古民家移住ネタは、少し前にブログ復活宣言のときに「移住完了」を伝えていますが、途中だいぶ端折ったので少し時間を巻き戻して・・・
リフォームローンの申し込みも無事に終わり、我が古民家はリフォーム開始。目標は2024年3月完成。見切り発車ではあるけれど、娘ちゃんの大学や息子くんの転向、嫁さまの転職などは同時にすすめなくてはなりません。さらにリフォーム会社との打ち合わせで、しょっちゅう信州に行かなくてはならないと来たものだ。
振り返ってみれば、けっこう大変だったリフォーム期間。それでも、面白いことは色々おきるもので・・・
古民家フォーム開始!
古民家リフォーム① 「昔は馬も居たんだよ」
まずは古民家の減築を開始。減築=家を狭くすることを言いますが、なぜ減築かというと単純に増築されていたところが気に食わなかったから。今回購入した古民家は年齢不詳で、明治・大正にできたものじゃないか、と言われています。すると、長い歴史の中で古民家そのままで生活することが大変になった時期もあったようで、屋根ギリギリまで家を広げてありました。
そこで、生まれたときの姿にできるだけ戻そうと、新しめの建材を剥ぎ取る減築を開始。少し狭くなるけれど、4人住まいで3LDKくらいになれば、それで良し。
ご近所さんがリフォームを見て、興味津々に声をかけてくれます。
ご近所さん おぉー、楽しみだね。キレイになるといいねぇ〜
まこまち 立派なハリが出てきて、私も大満足ですよー
ご近所さん うん、昔は2Fなかったからね、俺もよく通ったもんだよ〜
まこまち そうなんですか?
ご近所さん 子供の頃に何度か、あげてもらったんだ。入口右は馬屋だったなぁ〜
まこまち 家に馬が居たのですか?
ご近所さん うん、70年くらい前だけどね。
気さくなご近所さんは、「子供に食べさせてあげて」と、家庭菜園でつくっている野菜をおすそ分けしてくれました。うん、なんだか田舎のご近所つきあいっぽくてホッコリ。
古民家リフォーム② ヤスデ対策で床を剥がしたら
台所のあったところも、どんどん取り除いていく。昔の家らしく広い台所のついている家でしたが、なんだか床がフカフカしていたし、蜘蛛やらヤスデやら虫が侵入するしで、都会暮らしの染み付いた我々としては何とかしたかった。そこで、台所を北側から南側に移して、空いたスペースは土間にして、将来カフェエリアにしようと計画。
特に、リフォーム前のヤスデの縦横無尽な徘徊には、家族全員戦々恐々。そのヤスデが現れるのが、きまって台所だったのでした。寝ている間に体の上によじ登られたら、嫌じゃない?
娘ちゃん パパ〜、ヤスデでた〜(泣)
まこまち へいへい、今取りに行くよ〜
娘ちゃん パパ〜、こっちの部屋も横断してる〜(泣)
まこまち へいへい、取りに行きますよ〜
娘ちゃん パパ〜・・・
まこまち へいへい・・・
多いときには、1時間に6匹くらい、取っては捨て、取っては捨てる(ごめんね)。Gが出ないだけマシなのですが、見た目のグロい虫は、やっぱりねぇ・・・ということでヤッツケられてしまった台所。
おおぉおお!?なんと、昔の囲炉裏跡(と、リフォーム会社が言ってました)が出てきましたよ・・・ヤスデのおかげで(?)良いものが見れました!それにしても、昔の人達は土と一緒に住んでいたんですね。時代の変化って興味深いなあ。
古民家リフォーム③ 減築解体で現れた蜂の巣、買いたい?
さらに、後付け感満載だった2Fも撤去。昭和の建材でつくられた洋間は、やっぱりミスマッチ感がひどかった。期待通り、立派なハリと天井が現れました(*^^*) 洋間を作るためだったのか、柱の一部が削られてしまっていたのは残念。これ、購入前はわからないところ。古民家選びは難しいものなのですね。
ところが、大きな蜂の巣の跡が・・・大工さんに撤去を依頼すると、もったいないという回答が。
大工さん あれだけのサイズの蜂の巣は、実はお金になるんよ。
まこまち え?いくらくらい?
大工さん 1万円〜2万円。
まこまち ・・・なぜ・・・?
大工さん 縁起ものっちゅーかね。蜂の巣があると、蜂の巣を作られなくなるらしいよ。
まこまち ・・・・・眼の前にいくつも並んでいるんですが・・・
細かいやり取りを続け、理想の新・古民家を目指す信州通いは、路面の凍結する前の11月まで、毎月2回のペースで繰り返し。宿代も馬鹿にならなかったけれども、小さな旅行の繰り返しみたいで楽しいし、なによりシビックさんで走りまくるのが嬉しくて、あっという間に冬が到来となりました。
リフォーム以外も大忙し!秋の車ブロガー・ミーティング開催!
そうこうしている中でも、私は仕事にブログにと大忙し。毎年?恒例の「車ブロガー・オフ」は、今回は私の強い希望もあり、長野・松本での開催となりました。もう何回実施したかわからないけれど、今後も続くのだろうなぁ。
今回は皆さん車を入れ替えていて、環境型日本Cセグメント祭りに変貌。新型プリウスにホンダ・スポーツハイブリッドのシビック・ZR-Vが真っ向勝負を挑みつつ、マツダとポルシェでピュアエンジン車を堪能する布陣。車の良さを身にしみてわかるオフ会でした!
