ボルボ・代表取締役退任とこれから

大きな安心と、少しの心配。これが今の私の心境である。

 

2020年3月3日、ボルボ・カー・ジャパンのプレスリリースより、現社長の3月2日での退任と、7月1日付けで新社長マーティン・パーソン氏の就任が明らかになった。

 

ボルボ・カー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区)は、本年7月1日付けで、マーティン・パーソンが代表取締役社長に就任することを発表いたしました。また、2014年7月に同社の社長として着任した木村隆之は3月2日付で退任いたしました。

 VOLVO CAR JAPAN PRESS SITE

 

例えばボルボ内での栄転であるのなら、その所属先が明らかにされるだろうが、なにもない。

 

ただ、退任したと書かれただけだ。

 

 

●● ボルボ・カー・ジャパン代理弁護士からの要請により、記事を削除しています。 ●●

●● 以下は 2020年3月19日に追記しました。 ●●

 

 

本記事は、私がボルボの社長交代についていくつかの憶測をのべるものだった。

 

私自信、それはボルボ・カー・ジャパンの元社長の名声を傷つける意味合いで書いたものではなかった。

 

今までなかったことが起こる可能性があること、それは喜ばしいことだろう、という事を書いたまでだ。少なくとも、「こうに違いない」という決めつけはしていない。

 

ただ、about VOLVOを閉鎖する意思を固めた人間として、そのキッカケになった人物の動きについて、書いただけだ。

 

 

 

だが、コメント欄へ削除を求める書き込みがあり、元社長およびご家族に及ぶ可能性があるとの事だった為、平穏を求める私は、記事の大部分を削除することとした。

 

削除するにあたり、代理弁護士を名乗る人間に対して、2つの質問を投げかけた。詳細はコメント欄を残しているので、興味のある方はご覧頂きたい。

 

ただabout VOLVO時代も含め、ボルボに対する苦言には、その内容を丁寧に説明すれば、ボルボに乗る人の多くは満足度が上がるものだろう、という意思で行っている。ボルボ・カー・ジャパン及び代理弁護士が、そのあたりを汲んで頂けなかったことは、残念に思う。

 

一ヶ月以上コメントの返信を待ったが、音沙汰もない。結局、そういう繋がりの人たちなのだろうと、諦めるしかないようだ。商品が良いだけに、残念でならない。

 

 

 

さて、私の今後についてだが、一切の元社長関連の記事は書かないことにすると決めた。

 

monogress を書き始めた当初、モノを大事にする、コトを大事にする、をモットーに決めていたからだ。

 

 

自動車で言えば、設計者、生産者、販売者までを見つめ、本当に良いものかを見極めるために。

文房具であれば、やはり設計思想や目指したものが、自分に合うかを確認するために。

椅子なら、その利便性の他に、何か大事な事が隠されていないかを見つけるために。

 

 

本記事は、私自身の計画から外れてしまっていた。だから、彼について書くことは辞めることにする。

 

私は成長しなくてはならないし、人間として、大きくならなくてはならない。人の善悪、物事の本質をしっかり感じ取る人間になりたいと考えている。もっと器を大きくしたい。

 

 

本件のような事でいちいち停まっていてはいけなかったのだ。

 

 

争うことは必要な場合もある。待つことが大事な時もある。争いはもう少し大事な場面で、確実性がある時点、引くに引けない時に行うべきだから、今回は争わない。

 

その事に、沢山の方からのコメントで、気づくことができた。

 

もっと戦って欲しいと思う方、はやく回避したほうが良いと助言をくださる方、辞めて欲しいと言わなければならない方、様々な方がいると思うけれど、全ての方に、改めて感謝を伝えたい。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

さて、以降であるが、ボルボの情報を求めている人はまだまだ、いると思う。そういう方々の為、about VOLVOの一部記事をmonogressに移植し、公開する。

 

今後はさらに、読みやすく、わかりやすく、説得力のある文章力を身に着けて、さまざまな物事の本質を捉えて、良いものは良いと伝えられる「モノ書き」を目指そうと思う。

 

これが私の、ボルボ代表取締役退任に関する、最終的な決心だ。

 

正しい心で物事を作っていた方々へ、最良の結果が得られるように、私も努力していきたい。

 

 

今後も monogress を、宜しくおねがいします。

 

 

2020年4月16日 追伸

 

ディーラーの対応に対する評判を耳にするようになった。改善の兆しがあるらしい。

 

人を中心に、大事にする自動車、それがボルボ。良い方向に進んで欲しいね。