ボルボの間違いやすいサイド・ウィンドウ・トリムの警告

自動車のファッションの種類は様々。

 

タイヤサイズはもちろんのこと、デュアルテールパイプであるとか、サンルーフであるとか、ひとつひとつが今後数年間付き合っていくための、大切なファッションパーツです。

 

そんな中で、ボルボではオプションとして注文したくてもできない重要なオプションがあります。それが「サイド・ウインドウ・トリム」。

 

何かと言えば、窓枠です。高級車ならゴムじゃなくて、しっかりと「光るパーツ」にしたいじゃないですか!それがグレードで決まってしまって、変更できないのがボルボの痛いところ。いや、この状態はすべてのメーカーに波及しつつありますね。

 

結構重要なこのパーツ。間違いの無いように(できるだけ)写真付きで紹介します。

 

この記事は、about-VOLVO時代の記事に現在の情報を重ね合わせて、再編集・再掲したものです。

 

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再掲載だからおまけ話

ボルボV60CrossCountry トリム

 

これから出てくるのは3種類のウインドウ・トリム。クルマを選ぶ時には、以外と気にせず買ってしまい、後で後悔することの1つです。だから、この選択を間違いないように、先に警告としてお話をひとつ、しておきます。

 

仲の良い夫婦がおりました。ある時、今回の車選びはボルボにしようと意気込んでディーラーに行きました。選んだのは、ブサカワカーの第一人者XC40 Momentum。奥様は少し可愛いのが良いと思い、「ホワイトルーフ」を選びたいと言いますが、旦那さんは一色のほうがカッコいいと言う。

 

旦那さんが言うには、精進なオニキスブラック・メタリックが最高にカッコいい。カタログで見ると、ウインドウ・トリムが輝いて見える。この窓枠のさりげない輝きが良いのだというのである。

 

奥様と旦那さんは激しく口論するが、もともと仲の良いこともあり(夫婦だしね)旦那の意見が優先される。

 

ところが、納車の日。

 

確かに輝いだウインドウ・トリムはゴム製。素材の違いから写真では輝いて見えていて、すっかりクローム・トリムだと思っていたのだ。落胆する旦那に、奥様は呆れ顔。その後、この夫婦は仲が悪くなりました・・・

 

ーーー ボルボのMomentumグレードは、地味だからこそ輝くグレード。派手さだとか精進さだとかを求めるよりは、贅沢をしない、けれども充実した装備が欲しい、そんな人達にウケけるグレードです。この旦那さんのようにならないように、しっかりウインドウ・トリムを選びましょう。

 

という、おまけ話でした(・∀・) それでは、本編を御覧ください!

 

ボルボのブラックカラー・サイドウィンドウ・トリム

volvo v40 黒いウインドウトリム

 

典型的な、ゴムタイプです。

 

洗車の洗剤を拭き取り忘れたり、そもそも洗車をしないで放置しておくと、劣化してしまい白い汚れが浮き出てしまいます。ゴム製ですので劣化は仕方ないのですが、高級車でゴム製だというのは、少し悲しいですよね。

 

せめてウインドウ下端だけでも、オプションでキレイなモールをつけられたらいいのにね。

 

ちなみに、私の所有していた「VOLVO V40 D4 Momentum」は、水拭きではあるものの汚れをしっかり取っておいたおかげか、あまり劣化はしませんでした・・・保管状況も地下だったし、環境がよかったおかげかな?

 

搭載車種

搭載モデル 搭載グレード
V40 Kinetic / Momentum
V40 CrossCountry Kinetic / Momentum
XC40 B4 / Momentum

基本的には安価なグレードにしか搭載されていません。

 

しかしV40もXC40も、Momentum グレードは結構売れ線のはず。ここはオプションで選べるようにしてほしいですね。

 

ボルボのサイドウィンドウ・クロームトリム

ボルボV40 サイドウインドウ・クロームトリム

 

安心のピカピカトリム( ´ ▽ ` ) 国産車もこれが多いですよね。

 

お手入れもしやすく、何より遠くから見たときの印象がいい。プレミアムを名乗るなら、こいつが付いていなくてはね。

 

クロームという文字がつくか、つかないかで大きな差。

 

しかし、エレガントさの欲しく無い人もいることでしょう。そもそもボルボは実用ワゴンのリーディングカンパニー。汚して使い倒すのならゴム製でもいいという意見もあったりします。

 

デザイン的にも黒がいい。。という方は、後で出る「グロッシィブラック」トリムが必要ですね(^^)

 

搭載車種

搭載モデル 搭載グレード
V40 Inscription(R-Designは専用品)
XC40 Inscription(下端だけ)
S60/V60 R-Design以外のグレード
XC60 R-Design以外のグレード
V90 R-Design以外のグレード
XC90 R-Design以外のグレード

ボルボのほとんどの車種・グレードには、この「クロームトリム」が付いています。

 

V40やXC40を考えている人は、MomentumとInscriptionでこれが付くか付かないか、の選択になります。V60より上では、R-DesignやCrossCountryで専用品が装備される傾向にあります。

 

ボルボのグロッシィーブラック・ウインドウ・トリム

ボルボV60CrossCountry グロッシィブラックトリム

 

ぴかぴか。なのに黒い。これがグロッシィーブラックです。

 

洗車すると傷が入りそうな、デリケートな感じではありますが、ビシッと引き締まる黒いトリムの質感はなかなかのもの。

 

黒いおかげでスポーティ装備になることが多く、R-Design や CrossCountry の専用品となっています。結構かっこいいです。高級感が漂いつつもスポーティ。ただ、ラグジュアリーが好きできらびやかな外装にしたい方にはオススメできません。

 

搭載車種

搭載モデル 搭載グレード
V40 CrossCountry Summum
XC40 R-Design(下端だけ)
S60/V60 R-Design
V60 CrossCountry 全グレード
XC60 R-Design
V90 R-Design
V90 CrossCountry 全グレード
XC90 R-Design

上記の通り、CrossCountryかR-Designに装着されています。

 

SUV系にはグロッシィーブラックと決めているのかもしれませんね。遠くから見るとゴム製と変わらないのですが、近くに寄った時にピリッと輝くトリムがかっこいいですね。

 

他の装備でも同様

ウインドウトリムだけでなく、フロントグリルの縁などにも扱われる場合もあります。

 

その場合命名方法は同じですので、今回添付の写真を参考にしてくださいね。

 

 

フロントマスクのグリル周りを「専用クローム・トリム」などと差別化する例も出てきます。

 

クロームが入ると俄然やる気が出る!ボルボの上位モデルには、少なくともクロームトリムが表記されています。

 

ーーー 🚗 ーーー

 

もしもボルボを、完全にデザインだけで決めようとなるのであれば、サイドウインドウトリムは結構重要な項目になるはず。

 

中古車なら自分の目で見て買えるけれど、新車で買う時はカタログでしか確認できない場合もあります。購入したあとに、まちがえた!と後悔のしないようにしっかりと調べてからボルボを購入しましょう。

 

ちなみに、私は V40 Momentum のウインドウトリムを、やはりカタログで見て輝いて見えて、納車のときに(少し)ガッカリした人の一人です(笑) Momentum は飾っていない場合が多い。他の実車でも良いので、セールスさんに同じ素材のクルマを紹介していただいて、確認してから購入しましょう。

 

これは、警告ですからね!!(笑)

 


※注意

モデル・グレードの情報は、2021年2月現在のもの。

実際の装着状況・名称は、ボルボディーラーでしっかり確認をお願いします。