最新のデバイスというのはとても気になるもので、もともとパソコン好きから発展(?)してきた私としては、CarPlayに触ってみたくって、Peugeot 308SWへの乗り換えでとうとうひとつの目的が達成できました。
すると、次は何かな、なんて不必要な事を考え始める。CarPlayだって使いこなしているとは言えないくせに(使いこなすなんてレベルではなく単純だけどね)新しいカーライフというのは、いつまでもワクワクを追求してしまうものなのです。
そこで・・・ではないのだけれど、以前わざわざiPhoneの買い替えで(けちって)SE2にした私。新しいおもちゃとしてApple Watchを入手。さっそくクルマとの親和性を試してみたのでした。
AppleWatchが欲しくなちゃった!
男はやっぱり腕時計
若干雑談ではじめちゃうのですが、ブロガーというのは他人のブログもモチロン読みます。他人のブログは言わば仲間であり、ライバルでもあるわけで、でもブログそれぞれの個性があって面白い。そして、自分のブログのオリジナリティを追求するのです。
その、他人のブログを読んでいて気づいたことがあって、それは写真にうつるブロガーたちの腕時計。結構みんな当然のように腕時計をしているのだけど、そういえば私は仕事柄腕に傷をつくるから、腕時計をしていなかった。もう20年ほど腕時計なんて忘れていました。
スマホの限界を感じていた
けれども、時間を見るのにわざわざケータイ取り出すのも最近面倒くさくなって、それでもツイッターをやってる関係で「通知」はとても気にしたりしている。仕事中も気になっちゃったりするけれど、我慢してカバンの奥底にiPhoneをしまっておけば、必要な電話には出られなかったりと中々悩ましい問題も起きていました。
そこで、「腕で電話ができて、通知が見えて、リマインドも管理できるスマートウォッチが欲しい!」と最近感じていたところに、我が家のカーライフはCarPlayありきになってきた。そうだ、ついでにApple Watchも試しちゃおう!という流れ。
これを丁寧に組み立てて、奥様へ申告。すると、私よりも電脳ガジェットの大好きな家内は、それなら私もということになりました。は、雑談はここまでですよ、すいません(。・_・。)
人生初のAppleWatchでCarPlayとの親和性を感じ取る
マップアプリが神アプリになる「トントン」
神奈川県には日本が誇るショッピングセンター「ラゾーナ川崎」がありまして、そこにアップルストアが入ってる。意味のわからない機器を買うなら実物を見て選びたい。そこで、アップルストアの案内予約をしていざ訪問!
買い方とかセットアップとかは、今回はもちろんスルー(笑)いきなりCarPlayとの親和性を試してみます。購入して家に帰って、写真を撮りながら箱出しして、およそ2時間で使用可能となりました。
ウワサ、というよりはWEBで事前に聞いていたとおり、AppleWatchがあるナビゲーションはとても便利。AppleWatchの役目は、道を曲がるところをサポートしてくれる機能です。
CarPlayでMapを起動したあとに、Siriに頼んで目的地を設定。おもむろに走り出して道順を音声で教えてくれるのは、今までどおり。
AppleWatchはこの経路のサポートを、音と振動で教えてくれる。
交差点を曲がる前に、CarPlayの音声よりも先にAppleWatchが「トントントン」と三拍子。プラス「ぴょんぴょんぴょん」という軽快な音が鳴る。その後CarPlayの音声ガイダンスで、「100 m 先 左方向」と教えてくれるスンポウだ。
経路の時々の直進も、「トトーン」と振動で教えてくれる。こいつはなかなか、便利なんです。
本当に画面を見なくても好きなところへ行ける!かも
そもそも、音声ガイダンス通りに走ればよいところをナビ画面を開きっぱなしにしてしまうのって、やっぱり音だけじゃ心配だからっていう側面もあります。これからどれほど先で曲がるのか、距離はどの程度なのか。確認したいことは沢山ある。
でも、意外とナビ画面って気になるもの。だからCarPlayなら「ダッシュボード」画面とか、「ミュージック」画面だとか、Peugeot 308SWならお気に入りの、オリジナルのミュージック画面を開いておく事も多かった。
画面で確認をしていないと、ボリュームを上げていればガイダンス音声は聞こえるけれど、小さくしていてオシャベリしてると、聞き逃してしまうこともあったのです。
でも、今度からは腕に振動で伝えてくれる。曲がるから注意してねってメッセージを腕に伝えてくれるわけです。画面も意識しないで済むので、安全運転にも一役買うわけ。なかなかじゃないですか!
