【車好きの移住録:番外編】私の”信州旨いもの辞典” 伊那/諏訪/塩尻編

久々の古民家改装編でございます。「古民家ブログのペースが掴めてきた!」とか言いながら、しっかりサボってしまいましたね(^-^)。途中が開いた理由は数あれど、リフォーム工事に入ったので行かなくなった、というのが一番。現物を見ないと気乗りしないというわけだわ。

 

それでも、改装期間中はたくさんの出来事がありました。間取りの希望、断熱の範囲、窓リノベの適用不適用・・・細かく話していくとキリがなく(将来皆さんに役にたつことは切り抜いて別のところに書いていきますが・・・)長距離の移動は流石に疲れてくるのです。そんな時、私達を癒やしてくれたのは、グルメでした(笑)

 

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伊那名物 ソースカツ丼

伊那 たけだのソースカツ丼 

 

長野県伊那市にある、有名なソースカツ丼のお店「たけだ」。伊那や駒ヶ根はカツ丼といえばソースカツ丼なのだと。どうして名物になったのか?という疑問は解決せずとも、旨いのなら食べておくべき。

 

神奈川で食べるカツ丼との違いといえば、お肉がとても大きいことや、卵でとじていないこと。カツ丼の蓋を皿がわりにしないと、白米に辿り着かない。しかし乱暴にも見える大きなカツの味は繊細で、甘いタレと肉の油、カツの衣が口の中でザクザクと混ざり合い、たまらない。

 

伊那 たけだのソースカツ丼のお肉

 

ザクザク!じゅる〜り・・・

 

しかしね、食べきれないんですよ。あまりにも大きく、あまりにもジューシーなものですから。メチャメチャ旨いにも関わらず、私と嫁さまはご飯を少し残してしまいました。息子くんと娘ちゃんはしっかり完食。若いって良いよね、羨ましい。

 

伊那 たけだのソースカツ丼断面

 

ところで、となりに座っていたお婆ちゃんは、同じソースカツ丼をペロリと平らげておりました。けっこうなご高齢にも関わらず、です。伊那や駒ヶ根はソースカツ丼でご長寿を得ている?私もあやかりたいですなあ〜

 

諏訪名物 ハルピンラーメン

諏訪のハルピンラーメン

 

ピリ辛が堪らない、諏訪のソウルフードのハルピンラーメン。台湾ラーメンをベースに信州らしく味噌をドッキング・・・と、それっぽく話してみても、たぶんまったく伝わりません。写真写りがすこぶる悪い、ビジュアル系とは真反対のラーメン。それでも、とにかく旨い。

 

目の前に出されたら、いい匂いを我慢して、まずは器の下からひっくり返すようにスープを混ぜる。辛味噌を満遍なく全体に行き渡らせたら、ノビる前にちぢれ麺をズズズズズ!ほのかな甘みはあるけれど、トウガラシ2本くらいの辛さは丁度よくて、とりあえずビールが呑みたくなります(笑)

 

諏訪のハルピンラーメン 豚小めしが絶品

 

まこまち  ビールが呑みたい。運転変わってくれる?

嫁さま   シビックがどうなっても良いのなら。

まこまち  うぅ・・・ノンアルコールにしようかな

娘ちゃん  このお腹のお肉をなんとかしたらね!

 

家族愛溢れる我が家・・・ビールを我慢できるくらいに旨い「子ブタめし」の追加注文で落ち着いた。ほんのり感じる煮豚の塩味が、ラーメンとコンボしてえらいことに。余計にビールが呑みたくなんじゃ〜い!!(泣)

 

諏訪のハルピンラーメン つけ麺も美味しい

 

土日は開店直後に満席になることも多いので、開店10分前くらいの到着を目指しましょう。ちなみに、店舗毎に少しづつ味が違うので好みのお店を探すのも良いかもね。私の場合は、ハルピンラーメンは諏訪インター、つけ麺なら下諏訪です。店舗ごとの限定メニューも面白いよ!

