ブログを書いていると、たくさんの人と関係が増えていきます。同じブロガーであったり、ディーラーのセールスさんであったり、SNSのフォロワーさんであったりです。
そして、一方通行の文章を読んでくれる読者様も然りです。ブログのモチベーションは、収益よりも読者数。頂いたコメントは、とても嬉しいものなのです。
だから、私の嬉しさを表現するのと同時に、皆さんの喜びも共有したいって思うんですよね。
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私がボルボブログを書いていた頃からコメントを頂き、プジョーにうつってからも小まめにお声をかけてくれる方がいらっしゃいまして、今回メールで朗報をお知らせ下さいました。
ボルボ S60をご購入されたとか!おめでとうございます!
今回はその方への感謝を込めて、S60の特別企画記事になります。本当なら、ディーラーへ出向いて同じモデルの試乗をしたいところですが、なにぶんボルボディーラーとは軋轢が生まれた間柄。行きたくっても行けなくて。
そこで、私の秘蔵のS60写真をカッコよく加工して大放出しよう!という企画にいたしました。ボルボS60を狙ってる方も、そうでない方も必見ですよ。
「クーペのような優雅なデザイン」という言葉は S60 にこそ相応しい
ボルボ S60 といえば、クーペのように優雅なデザイン、ボルボいちカッコいいリアデザインを代々受け継いできたセダンです。現行車は2019年で日本デビュー。アメリカで生産される数少ないボルボです。
基本構成はV60と同じ。マルチリンクサスペンションによる快適な乗り心地に、スポーティなエンジンを搭載して乗る人のストレスを軽減します。世界一快適なシートに身を委ねれば、このクルマが安易に高級化したわけではないことが解るはずです。
これでもか!と言わんばかりに大きく目立つ、リアシート用ヘッドレスト。小さく張り出したトランクも含め、セダンのデザインのセオリーは抑えてあります。
太めのCピラーのおかげか、重心が後ろに寄っているように言えるデザインも、かっこよさに拍車をかけます。ボルボは最新プラットフォームにおいて、フロント・タイヤを前に押し出したのは有名な話だけど、S60のデザインをしたいがためのことなのではないか・・・ボルボファンに流れている噂には、そんなのもあったはず。
ボルボの伝統のレッドは S60もフュージョンレッドへ受け継がれた
そういえば、ボルボは伝統の赤色「パッションレッド」を設定するのを取りやめ、「フュージョンレッドメタリック」。パッションレッドは鮮やか系カラーでしたが、こちらは少し落ち着きのある渋い赤。
VOLVO S60 のイメージカラーになっているようで、カタログのトップを飾るのもこの、フュージョンレッドメタリックです。なかなかカッコいい。
ユーザー視点に立ち始めた?2021年モデルのオプション設定に変化
ボルボ・カー・ジャパンの販売方法、すこし改善が見られるようになりましたね。
例えば、上の本皮シートは Momentum などのファブリックシート搭載車にターゲットしたオプションですが、今までは「レザーパッケージ」という高額オプションでしか選べないものでした。
ところが、2021年モデルからはこれを「本皮シートオプション」と「パワーシートパッケージ」へ分割。ファブリックシートでもパワーシートがつけられるし、本皮シートだけをつけることができる。両方つけると少し高額ですが、その分も新装備「サンカーテン」が装着されるから、まあ良いかと思えます。
V60 は Momentum が B4へ変更など、残念な変更もありますが、ユーザーの選択の幅を広げる方法は受け入れられることでしょう!
やっぱり、ボルボってカッコいい。走るレンガと言われていた時代が懐かしいですが、レンガはレンガでかっこよかった。
セダンボディは、お客様をオモテナシするには一番いいですね。剛性もたかまるから、乗り心地もワゴンよりも向上します。スポーツ走行にも有利になるセダンは、もう少し人気があっても良いと思うんですけどね〜
電動化まっしぐらで選択の幅が絞られていくボルボですが、もうしばらくはマイルドハイブリッドでの内燃機関は残るでしょう。2030 年には全モデルをEV化しようと企むボルボを見れば、もしかしたら次のフルモデルチェンジでは内燃機関は選べなくなるかもしれない。
その時、現行モデルのリセールはどうなるのでしょう。残り少ないガソリンエンジンを奪い合いになるのか、または見向きもされないものになるのか。
どちらにしても、リセールに不安が残るクルマ選び時代に入ったようです。だからこそ、自分の好きなクルマを選びたい。リセールなんて気にせず、自分に合ったクルマ選びをしていきたいですね。