なんだか、オフ会の様子は書いていなかったな〜ということで、ちょっとここで振り返ってみましょう。もう一度正式に書くかは、ちょっと考えます・・・ボリュームあるので・・・
車オフの一コマ UUさん「シビックにすればよかった」
事前に密約し早めに集合した、私とUUさん。とある贈り物をいただく為だったのですが、それは将来皆さんに話せるかも?その後、UUさんが私のシビックのステアリングを握ります。
UUさん あぁーあぁー、やっぱりシビックいいっすねぇ〜(泣)
まこまち 新型プリウスだってスペック高くなったでしょ?
UUさん このキビキビ感は無いんすよ〜 良いなぁ〜 シビックほしいなぁ〜
いつもはあまりスピードを出さないUUさんが、思いの外アクセルを踏んでいたのが印象的。車は人の性格を変えるものなのか!?
車オフの一コマ アキタロさん「マコさんめちゃウマ(お世辞)」
アキタロさんの乗ってくれオーラが激しいので、力負けで乗り込んだポルシェ718・ボクスター。水平対向エンジンのサウンドを後頭部に感じる走りは最高!急加速で思わずバンザイしちゃう性能は、速度を制限していても楽しめる世界。うん、私は確かに今、ワープしたぞ・・・!
アキタロさん マコさん、シフトチェンジ上手いっすね!
まこまち 昔の血が騒ぐぜ・・・(こんなに上手かったかな?)
アキタロさん マコさん、シフトダウンも上手いっすね!!
まこまち おぅ、ヒールアンドトゥなんてお手のもんじゃい!(こんなに・・?)
俺こんな上手かったっけ状態だったので、試しにめちゃめちゃラフにダウンシフトを仕掛けると、車側の制御でキレイにブリッピングしてくれていた。アキタロさんめ、私を試したな・・・(笑)
車オフの一コマ クレストさん「入り込んでました」
今回始めてお会いした、オーバークレストさん。食事中に強制的に呼び名を「クレスト」さんにさせていただきましたが、その強要感をシビックドライブで返された。
クレストさん (アクセル、ドーン!)
まこまち (今までに無いGを感じる・・・!)
クレストさん (カーブ、ぐぃぃぃーん!)
まこまち (今までに無いGを・・・!)
クレストさん ふぅーむ・・・
まこまち (クールなんかい!)
聞けば、運転に集中して入り込んでいたとのこと。ジム・カーナ経験者のドライビング・テクニック、恐れ入りました・・・
車オフの一コマ パンプケンさん「腕そんな無いですよ〜」
相変わらず車の映像を撮らせたら腰の痛さ日本一のパンプケンさん。その撮影姿勢を遠くから眺めるのも、車ブロガーオフの醍醐味となってきましたね(*^^*)
アキタロさん パンプケンさんもポルシェ乗ってください!
パンプケンさん えぇ!いやぁー僕はそんなに腕よくないっす〜
ぶろろろん・・・乗るんかい!
めっちゃ謙遜しながら、ポルシェで走り去るパンプケンさん(だったと記憶しています。もう半年経っちゃったからね・・・)車はやっぱり撮るより乗る!
車オフの一コマ エピックさん「ありがとうございます・・・」
物腰の柔らかさで定評のある(?)EPIC DAYさん、通称エピックさんは、今回念願のマイカー・アテンザワゴンでオフ会にご参加!その車、私がしっかり堪能させていただきますよ・・・
まこまち マツダの車作りは良いですよえ〜 乗った瞬間にアクセル踏みたくなりますね
エピックさん 良い車です!ほんと気に入ってます!
まこまち おや、眼の前に見慣れたオフ会参加車が・・・ちょっとアクセル踏み込んでいいですか?
エピックさん え?
シフトをニュートラルにして、アクセルをドンと踏み込む。乾いた中に感じるヨーロピアンテイストをめいいっぱい、前の車に聞かせてあげた(*^^*)
まこまち すご!いい音じゃないですか!車見る目ありますね〜
エピックさん あぁーあぁあああ ありがとうございます・・・?
ごめんよエピックさん、マツダマジックは私の心を惑わすようです・・・
車オフの一コマ くるすぺさん「今のホンダは脚が最高」
私が欲しい車 ZR-V を選んだ、くるすぺさん。なにせ、彼の車を見る目は素晴らしく、「くるすぺさんの選ぶ車を参考にすれば車選びは失敗しない」とはブロガー界隈での通説です。そのくるすぺさんの愛車を堪能し、くるすぺさんはシビックを堪能。
まこまち いやぁ、ホンダのハイブリッドは今や世界一ですねー
くるすぺ 足回りのセッティングも絶妙といいますか・・・
まこまち シビックとZR-Vのセッティングは逆だろうと思わしておいて・・・
くるすぺ 実はコレが一番合っているってところが上手いですよね〜!
と、すっかり足回りセッティングに意気投合。そもそも前車はふたりともフランス車。足回りの評価には絶大の自信があるわけでございまして、いやほんとに今のホンダ車は超オススメ。欧州車から乗り換えるなら、マツダかホンダなんじゃないかな?
しかし、ZR-V がひっぱりダコすぎて他の車に乗れたか、くるすぺさんが心配でした・・・
車好きが集まる、車ブロガーオフ。これはひとつのコミュニティだし、田舎のコミュニティとも同じもの。結局は、人と人との繋がりが大事なんですよね。
人それぞれ少しだけ考え方は違うけれど、それを認め合うから気持ち良い。そんな考えに至った、2023年の秋でした。
結びの瞬景
ということで、リフォーム開始から約3ヶ月分をダイジェストでお送りしました。最近、古民家移住の情報サイト作ろうかな、なんて考えちゃうくらい、情報量が多くて大変。
以前住んでいたマンションは、壁に色をつけたり穴を塞いだりでとても大事にしていました。私としては、働いた証をどこに費やすか、というポイントについて、やはり家と車だと言いたくなる。この先の人生も、ガレージやら車撮り活やら農園作りやらで人生を楽しみたいですね。