さらに、腕をそっとあげれば微かに、次に曲がるまでの距離が表示される。曲がる意識もしっかりと伝わってくるわけです。いやはや、こいつは便利です。
楽曲の早送りもできる こいつはリラックスできるね
ナビゲーションをオフにすると、今度はAppleWatchは再生や早送り、巻き戻しを表示。切ないくらい親身に、腕の上でダンスを踊るApple Watchちゃん。実際のところステアリングで操作ができるから、要らない機能かもしれないし、運転中は邪魔な機能かもしれない。ステアリングのボタンが使えない人には良い機能かもですが。
そうねぇ・・・少しシートを倒して休憩中、ステアリングもスクリーンも遠くにあって、音楽を切り替えたい時には便利かな。リラックスムードでお休み中、わざわざ身体を起こしたくないでしょ・・・
まあ、無くても良い機能かもしれないけれど、どうせ親和性を大事にするなら、こういう細かい機能もあればあるほど気分も良くなります。
だって奥さん、Apple Watchって ¥44,800 よ?もちろんCarPlayの為だけに買ったわけじゃないけれど、できるだけ沢山の機能を入れていてほしいじゃないさ!
もうひとつある真の目的
ヘルスケアが気になるお年ごろ
で、大枚はたいて買ったApple Watch。実際のところ、やっぱり気になるのがヘルスケアです。私も年老いて参りまして、少しは身体を動かそうかなって思うようになりましたよ。
ステアリングとアクセル・ブレーキも楽しいけれど、遠くにドライブいってさ、電動バイク降ろしてさらに自然満喫ドライブとか、良いじゃない?え?身体を動かせ?HAHAHA(・∀・)
まあ、通勤で駅一つ分歩いたりしてるんです。がんばってる。ならばその結果が見たい。そこでApple Watchってわけ。買いたい理由は山程あるのさ。
ヘルスケアっていろいろあって、運動したりとか休んだりとか、健康になる秘訣って沢山あって大変です。まあ、自分に合うやつがあれば、積極的にやろう、みたいなノリでも良いとは思います。現に少し痩せ始めたしね。でも、個人的には健康的にリラックスしたい時、やっぱり静かな空間にいたいんです。
そんなとき、AppleWatchの機能で気になったのがコレ。「騒音測定」。
静寂を求めるすべての人へ「騒音測定」
騒音測定は、あまりにもウルサイところに居る場合、疲れちゃうから離れたほうが良いよとアドバイスをくれるアプリ。人里離れた土地で静かにカフェしたい私にとって、ベストプレイスを探せるかもしれない可能性のあるアプリです。
なぜかと言えば、今や時代はシェアの時代。沢山の人が持っているデバイスで、同じ性能の機能を使って、数値を共有する。面白いじゃないですか。ここってとても静かな場所だぞ!って発信する。うん、面白い・・・か?
騒音測定には色々な使い方がある。例えば車中の騒音測定。ボルボV40の時も試してみてた。当時は、iPhoneでサードパーティアプリを入れてディーゼル音を数値化してた。けれども所詮はサードパーティ。純正のように皆がインストールしているものではないわけです。
Apple Watchは「5」から入った「騒音測定」機能。こいつを使って、世の中のあらゆる場所、あらゆるクルマの騒音を測定したいよ〜って思ってた。ディーゼルエンジンはウルサイ!という、社会的な批判を打ち消す為です。
Peugeot 308SW 1.5L ディーゼルエンジンの車中の騒音
で、色々興奮しつつ紹介する測定結果。こちらです。
停車時 48 db
走行時 60 db
運転している最中なので写真はありませんが、こんな結果です。「db」は「デシベル」で、音の強さを表す単位ですね。
停車時は音楽のボリュームを絞って、けれどもエアコンはオンにして測定しています。対して走行時は、音楽は絞っても標準ボリュームにしても数値は変わらず。エアコンもオン。つまり、いつも運転している環境と同じと言えますね。
これがどれくらいのウルササなのかと言うところ。気になるでしょう?サンプルは下記をどうぞ。
家の中では、41 db! およそ 38 db 〜 42 db をウロチョロする感じです。
夏山の中では 68 db!セミうるせぇぇ!
つまり、Peugeot 308SW 1.5リッターBlueHDi ディーゼルエンジンは、とても静かだということを証明できたのでした!うん、きっとできた。他の皆さんがご自分のクルマの騒音測定をしてくれれば、わかってくることです!
さらに、様々な環境を測定して遊んだりシェアすれば、世の中の平穏なエリアもわかるかもしれない。こいつはすごい!これで1万円くらい元とった気分です! そのうち、ツイッターに全国の騒音を上げてやるんだ!
という気合の入った、AppleWatch購入でした。楽しい夏の思い出をありがとう。
あとがき
あ、当初目的だった「通知」。まだまだ感覚はつかめないけど、ツイッターの通知は見ることができました。電話、メール、LINE、ツイッター。沢山の新しいインフラは、30年前は想像もつかなかった。世の中便利になったものだよねー。
気になる人のツイートは読みたいわけで、こいつがわざわざスマホを開かなくっても楽に読める。返信したいときだけスマホを触ればよいのです。なんだか急に、最先端まで来た感じ。言い過ぎ!(笑)
というわけで、ちょっとクルマから外れた記事でしたが、お楽しみいただけましたでしょうか(^^)