ、シンドいですね(笑)

復帰一作目は、monogressの初心に戻って、メーカーの考え方と製品の魅力の探求話し。ブログ活動中にお世話になった各メーカーをひとつずつ話題にして、楽しく書いていきますね。

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気がつけば一番長く付き合ったのはボルボでした

私が自動車に乗り出してから、およそ30年。結局一番乗った車は、ボルボになりました。

2008年 V50 Aktiv(8年間)

2016年 V40 D4 momentum(3年半)

2025年 XC60(2014モデル) 3.2 AWD

キャンプ場にたたずむ我が愛車 VOLVO V50
原村の朝を迎える我が愛車 VOLVO V40

自分はスウェーデン人じゃないかと思うくらい、ボルボが好きだし、イケアも好き。歌手であればThe Real Groupも。本当はサーブも乗りたかった……脱線しかかりましたが、今回はボルボ話し。このメーカーの魅力、いったい何処から来るのだろう?

私はこの疑問に対して、あるひとつの答えを持っています。それは、ボルボの大きな魅力を作るための底力と言えるのですが、XC60への回帰は、これをまた味わいたくなってしまったからに他なりません。

ボルボの哲学は「安全」ではなく「強引」?

ボルボの哲学は、表向きは安全です。シートベルトの開発から、予防安全、衝突軽減と、現代の車には欠かせない機能のパイオニアというのが印象的で、私も最初、その考え方に共感してボルボを選びました。

しかし、付き合ってみるとわかるのですが、ボルボの哲学は「安全」ではない。私が一言で表すなら、「強引」かな?やりたい事を見境なくやる、その延長線上にあった『安全』が、世の中に受け入れられた。

歴史を見ると、色々あるんですよ、魅力的な強引さ炸裂事件が。6気筒から1気筒抜き取って「6気筒と4気筒のいいとこどり」と主張して5気筒をメインエンジンに据えたり、メルセデスやBMWに追いつかんとして、FFなのにプレミアムレングス(前輪と全席ドアの間にあるボディ空間)つくったり。

VOLVO プレミアムレングスの例
VOLVO V90のプレミアムレングス。タイヤの中心からフロントドアまでの距離を長くとると、高級感がマシマシになるのですよね。

少し前の時代では、7人乗りを設定したくて無理やり後ろ向き席をつくったこともあるそうです。私は、この補助席が使われていた時代をリアルタイムに体験していません。それでも、純正品としてこんな仕組みを用意していたあたり、いかにも強引なボルボらしい。後ろ向きに座らされた子どもは、気持ち悪くて退屈だったんじゃない?(笑)

……と、そこまで考えて、チャイルドシートだって後ろ向きだったことを思い出しました。やれやれ。ボルボは、安全のための強引さには妥協できない体質なのですね。

ディーゼルプラグインハイブリッドも試してみてた。たしか、前輪がエンジンで後輪が電気モーター。一時期の欧州プラグインハイブリッド車の構成ですが、前輪にはディーゼル荷重、全体的にはプラグインハイブリッド用バッテリーの荷重・・・なんとなく、それって失敗するんじゃないの?というものも、ひとまず強引に商品化するチャレンジ精神!そして漂う、この車いくら?売れるかな⋯?というトホホ感。わかりやすくて面白い(笑)

VOLVO V60 R-Design
実験的バリエーションを与えられるのは、VOLVO V60が多い。ディーゼルプラグインハイブリッドも、そうだった記憶があります。

良いと思ったことを、採算や常識より先に実行してしまう。その妥協できない体質が、安全の分野では大成功した。私も惚れた、大きくてがっしりしたシート、優しく支えるシートベルト、Cセグでも妥協しないサイドカーテンエアバッグ。その後、ボルボご自慢のシティセーフティと呼ばれる安全装備は年々性能を進化させ、イヤーチェンジで積極採用。無駄かどうかなんて考えない、いいと思うからつけてしまう。こんなノリが意外とツボに入ったんですよね。

そんな優しい顔を持ちながら、350Nmとか400Nmとか、大トルク エンジンを平気でコンパクトに入れてしまう…これは走り屋用ではなく、走りやすさを考えての事だろうとは思うけれど、ポールスターパフォーマンスパッケージなんていう快速キットでメーカー公式爆速仕様も作ったりで、この実に際どいアベコベ感があるのも、楽しいメーカーだなって感じる要素でございました。

文句を言いながら、またボルボを選んでしまう

VOLVO XC60(2014)のセンターコンソール

あの、使わないボタンがどまんなかに鎮座する、使いにくいセンターコンソールも、思想が炸裂してユーザーが置いてきぼりなのが良い。フローティングコンソールとだけ見れば、そりゃ端正な作りでメロメロになりますが、使い勝手の悪さはピカイチでした!最新は縦型液晶でしょうが、これもきっと企画が先にあって、使い勝手は詰めていない⋯小さくなったハザードスイッチを見るに、そんな疑いを持ってしまいます(笑)