 

塩尻に来たら寄ってみたい 食堂SS

塩尻の食堂SS 粕汁定食

 

昔懐かしい、壁一面のメニュー表。異彩を放つの「普通定食」。普通ってなにさ?特急?急行?なんていう話が盛り上がるのが、食堂SSの良いところ♪

 

普通の答えは、サバの煮付けです。甘い味付けで煮込まれていて、脂の乗ったサバによくあい、ご飯が進むのなんのって。しかしもう少し何か食べたい、そんな需要に応えたのが、食堂SSの定食レパートリー。

 

食堂SSのメニュー 定食側

 

私は冬場の粕汁定食がスキスキ。サバの煮付けで甘くなった口の中を、ほのかに塩味の粕汁で洗い流し、ご飯を口に入れたら今度は粕汁でもう一度口の中をいっぱいに。モグモグごくん!とした後に、サバの煮付けで甘さを堪能。この繰り返しが堪りませんな。

 

塩尻の食堂SS ラーメン定食

 

定食に目が行きがちだけれども、ラーメンもあるから飽きないですね。あ、ラーメンはとってもインスタントな感じで、これはこれで美味い。洗練されていないとりあえず感が良いんです。ちなみに、私の出没は塩尻北インターの近くのお店。贄川にある本店にはまだ行けておりません(´;ω;`)コンデルンダモン

 

ボロでもやっぱり自分の家 古民家で家ご飯

古民家でご飯を炊く

 

ところが、どんなに食事がうまくたって家ご飯には敵いませんよね。西友で買ったカツ丼だって、綿半で買ったラーメンだって、ツルヤで買った山賊焼だって、古民家で食べれば一味も二味も違います。

 

おかずだけゲットして、コンロで炊いたご飯で食べれば、もう最強(^-^) 大好物の納豆も信州産で揃えれば(川中島納豆。豆が大きくてオススメ)幸せな時間への準備運動は済んだというもの。

 

古民家で楽しむ塩尻ワイン

 

満腹満足の子供達は寝袋でモゾモゾしながら、スマホや漫画で長い夜を楽しむ様子。私や嫁さまはストーブの日を見つめながら、塩尻産コンコードで作られたワイン片手に改装計画で盛り上がる。

 

知らない誰かがこの土地で営み始め、100年以上の歳月を超えて、私たちが想いを寄せる場所になる。古民家には、何かに守られているような、なんだか不思議な空気が漂っているのです。

 

古民家リフォーム ボロボロの壁

 

その古民家のリフォームがスタート。すると・・・

 

古民家 リフォーム中に現れた囲炉裏

 

なんと、囲炉裏!?

 

古民家リフォーム中に現れた蜂の巣

 

ななんと、蜂の巣!?

 

思っても見なかったものが飛び出すのなんのって・・・楽しい古民家改装の経過も、いずれお話いたしましょう(^ ^)

 

結びの瞬景

伊那で撮影の308SW

 

ご飯ネタに脱線した古民家改装記事。美味しい話はみんな楽しめるかな、なんて考える身勝手な車ブロガー、まこまちです。Peugeot 308SW と HONDA CIVIC で走り回った信州巡り。いつか旨いものマップのサイトを作るために、情報収集がんばるぞい(笑)

 

信州のご飯は私の好みにベストマッチで、塩辛過ぎず甘過ぎず、時には薄めの優しい味付け、これがスーパーの惣菜にまで染み込んでいるんですよね。北は小布施、南はまだ伊那までですが、いずれ信州の旨いもの巡りを楽しむつもり。美味しいところ教えてくださいね。

 

さて、気づけば、もう2月。来月には引っ越しを予定していて、土日という土日はたくさんの予定でパンパンです!引っ越しも自力でやると決めました。私の人生は、引っ越し屋の世話にならずに終えそうです(笑)