プジョー同門対決!308SW vs 508SW 高速道路乗り比べ

2020年。今年は大変に忙しい。

 

monogress の立ち上げもそうであったし、about VOLVOの閉鎖も関係しているし、ボルボからプジョーへの乗換も大変だった。しかしその他にも、実は大変な事を並行して行っている。成功したらこのブログで発表するのだけど、とにかくとても忙しい。

 

そんな中、508SWの貸し出しは堪えた(笑)プジョーのフラッグシップを1週間味わい、身体が誤って508SWに慣れるところだった。危なかったよ!

 

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プジョー508SWと308SWを比較する

時間のかかった高速道路の震えの調整

3月21日、調整の済んだ308SWが帰ってきた。508SWの代車貸し出しと、調整済み308SWの返却。大変レアな体験をしたから、記憶が霞む前に508SWと308SWの比較を行おうと思う。

 

ほとんどの場合、508SWが勝っている(笑)しかし、308SWの良いところも、しっかりと見えてきた。

 

 

プジョー508SWにガソリンを給油し、ディーラーへ返却。308SWを受け取った。オドメーターを見ると、およそ150kmがプラスされている。随分調整に手間取ったみたい。

 

なんでも、毎日調整しては、高速道路でテスト走行を繰り返したそうだ。大変な仕事だったみたい。ありがたい話である。

 

車両交換は要求しないが クレームを言ってやる!?

新車の状態でいきなり調子が悪ければ、新車交換を希望したくなる。それはなかなか難しい事らしいが、心情的にはわかる。私もそろそろ、困ったなあと感じ始めていた。

 

代車は気を遣うし、なにより新車を連れてドライブに行き、はやく慣らしを終わらせたい。308SWはまだまだ節々が硬く感じるから、どんどん走り込みたい。そのような中で発覚した、高速道路での車体の震えだ。

 

早く、なんとかしてよ!と言いたくなる。が、プジョーディーラーの対応はここまで完璧だったと言える。文句を言う必要はない。ひとまずディーラーに任せよう。そう思わせてくれる、感じの良いディーラー、頼れるセールスと評価。

 

 

しかし!私に508SWを貸したのは間違いだったと言わせていただこう。

あんなにいい車、欲しくなるじゃないか!! クレームじゃぁぁ〜!(完全にウソです)

 

 

これは私の悲痛な叫びだよ。この感情、どうしてくれよう!夜な夜な、枕をグシャグシャにしてしまいそうだよ!花粉症でね!(本当に、完全にウソです!また乗せてください!)

508SWのスポーツモード = 308SW

で、譲り受けた308SWで直ぐに高速道路に乗る。すると直ぐに安心できた。

余分な震えが収まっている。指定した速度での揺れはなく、そのおかげか、若干静かになったようだ。

ハンドルを楽に持つことができる。前よりリラックスできる。良かった良かった。

 

 

プジョー308SWの高速走行は、508SWの「スポーツモード」に似ている。

 

508SWの「フワスト」サスペンションは流石だけれど、うねる道だと疲れそう。308SWや508SWのスポーツモードは、ドイツ風の乗り味なのが、よく分かる。

 

走行距離1,150kmの308SWは依然として、タイヤの皮が向けていない感覚がついてまわる。路面のザラつきを拾ってしまう。ずいぶん静かにはなったけれど、3,000km、いや、5,000kmは走らないと。私の308SWはアリュールベースの特別仕様車、TECH PACK EDITIONだけれど、GTやGT-Lineだと、また違った感想になるのだろうね。

 

それでも、路面の継ぎ目をタタン!と超えていく様は、とても頼もしいね!ボルボV40では「ドン!」と言って少し痛かった。柔らかプジョーは良い仕事をするものだ、と、腕を組んで関心する暇もないくらい、高速道路が楽しかった。

 

劣勢 308SW けれども光る走行性能

プジョー508SWでの高速走行は、頼もしいの一言だった。プジョー508SW 愛猫は自己中心派の最適解(試乗記)で詳しく話しているけれど、サスペンションを柔らかくしようが固くしようが、ライントレースが上手く行かないことはない。スポーツモードではステアリングが重くなるけれど、高速道路では逆に楽。

 

この勝負、どう考えても508SWの勝ちだ(泣)

 

そもそも、私の308SWにこの勝負は辛いのだ。

 

なにせ天井には20kgの重さを誇る「パノラミックガラスサンルーフ」が付いている。自然と重心が高くなるから、揺れを収めるのならサスペンションを引き締めないといけないはずだ。

 

ところがタイヤは16インチホイールで、サスペンションはノーマルだ。急の着く動きやうねりがあれば、グラっと揺れるに決まっている。

 

けれども、軽快に、いとも簡単に、高速道路をスイスイ走る。ちょっとしたザラつき感がなければ、宙を浮いているように感じるかもしれない。なんとも不思議なクルマなんだ。

 

プジョー 308SW 高速道路

プジョー 308SW パノラマガラスサンルーフ

 

508SWと308SW は 明確に違う

家内が私に聞く。

家内   どう?大丈夫?

まこまち 良くなってる。これで高速道路はしっかり走れそうだよ。

家内   そもそも、何が悪かったの?

まこまち ん?お尻のあたりが、モゾモゾするんだよね。

 

デジタルからアナログに戻ったタコメーターを見ながらホクホクする私。(痩せ我慢だよ!デジタルカッコいいもんよ。)

 

天井から明るく差し込む日差しは、308SWの軽快な走りとリンクする。濃い色の内装がカッコいい508SW GT-Lineも良いけれど、どうやら私は、窓が大きく明るい308SW が大好きなようだ。

 

人の好みが左右する、同じプジョーのインテリア。その中でも大事なのは、シートだろう。

 

次回はシートの違いをお伝えしたい。

 

あ、これシリーズ記事にします。何回かに分けないと、書ききれないので。この経験のおかげで、プジョーワゴンがわかってきました!