そんなこんなでケチをつけても、どれも実に愉快で、受け入れてしまうのもボルボの魅力。控えめに言ってもデザインは最高だし、走りはモッタリだけど、ゆっくり走りたい人には、速度を出す雰囲気が一切ないボルボはイチオシ。

そんな、主張たっぷりの車作りへの共感、そして、独特なエンジン音の直列5気筒をもう一度所有したいという欲が、(結果的に直列6気筒になりましたが)私をボルボに回帰させたのです。仕事が忙しい最近の私は、車に癒しを求めたくて、ノスタルジーなXC60を選んだのかもしれませんね。

一生ものの直6と、まだ尽きないクルマへの欲

VOLVO V60CrossCountryのフロントマスクとボンネット

現代ボルボは確実に良い車になりましたね。私が最後に乗った最新ボルボはV60でしたが、扱いやすい300Nm程度のトルクを、がっしりしたFF機構で優雅にドライブする。しっとりとしたフィーリングも良しで、満足感の高いインテリアデザインも相まって、一生ものにしても良いと感じる車になっていました。

そこをあえて、10年落ちの直6ボルボに乗る私ですが、一世代前でも十分満足だなと感じていて、やはりこれも一生ものだと思っています。横置き直6なんて、もう一生手に入らない。サスペンションは強めの初動が少し苦手で(これは、V50に乗った時からの私のボルボの共通の印象)車体が少し騒がしいのですが、10年落ちでもきしみ音が少ないのは、やっぱり安全骨格ひとすじのボルボならではだな、と、ある意味で喜んでいたりします。

VOLVO XC60 直列6気筒エンジン
VOLVO XC60の直列6気筒エンジン。製造当時は、ダウンサイジングブームが始まったあたり。ボルボはDrive-Eという直列3・4気筒エンジンへの統一を、この後進めていくことになる。

あえて注文を出すとしたら、4気筒Drive-Eエンジンもいいけれど、中途半端な5気筒をもう一度作ってくれないかな⋯2.5Lという大きめな排気量を、効率のよいターボでトルクフルにして、気筒休止で2気筒だけ動かしたり、コースティングを取り入れて、ハイブリッドも組み込んだら、さらに所有欲を満たせるんじゃないかなー⋯(あれ、こんな車売れなくない?笑)

そんな想像をしてしまうと、やっぱり自分は車が好きで、これを語るブログが好きで、やっぱり興味が尽きないのかも。特に、スペックがかかえる今までの歴史は、どうやら大好物なようです。

「ええよええよ、最新の良いところは私が教えちゃる」とおっしゃる最新ボルボ乗りの方。長野近郊で乗せてくれる人がいたら嬉しいです!

子どもの学費がかからなくなって、お金に余裕がでてきたら、直6XC60を持ちつつES90があれば人生最高かも。

あ、違った。もう一台買うなら、ボルボではなく別メーカーのEVが欲しいんだった。それは、このカテゴリーで少しずつお話ししていきましょう。

VOLVOと私の、ちょっと偏った年表

ボルボの出来事 私とボルボ
1959年 3点式シートベルトを導入。ボルボを語るうえで欠かせない、安全への歩み。
公式資料:安全技術の歴史
1972年 後ろ向きチャイルドシートを導入。子どもの安全にも、独自の考え方を形にする。
公式資料:安全技術の歴史
1991年 850が登場。横置き直列5気筒と前輪駆動を採用。
公式資料:850誕生20周年
1998年 S80が登場。直列6気筒まで横置きに。カーテンエアバッグや、むち打ち傷害軽減機構も採用。
公式資料:初代S80
2006年 新型S80向けに、コンパクトな3.2L横置き直列6気筒を発表。
公式資料:新型S80の直列6気筒エンジン
2008年 初代XC60に、低速域での衝突回避・被害軽減を支援するCity Safetyを標準装備。
公式資料:安全技術の歴史
V50 Aktivを購入。8年間の付き合いに。
2012年 V60ディーゼルプラグインハイブリッドを導入。前輪をディーゼルエンジン、後輪を電気モーターで駆動。
公式資料:V60 Plug-in Hybrid
2016年 V40 D4 Momentumを購入。400Nmのボルボと、3年半をともにする。
2025年 2014年モデルのXC60 3.2 AWDを購入。直列5気筒を求めていたはずが、6気筒でボルボへ回帰。

コメントで応援してください!

  1. 小沢 和男 より:

    お帰りなさい。

  2. まこまち より:

    小沢 和男様

    ただいま戻りました!(^ ^)

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