我が家の愛車、CIVIC e:HEV(FL4)も、とうとう2万キロを走行・・・感慨深いなあと思いきや、洗車中にリアワイパーのゴムキレを見つけてしまいました。たぶん、私の人生では最速でのリアワイパーのゴム切れ。この前の1年点検で、ケチって交換しなかったのがまずかったかな・・・でも、今までの愛車達は、2万キロくらいでは切れなかったのだから、仕方がありません。
CIVIC e:HEV 走行距離 2万キロメートルでリアワイパーのゴムが駄目になった
というわけで今回は、人生で初めての“愛車メンテナンス”に挑戦することになりました。とはいえ、理由はちょっと不純。点検時にワイパー交換を断ったのは、「どうせなら社外品で安く済ませよう」+「ブログのネタにするなら自分で交換!」なんて魂胆から。ところが——HONDA CIVIC FL系に合う社外品が、どこにも見つからない。
あれ?もしかして、これって詰んでない?そんな焦りから、勢いでポチった1本目のワイパーは、まさかの形状ミス。届いた瞬間に「これ、違うやつじゃん……」と、ひとり涙目になる始末です。
そこで、今度こそはと心を入れ替え、情報収集を開始。頼れるのは、やはり「みんカラ」。経験者たちのレビューを参考にしながら、慎重に選んだ一品が——BOSCH A380H リアワイパー。BOSCHの公式ではCIVICには別タイプが推奨されていますが、どうやら日本では未展開のようで入手できず。でも、このA380Hなら無事取り付けできるという情報を信じて、いざ、交換開始。むしろ、今より拭き取り範囲が広がりそうで、ちょっと期待してたりもします。
CIVIC e:HEV のリアワイパーを純正からBOSCH A380Hへ交換する手順
箱からリアワイパーを取り出す
今回取り付ける、BOSCH A380Hは、いわゆる(日本人から見た)輸入車用としてラインナップされているリアワイパーで、日本仕様のCIVICには非公式対応。とはいえ、長さは堂々の380mmは魅力的。純正の280mmと比べて、なんと約50mmも拭き取り範囲が広くなります。
たった5センチ?と思うかもしれませんが、CIVICのリアウインドウって、ものすごく寝てるんですよね。雨の日のドライブの為にも、少しでも拭ける範囲が広がるのは、ありがたい。……かもしれない。いや、きっと、そうだと信じたい。という、一度間違えた人間アルアルの不安の中、実際にどれほどのメリットがあるのか、ごちゃ混ぜ気分を胸に、いざ装着です。
マイナスドライバーを使用してワイパーブレードを外す
取り外しは、マイナスドライバーひとつでOK。リアワイパーの留め具の“上”に差し込み、テコの原理を使って持ち上げるように外します。写真で言えば、左側のマイナスドライバーを上方向にクイッと持ち上げる感じ。
使ったのは、ごく普通の家庭用サイズのマイナスドライバー。特別な工具は必要ありませんでした。ただし、あまり細くて小さなドライバーはNG。力が入らない上に、パーツやガラスにキズが入るリスクもあるので、避けたほうが無難です。
新しいリアワイパーを取り付ける
取り付け具の形状は、純正とBOSCHでかなり違います。写真で比べると、上が純正、下がBOSCH A380H。BOSCH製の方は、左右で明確に“高さの差”があるのが特徴。「えっ、これどっち向き?」と一瞬戸惑いましたが……支点に近いほうを高くしたほうが安定するかも?なんて想像を膨らませつつ、写真の向きで装着してみました。
取り付けそのものはとても簡単です。取付具中央の丸い溝に、アーム側の固定部品を差し込むだけ。カチッと音がしてしっかりはまれば、作業完了です。
リアワイパーの動作テストをする
取り付け、無事完了!装着後の印象はというと……おお、けっこう窓の端までしっかり拭いてくれそう!
見た目にも、「ゴムがちゃんと仕事してくれそうだな〜」という安心感があります。
……が、じっくり見てみると、先端のほうがうっすら浮いているような?ガラスとゴムの間に、最大で0.5mmくらいの隙間が。
これは、ちょっと気になる。とはいえ、新品のゴムがなじむまでには多少の時間も必要。「そのうち、ちゃんと密着してくれるはず……!」と、ちょっとドキドキしながら様子を見ることにします。そんなことって、あるのかな?
リアワイパーの拭き上げテスト!拭き上げないエリアはホームポジション付近(写真左側にワイパーがある状態)だけのようで、範囲は確実に大きくなった気はします。残念ながら、運転中に確認しても大きくなった印象は少なかったのですが、ドラレコのカメラには良い影響を与えるんじゃないですかね。
愛車のメンテナンスを自分でしたぞ!なんて冒頭では格好つけてみましたが、誰にでもできる簡単な作業でした。ただ、正しい製品を探したりポチったりするくらいなら、定期的にディーラーで交換したほうが「時間」を消費しなかったのは事実。みなさんも、緊急でないのなら純正で交換することをオススメします!
あと、もし交換を試すのであれば自己責任でお願いします。monogress は、このワイパー交換を読者様が実施し、部品が壊れてしまったとしても、一切保証は致しません。
おまけ BOSCHマークは逆向き
惜しいですね・・・BOSCHマークが逆なら良いのに・・・と思い反対側を見てみましたが、たとえ左右入れ替えたとしても BOSCHマークの方向は変わらず。おしゃれに決めたかったのですが、駄目でした(笑)
BOSCH A380Hは価格変動の激しい商品で、私は amazon でポチリましたが、前の週より 500 円も高くなってしまいました。それでも、ディーラーに出向く時間やガソリン代を考えると、自分で取り寄せて交換するほうが良いという判断です。工賃もかかりますしね。田舎暮らしというのは、そういう「自分でやっちゃえ」な感覚が養わられるようです(笑)
おかげで、ゴールデン・ウィーク中も CIVIC で楽しめそうです。それでは皆さん、良い休暇をお楽しみください。