この前、新しいプジョーバッチ公開動画に308が映り込んでいただとか騒いでいたら、次はほとんど丸見えのティザーキャンペーンスパイショットがお目見えしました。
3月8日は308の日。何かあるかなって思っていたら、ほら見ろと言わんばかりにSNSに新ボディの嵐が。春風スカートが捲れて赤面してしまうかのような気分(失礼)になった、3月9日なのでした(・∀・)
――― 🚙 ―――
ここのところ、ボルボにプジョーに新車の気配ラッシュで、楽しい日々を過ごしています。
Peugeot 308 は、私の愛車でもありますから、新型車は気になります。考えてみれば、私は最終モデルばかりに乗っていることを思い出します。トヨタ・レビン、セリカ、VOLVO V50にV40。3分の2が絶版行き。呪われた自動車選びをしていたのかもしれませんね。
だから、自分の乗っているクルマがフルモデルチェンジするのは、実は初めて。ドキドキ、ワイワイを楽しんじゃうぜ!(笑)
チラ見せPeugeot NEW 308
どうやら3月18日には Peugeot NEW 308 が見れそうな、あと10日まで迫ったところでの報道でした。海外スクープメディアによって、ほぼ全身だろうと思われる姿が激写。ご覧になった方も多いことでしょう。
私はとりあえず、海外自動車サイト「AUTOCAR」で概要をチェック。なるほど、こんなデザインになるんですね・・・!
出典:AUTOCAR.uk
デザインについては、正直今は何も言えませんね。
クルマの造形は複雑で、面でしかみれない写真では全容が見えません。カッコいいと思っていたクルマが、実際にはダサかったり、ダサいと思っていたクルマが、結構よかったり。Peugeot 2008 なんて、私は失敗作だって思っていましたから(笑)
新型Peugeot 308 が期待できるのは、この点です。スパイショットを見る限り、シャープでかっこよさそうだけど、野暮ったいと思うところもあるんですよね。とくにフロントオーバーハングは、ちょっと張り出しが強くなったように見えなくもありません。
ボンネットが膨らんだのか、はたまたスポーツモデルだからバンパーが大きく見えるのか・・・きっとプジョーのことですから、実車みればカッコいいはず。ルーフからCピラーにかけての処理、クーペみたいに下がっていないか?
まったく、写真をチラ見せして、期待させちゃって!計画的な話題提供としか思えないぜ!
おかわり!NEW 308
まだまだ、お見せしましょうぞ。ワクワクタイムは長くて濃いのが良いのです(^^)
私は情報収集に少〜しだけ自信があるのですが、上を行く猛者は沢山いらっしゃいます。今回の新型車チラ見せスクープを知らせてくださったのは、ツイッターでつながっている「ペンコフさん」です。私の中では、「プジョー通」なお方。
308の日に流出 pic.twitter.com/a3HEZNden7
— ペンコフ (@penkovsKAY) March 8, 2021
そして、ツイッターだけではなくインスタも駆使して、新型プジョー情報を沢山流してくれた、「とろろさん」。彼(だよね?)のブルーの308の写真は、一際輝いています。「プジョー・フォトグラファー」とは私が勝手につけたあだ名(本人へも非公開)です。このツイートは、少し前の予想CG。
カッコよくなってる!
new308 pic.twitter.com/14vTUTh9Rk— とろろ(ラベイツ)💬 (@308sw2018) December 11, 2020
このおふたり、プジョーファンなら是非ともツイッターでフォローしたいところです!
おまけに、以前私が手書きしたイラストも乗っけておきます。これでお蔵入り決定かな(笑)
似なかった!(笑)
新型 Peugeot 308、少しシビックに似ているなって感覚をもつほどにパキパキしいます。なかなか、フロントフェイスはうまく造形が作られたのではないでしょうか。強面感はありますが、もともと 308 は前衛的・挑戦的なスタイリングが多いし、アリなのかも。
造形良すぎて古くならない
ところで、少し私はホッとしています。それは、T9のアイデンティティが守られた感じがするからです。
T9は多少古めかしく思える部分もあるのですが、女性のように柔らかな面構成を魅せてくれるのが嬉しくて・・・実は ボルボ V50 もそうだったんですけど、欧州人の中に流れる血を感じるデザインってあるんですよね。
それはつまり、「鼻が高くて」「顎がしっかりしていて」「目が切れ長」の「女性」と言えば良いのでしょうか。日本車はついつい歌舞伎顔になりますが、欧州車ってこんな感じ。少し前のBMWにも流れていた血だと思います。
私はこの、なんだか優しいデザインが好物なんですよね(^ ^)
新型 Peugeot 308 は、どちらかと言えあばロボットっぽい動物・・・アニマルアンドロイドってことかな? T9はそこまで動物チックじゃないところが良いのですよね。
プジョーは、デザインをフルモデルチェンジでガラッと変えるのが好きなのかも。T7からの3世代はデザインに独自性がありすぎ。次の世代にディティールをあまり渡さないのかも。
オーナーとしては、おかげ様で自分のクルマの古さを感じにくい。そこが輸入車の良いところだとも思いますけどね。
思えば、Peugeot 3008 のマイナーチェンジは、308 と 3008 が同じファミリーであるという事を伝えるために行ったんですね。ほとんど同じ顔になったと言っても過言じゃありません。
より動物的に、かつ、電動化を感じるシャープな目つきに。当然、Peugeot 308 には今後、稼ぎ頭 兼 イメージリーダーとしての役割があります。308 を見に来てもらい、3008 を買うというお客さんも、中にはいると思います。
そんな方々が不満にならないように、Peugeot 3008 はフェイスリフトの大改造をしたのでしょう。
3008は、写真で見るよりも実物はとてもカッコいい。人の記憶は、立体で目の前に現れた時に刻まれます。新型 Peugeot 308 も、きっと期待以上の造形であらわれるはず。本当に楽しみで仕方ありません!
ただ、やっぱり懸念はあります。柔らかプジョーデザインの最後の砦、Peugeot 308 T9 をモチーフにするクルマは、どうやら今後は作られないことでしょう。
それを今回は、Peugeot 508 に似たデザインで攻めてきた。しかも、508よりも激しいデザイン。これほどまでに自信を持ってデザインしてきたという事は、しばらくプジョーのフェイスデザインが変わらない事を意味すると思います。また今後のプジョーの顔が、308 から他のモデルへと移りそうだという事を占っている気がしなくもないですね。
次のデザインの一手は、まさか Peugeot 108?または、Peugeot 1008で新しいデザインを試すのか?やはり 508 まで待ちになるのか?
プジョーへの興味は、どうやらしばらく続きそうです。