【定期評価】8000km到達!上品な爽快加速で気分上々”シビック やっぱりカッコイイ”

我が家の HONDA CIVIC e:HEV は、8000km の走行を終えました。2023年3月納車、(執筆した)現在11月なので、ちょうど 1000km / 月 という計算です。毎週の買物、居住地との往復と、めちゃめちゃ頑張ってくれています。

 

なにせ走りの良いシビックe:HEV。走行時がご機嫌なもので、降りたときに振り返ると、こいつも中々格好良く見えてしまうもの。愛車生活というのは、この瞬間がたまりません。

 

ということで、今回は高速道路での走行を基本としつつ、格好良いシビックの写真を盛りだくさんで書こうと思います。

 

スポンサーリンク

カッコいい!シビック e:HEV スタイルチェック

我が家ではプジョー時代、「車の色が白くって駐車場で見つけにくい」などというクレームが発生しておりました。いやいや、プジョーよ?他に見ないでしょ?レア車よ?なんていう理由は関係なく、家族が車を見分けるのは基本的に「カラー」。それまでボルボの赤だったから、仕方がないと言えば仕方がない。

 

そこで、今回のシビックは青色。「プレミアムクリスタルブルー・メタリック」という有償色。無事に見つけにくいというクレームは回避できた。座る位置が低いっていう新しいクレームが発生しましたが、気にしない気にしない・・・

 

HONDA CIVIC e:HEV 存在感あるスタイリング(斜め前)
個人的にカッコいいなあと思っているアングル。世界の標準車と言っても良い居住性を視覚で訴えつつ、スルリと落とすハッチが良い。
HONDA CIVIC と キレイなビル
シティ的な景色とも調和するホンダ・シビック。だが、低い視点から撮影するとナカナカ格好良いスタイルが見つけづらい。
HONDA CIVIC 青い空と青い車
リアからのスタイルを確認。Cの字を描くリアコンビネーションライトには、少しばかり先代のような無骨さが残る。
HONDA CIVIC のリアエンド
ホンダ・シビックのリアハッチ。セダンとは違うスッキリとしたDピラーが、シビックのデザインのハイライトだ。
HONDA CIVIC リアから見たボディサイド
サイドのプレスラインはコダワリの少なさを感じるシビック。とにかく水平を意識して、すっきり爽快を目指したのだと理解している。
秋の公園に佇むシビック
秋の公園に佇むシビック。紅葉との調和もカッコいいじゃないか。
秋の公園に佇むシビック(右後ろから)
オフ会の前、到着する方々を出迎えようと遠く入り口を望むシビック。リアスポイラーは私は今回は選ばず、オリジナルの造形に酔いしれたい。

 

シビック e:HEV 高速道路での走行評価

HONDA CIVIC e:HEV パーフェクトな性能

 

それでは、シビックの高速道路走行の印象を語っていきますね。

 

シビックの今回のキャッチフレーズは「爽快」。言葉と印象がうまくリンクしているものだなと感心します。なにせ走っていて爽快なんですから!

 

私が最初に感じたのは安心感。時速 80km/h だろうが 120km/h だろうが、クルマの挙動がブレること無く一定なんです。車によっては、ステアリングが軽くなったり揺れが激しくなったりする場合もあるのですが、シビックはずーっと同じ。かなり安定性が高いことが容易に想像つくんですよね。

 

適度に引き締められたサスペンションと、しっかりクルマに調和するようにカスタマイズされたタイヤ。特にシビック e:HEV は開発者もビックリな抜群の相性だったらしく、ヌルーっとした走行感覚がたまらなく気持ち良い。

 

高速道路の直線

 

レーンチェンジでステアリングを少しきるようなシチュエーションでも、きった角度分の速度でしっかりとクルマがスススっと横に移動します。普通の事を語っているだけのように見えるかもしれませんが、シビックはこの時の操作系の作りがキビキビしすぎていなくて精神的に楽。スポーティな外観に流されず、運転手優先で好感です。

 

さらに、コックピットから見える抜群の視界の良さもポイント。高速道路の車線またぎを上手に運転手に伝えてきて、安定性の高さも加わって、鉄道の先頭に乗っているような気分になります。無駄に左右にフラフラすることなく、道路状況を的確に判断しながら進めるので、疲れがとても少ないんです。

 

