シビックは最高のファミリーカーだ!と走行17,000kmでようやく気付いた(笑)

我が家のシビックさん(FL4)が、走行距離17000kmを突破。土日にしか乗ってあげられないのに、グングン距離が伸びていく。しかも走りに飽きが来ない!まったく素晴らしい車です。

 

基本的に私は自分の愛車を褒めまくります。ダメなところは素直にダメだと言いますが、自信持って選んだ車はやっぱり褒めた方が楽しいのです。だから今回も褒めるのですが、最近になって気づいたことがあるのです。今回はそれをブログ記事として披露しますよ。

 

ぶっちゃけ、シビックってCセグ4ドアセダンの中で、一番ファミリー向けな車じゃない?え?日本のシビックはハッチバックだって?いいじゃん、カテゴリー的には一緒だって!

 

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シビック乗りが増える!増える!

ホンダ・シビック e:HEV 夏の終わりの景色

 

というのも、私の知り合いのブロガーさんが、シビックに乗り換えたんです。オフ会の時にしみじみと良い良いを連発されていたのですが、まさか乗り換えられるとは!しかもMT!羨ましいー

 

そんな彼が言ったのが、「最高のファミリーカーはシビックでした!」なるほど!

 

シビックというと、トヨタカローラ、日産サニーと競い合った歴史の長い車です。日本ではセダンの販売が低迷し、一時期は姿を消すという辛い時代がありましたが、世界はシビックの実力をしっかりと受け止めていたわけです。その、積み重ねられた実力の前には、国内ライバルもタジタジってわけですよ。

 

という事で、車好きなら一度は考え、場合によっては乗り換えてしまう魅力を持ち、ちょっとクラシックだけれども洗練されたスポーティなルックスを身に纏いながら、しっかりファミリー4ドアセダンしちゃっている「爽快」シビックを、17000km走行とシビック乗り増加記念に再確認。ホンダ・シビックは、やっぱり最高の技術者が作り上げた名車ですよ!

 

【安全性能】世界一安全なファミリーカーの字名はシビックが貰い受ける?

VOLVO V40 大町にて

 

以前私はボルボに乗っていたのですが、その一番の理由は「安全である事」でした。ボルボと言えば、「世界一安全なファミリーカー」という字名が掲げられていたのですが、いつの頃からかファミリーカーの言葉は消え、プレミアムカーを目指す様になりました。

 

私はボルボV40を、子供を守る実力世界一のショートワゴンとして誇らしく乗っていましたし、プジョー308SWもCセグワゴンとしては世界一と言っても申し分ない衝突安全性能を持ち合わせていたわけです。ですから、車選びの基準点は、まずは安全である事。これがなければ、家族と一緒に移動する車として選ぶことはできません。

 

CIVIC レーンキープとアダプティブクルーズコントロール

 

シビックは、HONDA SENSINGを搭載し走行中の誤った操作を修正してくれます。認識率の高いレーンキープシステムはもとより、路肩への落下を予測して早めに修正舵を入れる機能付き。しかし、安全性能はセンサーデバイスだけでは解決しません。

 

ステアリングの操作に対して正確に反応したり、急アクセルを受け入れてスムーズに障害を避ける実力は、スポーティな性格があってからこそ。人が1秒間に考えられる量は100万ビットとも1000万ビットとも言われていますが、それを反応として返す力は、せいぜい100ビットほど。その限られた時間の中で、頭で描く車の動きに、より近い反応ができる実力は、Cセグの車が全て持つとは言い難い。

 

ホンダ・シビックは、ベースグレードからTypeRまで、全てしっかりと反応する力を持っている。これは本当に誇らしく、頼りになる車なんですよね。

 

【居住性能】後部座席の足元広々!シビックはスタイルと居住性能の両立が素晴らしいぞ

ホンダ・シビックのリアシート

 

次のポイントは、家族4人がゆったりと座れる空間を持つ事。シビックは、Cセグメントセダンの中でも広い足元空間が用意されています。流石にステップワゴンやアルファードのようにとまではいきませんし、リアシートにゲストを乗せるような車とは比較になりませんが、セダンとしてならライバル達に負けません。

 

それが一番にわかるのは、ホイールベースの長さでしょうか。カローラが2640mm、マツダ3が2725mmのなか、シビックは2735mm。その長さはそのまま、リアシートの足回りの快適性に繋がります。

 

そのくせ、低く大きめのボンネット、流れるようなルーフラインを持つスポーツルックを持ち合わせているのだから、ライバル達はたまったものではありませんし、シビックオーナーはホクホクものと言うわけです!

 

ホンダ・シビックと橋と緑

 

実際のところ、FF車というのはスタイリングでFR車に負けていると感じる人も少なからずいると思います。特にセダンだとどうしてもメルセデスやBMW、トヨタクラウンの影響で、前輪が前寄りにセットされ、リアに荷重のかかるバランスが良く見えるもの。これは確かに、リアで車を動かす=一番重いところにタイヤを置いているように見せる事で安定感を感じるんですよね。

 

でも、ハッチバックは逆です。リアが軽く後輪から車体後端の近いハッチバックは、より前衛的な攻めの姿勢=まずは前脚で攻める動物のようなスタイリングになるのです。これを、4ドアでしっかりと構築したのが、FLシビックなんですよね。

 

【乗り心地】走りと乗り心地のバランスは欧州車が相手でも負けない!

