ドライブレコーダー。いろいろな事故のニュースを見て、そろそろ付けないといけないだろうと言うことになりまして。
新車で Peugeot 308SW を購入する際、ディーラーオプションでつけようとも思ったのですが、機種が選べないこともあり断念。そのままズルズル、半年が過ぎていました。そこで夏休みを利用して取り付けをしようということになりまして。
選んだのは「Yupiteru marumie Q-20」。360度記録という、なんだかちょっと面白そうなやつ。
ドライブレコーダー Yupiteru marumie Q-20 を使ってみた
どうして 360 度カメラをつけるのか?
本当なら前後カメラにしても良かったんですよね。バリエーション多いし、きっと画質もいいでしょう。ただ、家内の体験談が響きました。
家内の母親が運転中の軽自動車が信号待ちで停止中に、自転車が横から衝突。停車していたため修理費の負担で済むと思いきや、自転車側は動いていたと主張。
これを証明する手立てがなく、車側が全面的に悪いことに。人身事故扱いになった上に免停と修理費も出ないという最悪な状態になったそうです。
世の中には悪い人なんてそこら中にゴロゴロいるんです。
交差点を見ていればわかるけれど、自転車もバイクもクルマの横をすり抜け放題。スーパーの駐車場の列への横入りも多い。制限速度をかなりオーバー、転回禁止で転回、そして信号無視。安全運転を心がけているこちらとしては、あんな人たちと関わりたくもないけれど、もしも関わってしまったときは、どうせ相手は自分に有利なウソをつくのはミエミエだ。
特に自動車の世界では、少しでも動いていれば補償割合が1割入る。相手の全面的な悪い行動を、しっかり撮っておきたいわけです。
そこで、前面撮影は程々に、サイドをしっかり守れる物が欲しいよねとなりました。メーカーにコダワリは無かったけれど、夜間の記録に秀でている360度カメラが「Yupiteru marumie Q-20」しかなかったので、こいつをチョイス。
ホントはルームミラーに取り付けてリアの映像を移すやつが欲しかったんだけど、子供の顔が見えなくなるし・・・ね。
ドラレコ選びは大変!
いやぁ、ドラレコ選びは大変ですよ。なにせバリエーションが多い。
最初は一緒に選んでいた家内も、腰に当てるサポーターを探しに行くとか、お茶してくるとかで席を外すし。だって2万円〜3万円するじゃない?何時間分の労働かって。
でも自分を守るものでもあるし、必死に考えるんですよ。そこで私、閃いた。
まこまち GoproMax買ってつければいいんじゃない!?
家内 そんな高いモノ車内に置きっぱなしにするの!?
まあ正論ですよね。ならば他のお店に行こうと言ったら、もう時間がもったいない、ここで決めてくれというから渋々選ぶことに。まあ、SDカードへの上書きとかGoProできないだろうし、価格もGo Pro Maxの半額で済むことから、(まあ、将来Go Pro Max 別に買えるならいいか)というヤマシイ気持ちで最終的には決定。
Q-20 使用感レポート
それでは、付けた結果の画像から。前後カメラに比べれば、画質が悪いのは一目瞭然ですね。
けれども、停車前にクルマの左をすり抜けていったバイクはしっかり捉えているし、お顔も頂戴しています。(もちろんボカシを入れています。)このバイクはこの後、前のクルマが左折している途中、交差点内で内側から追い抜くという愚行をかまします。
ブログのサンプルとして使われるくらい、大したことはありません。
リアの画像はほとんど撮れていませんが・・・後続車両の動きが分かる程度。ただ、すり抜けバイクの動きは分かる程度には映っていました。
最後に正面に停車中のクルマ。動画ならなんとか確認できるレベルかな。2車線道路の対向車両のほうが、ナンバーはくっきり撮れている印象はありますね。
実際、こちらの不注意で当たってしまった場合はナンバーの読み取りなんて意味もなさない。正面から当たってきたって、その時は傷が証明してくれる。
問題は当て逃げかな?色々考えると、予算も何も青天井ですよ(^^)
魚眼モードはPCを使ってVR表示できる
このカメラには「魚眼モード」と「2画面モード」という2つの「録画方式」があります。魚眼モードで撮影すると、WindowsPCを用意することにはなりますが、VR表示で車内の色々なポイントが見れるようになって面白いです。
MacBook で Windowsを起動して・・・ほぼネトゲ用なんだけどね、専用ビューワーはユピテルホームページからダウンロードできます。
このように、グリグリ動かせる状態になります。
魚眼モードで撮影されたものだけが専用ソフトでグリグリ動かせます。GPS情報も記録されていて、GoogleMapが画面右上で確認できる。クルマの中の音声も画面下で解析表示されていて、面白い。
左の窓もガバっと見える。
そして、手元を見ることもできます。むしろ手元が一番くっきり映ります。
社有車につけるといいかもしれない。なにせ手元が映るから、運転中にスマホを使っているかとか、容易に確認できます。それはつまり、悪い奴に「あの人は運転中にスマホをいじっていた」だとか「酒飲んでた」とか言われても、潔癖を証明できるという事です。
ただ、私は最終的には2画面録画を選びます。多少保存時の解像度が高いことと、PCはMacBookですのでWindows専用ソフトはモチロン動きませんし、仮想環境なんて要らないし、ね。どちらもまあまあ、実用的ですよ〜
自分の正しさを証明できる
自動車事故を一番起こさない年齢、40代だと聞きます。保険料も安くなる時期です。
社会的責任が大きくなって、独立していない子供が居る時点で、社会のルールにのっとった正しい動きをするようになるからだと思います。実際、私も今はゴールド免許だし、違反してまで先を急ぐ気にはなれない。社会的リスクが高すぎる。
自分の運転が正しいという自信があるからこそ、それを裏付けるためにつけるドライブ・レコーダー。後輩ちゃんが無実の罪で捕まることもあるのだし、ドラレコというものはこれからの時代、あって損することは無い。
これで一安心、というところですね。
Q-20 評価
良い点
360度見える、これ一点。
一応リアのクルマの”流れ”も見えるから、急速接近されたことは映像に残る。
Windows使っている人は、ビューワーは使いやすいので魚眼が良いんじゃないでしょうか。
32GBのSDカードがついている。標準で 200 分録画できますよ。
STATVISという技術を搭載していて、画像が鮮明に保存されるらしい。
悪い点
取り付け位置が難しい。ルームミラーやサンバイザーが映像中で緩衝しない場所を選ばないといけない。
エンジンをつけてから録画が開始されるまで、1分くらいかかってる。そんなに暖機運転しないからねー。
360度カメラは、解像度の表記に騙されてはいけない(笑)
マルチバッテリーがオプションであって、エンジン停止中もMAX 3時間録画できる、けど高い。(¥23,000)
Mac用ソフト作ってくれ。
あとがき
さて、次回は取り付け・配線編をお届けいたします。今回私は自分で取り付けられるドライブレコーダーを選ぶ予定だったんですが、Q-20にはシガーソケットアダプタが入っていなかった!
ヒューズボックスもAピラーカバーも一応外して配線はできそうだったのですが、いつでも外せるように外電源で賄うことに。それには理由があるのですが・・・
次回もお楽しみに〜