本当に強いてあげるなら、シートのお尻部分が痛くなるのですが・・・先日長いこと助手席に座っていた娘ちゃんに聞いてみたら、「私はとくに痛くならないよ」との事。はい、私が体重を落とせば良いだけのようですね(^^;)

 

シビックの快適な高速道路走行には大人びた格好良さがある

ノイズの少ない上質な乗り心地がカッコイイ

ホンダシビック ピアノブラックモール

 

もう少し、各々の詳細を話していきましょう。

 

足周りは先程もお話したとおりのヌルーっとした感触です。路面での凹凸に対するサスペンションの動かしかたが上手で、フリクションが少ない感じで小さい揺れをシャットアウトしています。爽快なスポーティカーの名に恥じず、フワフワ揺れるような感じがしないのもGood。サスペンションが「柔らかい」わけでなく、与えられた仕事を上手に熟している印象ですね。

 

ここに、しっかりと路面を掴んでいるなーという感覚が入るのが、大きな凹みがあったとき。路面のカタチとおりに、しっかりと落ちる感覚があります。その後、凹みが直るタイミングで大きなショックが入るはずなのですが、ぐいっと踏み込んで耐えるような足さばきを見せてくれて、一回の揺れで収束するんです。

 

強いショックも何のその!快適走行で彼女もメロメロ?

ホンダシビックe:HEVのホイール

 

同様に、大きな凸があったときもコシをつかって揺れを収束。トンっていう音こそしますが、態勢が崩れること無く快適。高速道路の橋や路面の継ぎ目でも、トン・トンと音を鳴らすけれども車内はいたって快適ゾーン。

 

クルマにウルサイ我が嫁さま(実家はスバリストで歴代レガシィとレボーグを乗り継いでいる)曰く、「高級車だよね、これ〜」と。その後に一般道で「でこぼこ道はつらい」と言っておられましたが、それくらい高速域をターゲットに作られたクルマなんだなと実感します。

 

ワタシ的には、ちょっとローンは辛いだろうけど若い人にも乗って欲しいクルマです。運転歴が少ないのだから、安定性が高いクルマのほうが圧倒的に危険が少ない。彼女との会話に気を取られても、最新デバイスにも護られているから安心ですよね。

 

もちろん、話しすぎも禁物。やはり男はノイズレス。カッコいいシビック乗りとして彼女に快適性をプレゼントすることも、お忘れなく(^^)

 

シビックはハイブリッド走行が大人っぽくてカッコいい

エンジンとモーターの切り替えがシームレス過ぎる

シビックの爽快なイメージ

 

運動性能のところでもう一つ。シビック e:HEV は高速道路でのハイブリッド走行も期待以上の仕上がりです。雑誌レビューで見かける、エンジンとモーターとの切り替えがわからない、というのはホント。燃費計を表示させたままにして、エンジンで走行しているタイミングを目で見なければわかりません。

 

時速 100km/h くらいになると、エンジン音よりもロードノイズが車内の騒音を支配します。だとしても、エンジンが起動すればショックのひとつでも感じそうですが、本当にまったくわからない。トルクの変動が一切なく、シームレスに切り替わっているのです。

 

シビック e:HEV のエンジントルクは 182Nm のスペックですが、315Nm のトルクを発生させるモーターとの切り替えが発生しているはずなのに、速度が変わるわけでなく、上手に切り替えているんですね。

 

これ、スタートダッシュとかインターチェンジでの合流とかもそうで、実にシームレス!高速道路の走行以外はモーターでしか走らないので当然ではあるのですが、エンジンが起動する「ぷるん」が、特にBOSEで音楽を楽しんでいると気づかない!

 

全開加速ならそれなりに気持ちの良いエンジンサウンドにありつけるけれど、そういう車ではないんだな、あくまでジェントルに振る舞う車なんだなと実感。

 

シビック e:HEV はエンジン音が小さすぎて もうちょっと刺激が欲しい

HONDA CIVIC e:HEV(FL4)ヘッドライト

 

そう、シビック e:HEV のエンジン音は、とても大人しい。クルージング中に静かなのは当然ですが、加速したいときにアクセルをぐっと踏み込むと、遠くの方でエンジン音が鳴っているのがわかります。音質も良く、もっとよく聞きたいと思わせるスポーティに乾いたエンジンサウンド。フリクションロスを感じないサラサラとした爽快サウンドが心地よい。

 

これが爽快加速なんでしょうね!合流も楽しい、追い越しも楽しい(^ ^) だから、走行車線の前の車が遅くたって問題なし!イライラしないのです。あぁ、心地よいわあ〜

 

・・・心地良いのですが、ちょっと不満を言うと、静かすぎなんですよね。スポーツモードに変更しても、あまりボリュームは上がりません。どうやらこれは、アクティブ・ノイズ・コントロールのせいなのかもしれない・・・というのも、ZR-V e:HEV に乗った時は、もっとエンジン音が主張していたから・・・ガソリンモデルにお乗りの方、エンジンサウンドはいかがですか?