ホンダ・シビックのシート(グレー内装)

 

走りの良さと乗り心地の良さは、まとめ上げるのが大変な部分でもあります。ことファミリーカーというポイントでありがちなのは、柔らかな乗り心地を求めてしまう事でしょう。足回りのセッティングは、私の愛車履歴の中ではプジョー308SWに軍配が上がると感じます。あの車は、オールマイティに乗り心地の良い車でしたから。しかも結構スポーティで走りも楽しめるヤツでした。

 

ところが、シビックはシビックで秀でるところもあります。例えば高速道路の快適性は、プジョー308SWよりもシビックが上。道路の継ぎ目での突き上げ感、総合的な揺れの量では、かなりの部分でシビックに軍配があがります。ワインディングでも、そのスポーティな乗り味のおかげで身体が振られることが少なく、良好。これは同乗している家族からの意見ですから、確実です!

 

CIVIC e:HEV 運転席に座る娘ちゃん

 

しかもライントレース性能が高いから、ステアリングの増しぎりも皆無。プジョーのニュートラルステアな調整も絶賛ものでしたが、シビックはその上を行きます。さすが、欧州での販売を見越してつくられた実力者。伊達じゃありません。

 

反対に、速度が遅く荒れた路面はプジョーに軍配。そして、シビックは結構苦手とするところでもあります。流石のフランス車、比較をしてしまうと、ここは譲らないと言ったところでしょうか。

 

【燃費】燃費の良さと車の楽しさの両立はシビックでしか得られない

私はエンジンサウンドでシビックを選びました

 

爽快な走り味で人気を博しているシビックですが、特にe:HEVは燃費が良い!長野県に移住したからこそわかるシビックe:HEVの実力は、首都圏で18km/L、長野県なら22km/Lを下回らない!

 

ハイブリッドと言えば当然ながらプリウスは大きなライバルで、燃費も馬力もシビックe:HEVの上を行きます。特に燃費では歯が立たず、流石プリウスと言えちゃう実力。でも、シビックに乗る人は燃費だけで車は語らないでしょう?

 

実際、私はできるだけエンジン音には拘りたくて、古くはスバルの自然吸気水平対向エンジンを、ボルボV40ディーゼルvsワーゲンゴルフTDiではボルボを、プジョー308SWvsカングーではプジョーを選び、等長エキマニで海外になったボクサーやドロリと軽やかなボルボディーゼル、官能的なプジョーディーゼルを味わってからのホンダでした。

 

これが、とろけてしまうようなシャインなエンジンサウンドで…

 

後悔する前にe:HEVに乗ろう

ホンダ・シビックe:HEVのズーム

正直言って、なんでホンダをもっと知っていなかったのかと後悔したくらい。昔から、やれTypeRだのSM-Xだので、ちょっと引いたところから見てしまっていた自分が情けない。ホンダファンの皆さんごめんなさいって感じ。

 

つまり何が言いたいのかと言えば、エンジンサウンドを楽しめるハイブリッドはe:HEV以外にないんですよと。これは唯一無二ですよと。燃費(とスタイルと総合力)で選ぶのか、走りの楽しさを優先するのか、どちらもいただくのか、という話しなんです。

 

さらに言えば、MTシビックに乗れば息子さんは車好きになり、e:HEVシビックに乗れば走りを楽しみながら燃費という概念を娘さんに教えることができます。この些細なような事が、沢山の人の人生に関わる可能性がある。シビックは無限大の力があるのですよ…!

 

【積載性】意外なほどに荷物が乗る!これがファミリーカーたる所以である!

美しい山並みとホンダシビック

 

セダンだよ!ハッチバックだよ!と好きな時に好きな方のポジションで話してしまって申し訳ないのですが、シビックはやっぱりハッチバックで、これが結構大きな利点があります。それは、ラゲッジの使い勝手です。

 

ゴルフバック換算には(下手っぴだから)興味がなくてすいませんが、リアシートを倒した時の広大なスペースが結構お気に入りです。なにせ、結構大きなベニヤ板を載せられるのですから!

 

CIVIC と 娘ちゃん(赤ニット)リアハッチにも手が届きご満悦

 

私は何せゴルフよりもDIYで、板を買って持ち帰ることが多いのです。ベニヤ板のサイズは、奥行き1820mm、横幅920mm。これをホームセンターでカットして、家で組み立てするのですが、奥行き1700mmくらいなら余裕で入ります。ハッチバックは間口が広いから、荷物の出し入れも楽ちん(^-^)

 

リアシートを倒さなくても、荷物が充分に乗るのも良い。家族4人分の旅行カバンを乗せても、たっぷりお土産が買えちゃいます。TypeRをファミリーカーにしようと言っちゃうのも頷ける。これでいて柱も良いんだから、嬉しい悲鳴ですね!

 

シビックのファミリーカーとしての実力も見逃さずに!

森の道で佇むホンダ・シビック

 

もう、何拍子揃えちゃうのさっていう実力のオンパレードの、ホンダ・シビック。マイナーチェンジで大人っぽくなったので、Z世代向けという感覚も薄れて乗りやすくなったのではないでしょうか。

 

シビックをファミリーカーと位置付けた場合、Cセグメントだかあってライバルになる車は沢山。しかも実力派ばかりです。輸入車では世界的に売れているフォルクスワーゲンゴルフやプジョー308が、国内で見てもプリウスやマツダ3、身内ではZR-Vが良い味出しています。

 

mazda3 と PRIUS

Peugeot 308 P5 リアコンビランプ

HONDA ZR-V e:HEV フロントマスク

 

でも、見比べてみればやっぱり、シビックです。多少スポーティで乗り味に硬さはあるものの、おかげで得られる走りの楽しさと危険回避能力の高さは魅力的です。居住性も積載性もライバルに負けません。日本発の4ドアハッチバックは、写真で見るよりも美しく、特に斜め前からがお気に入り。

 

HONDA CIVIC e:HEV 艷やかに光るボディは格好良い

 

走行距離17000kmを走行しても、まったく飽きの来ないシビック。少しでも気になったなら、ぜひ試乗にお出かけ!この秋を、シビックと楽しく暮らしましょう!