 

リニアシフトコントロールでエンジンのステップ音が聞こえるのは楽しいのですが、もう少し大きく、例えばボリュームを変えられるとか、もうちょっと上質ではなくヤンチャしたい時の事も考えてほしいなあ、なんて贅沢が言えるのも、爽快シビックの良いところなのかもしれませんね。

 

男はノイズレスとは言ったものの、彼女をトークでガイドして飽きさせない、くらいでないと(^-^)

 

HONDA SENSING が高速走行の次元を変える

シビックとACCとLKASの高性能さに「自動運転なんじゃない?」

CIVIC レーンキープとアダプティブクルーズコントロール

 

高速道路を爽快走行するにあたり、役立ってくれているのが HONDA SENSING。特に、アダプティブクルーズコントロール(ACC)と、車線維持支援システム(LKAS)は完成度の高さを感じます。もうほとんど、自動運転なんじゃないかな?

 

私は高速道路では、LKASはほとんど「ON」です。すこしカーブの内側に寄る傾向はあるものの、車線からはみ出したこともなく、信頼をしています。コックピットディスプレイに車線位置まで表示されているから、システムが認識しているのだろうと安心できるのです。

 

実は、私はシビックのステアリングは高速道路では軽すぎると感じていて、INDIVISULAモードを使って「ステアリング 重め」「エンジン 普通」のセッティングをしています。これをさらに補完してくれるのが、LKASってわけ。

 

これは不具合かも…シビックのステアリングの引っかかるような感触

HONDA CIVIC ステアリングスイッチ(右)

 

ただ、ちょっと気になる挙動も。7,000 km を走行したあたりから、高速道路で少しだけ左右にステアリングを傾ける時、操作に引っかかりを感じるようになりました。一般道でも、時速 40km/h を超えると同じような感触が出てきます。納車直後にはなかった感覚だし、ひっかかり感があるようでは爽快ではありませんので、近日中にディーラーで見てもらおうと思っています。

 

「みんカラ」でも同様の記載がありましたので、もしかしたらリコールになるかも。なにせ、LKASがなければ高速道路をまっすぐ走ることも難しい。これは、修理レポートも皆さんにお届けしますね。

 

 

上質なノイズレス シビックのカッコいい内装は高速道路向き

派手さをカットして 一つ一つの質感を大事にして作られている

HONDA CIVIC コックピット

 

高速道路をクルージングしている時、目に入れたいのは上質なインテリア、ですよね。クルマを使っている時、見ているものは基本的にダッシュボードやコックピット。だから、デザインにコダワリのないクルマには、正直乗りたくなかったり。

 

爽快シビックは、見事ですね!徹底したノイズレス・インテリアを作り出しつつ、プライベートな空間も演出しています。私がお気に入りなのは、パンチングメタルのエアコンアウトレットも当然ですが、一つ一つの触れる場所の質感の高さ。例えば、エアコン吹き出し口の風向きを変える為のつまみだとか、ドア・ハンドルだとか。加飾し過ぎ、ステッチ入れまくりのクルマとは違う、モノの良さを前面に出した上質感がお気に入りです。

 

加飾の多い車って、何かを隠している場合があるんですよね。ダッシュボードを厚く大きくするしかなくて、平面が増えてしまうのを嫌がって、無意味な線を入れてしまうだとか。

 

懐かしい気分になる要因は「Aピラー」と「インパネ上面」

秋の公園に佇むシビック(コックピット)

 

シビックは、走行中に当然見ているであろう窓の外の情報を切り取るのが上手で、Aピラーを手前に引いて運転手にフロントガラスを近づけたおかげで、気持ちよく景色を楽しむことができるのですが、これをサポートしているのがノイズレスなインパネの上面。少し古めかしい感じもするなあ、と思ったら、これって昔のクルマによく見たデザインでした。

 

天井までブラックに仕上げて、スポーティかつタイトな演出をしているにも関わらず、メタル素材を上手に使い上質感も感じさせる巧妙なインテリアは、シンプル・イズ・ベストが好きな人には刺さるはず。快適爽快走行を邪魔しないシビックのインテリアの妙は、体験しないとわからないかもしれませんね。

 

こればかりは、メーカーのセンスと自分の趣味のベクトルがどれだけあっているかどうか。カップルも、趣味が合わなけれ、やがて別れが訪れますが仕方のないこと。クルマも彼女も良く見定め、お互いに幸せになれるように…って、何の指南なんじゃい!(・∀・)

 

カッコいい!シビック e:HEV + 娘ちゃん スタイルチェック

高速道路を爽快に楽しく走りつつ、サービスエリアで休憩。振り向くと、相棒のシビックが「いってらっしゃい!」と言っているようで、少し休んでいてねって声をかけてあげたくなっちゃうのが愛車です。特にシビックは高速道路での遭遇率も低いから、特別なクルマに乗っているようで嬉しくなります。

 

まこまち  シビック、やっぱりカッコイイよね。

娘ちゃん  うーん?よくわからないな・・・

まこまち  このクーペルックなのがね、良いんだよね。

娘ちゃん  クーペルックって何?

まこまち  ドアがね、左右に1枚づつのクルマ・・・こんなの。VOLVO C30みたいなのとかね。

娘ちゃん  わぁ、このクルマカッコいいね!

まこまち  ・・・

 

CIVIC と 娘ちゃん(赤ニット)曇り空のビルの前
都市的な景色とも合う、ホンダ・シビック。曇り空も様になります。
CIVIC と 娘ちゃん(赤ニット)ひょうきんスタイル
鉄砲ポーズでひょうきんさをアピールする娘ちゃんと、ホンダ・シビック。寒くても元気いっぱいだ!
CIVIC と 娘ちゃん(赤ニット)リアハッチにも手が届きご満悦
リアのハッチはZR-Vと違い手動での開け締め。ハッチゲートには手をかける箇所があり、格好良く閉めれば株があがるかも?
CIVIC と 娘ちゃん(赤ニット)リアハッチによっかかる
4ドアクーペ、かつハッチバックなのが新型シビック。シンプルな線に立体的造形が組み合わさり、クラシックのなかに洗練された新しさがあります。
CIVIC と 娘ちゃん(赤ニット)タイヤにグッドマーク
このタイヤ、グッド!のポージングは、某シビック記事のオマージュ。娘ちゃん曰く「こんなにスタイル良くない(汗)」いやいや、我が娘ながら十分かわいいですよ!
CIVIC と 娘ちゃん(赤ニット)やっぱり格好良いのがいいね
「これ、将来の私のマイカーね。」と言われれば、嬉しいやら悲しいやら。とりあえず、ぶつけないように練習させないとな・・・

 

私のシビックは、約7割が高速道路上に居ます。神奈川県と長野県の往復攻めは、私達家族4人が快適に移動できる手段としては、最高のクルマだったんじゃないかな・・・と喜びを噛み締めずにはいられません。

 

無事に移住が終わったら、長野県内のドライブ三昧に変わるでしょうけれど・・・もうしばらく頑張って高速道路の相棒として居てほしいなと思います。以上、高速道路レポート+カッコいいシビック三昧+クルーズデート指南という、甘酸っぱい今回の記事でした。ちゃんちゃん!

 

結びの瞬景

CIVIC と 娘ちゃん(赤ニット)

 

娘ちゃんに登場してもらい半年。見事 monogress を 月間10万pvブログに押し上げた立役者、シビックと娘ちゃん。残念ながら大学受験が控えているので、勉強に専念してもらうことになりました。めっちゃ頑張っている娘ちゃんに、さくらが咲くことをお祈りしつつ・・・

 

流石に走行距離が重なると、不具合っぽい動きも見せるようになりました。まずは運転席ドアからの軋み音(内張り交換で復帰)そして、ステアリングの妙な動き。初期ロットあるあるですが、まあ我慢しましょう(笑)

 

寒い冬が近づいてきて、青いクルマはどのような表情を見せるのか? 目の離せない青い車レポートに、後ご期待でございます(^^)