こんにちは。クルマが大好きなのに半年間の納車待ちで嬉しいやら寂しいやらブロガー、まこまちです。さて、始まりました、新シリーズ「Going Anywhere」!。わたくし渾身の「ウォーキング・サイクリング・ドライブコース」をご紹介。クルマネタも当然書くけど、クルマが無くて寂しいからこそ、積もりに積もった愛車との思い出話大放出というわけだ☆(笑)
今回は私が「長野に住みたい!」と思うキッカケになった道路、お気に入りのドライブコースのスタート地点。長野県原村〜茅野市へ至る「八ヶ岳エコーライン」は、私が15年以上も通い続ける、自慢の幸せ道路です。
八ヶ岳エコーラインの基本情報
八ヶ岳エコーラインはどんなところ?
長野県は富士見町から茅野市へ至る、広大な田園地帯を駆け抜ける広域道路。ペンションや別荘地が点在し、夜に走れば星空も拝める。夏は冷涼で気持ち良いが、雨男の私としては霧の多さがタマニキズ。けれど、それを踏まえても気持ちのいいエリアである。
八ヶ岳エコーラインの楽しさは
ウォーキング | |
サイクリング | |
ドライブ |
歩道が整備されているのでウォーキングもオーケー。自転車でも気持ち良い。オススメは側道に入ること。エコーラインは楽しいけれど、ほんとうの癒しを望むのなら、田園のど真ん中で立ち止まって深呼吸。側道は少ないから道にも迷いにくいぞ。
八ヶ岳エコーライン コース概要
- 中央自動車道 諏訪南インター
- 八ヶ岳ズームライン
- 深山交差点
- 八ヶ岳エコーライン
- たてしな自由農園(🚻🍝🍦)
- 八ヶ岳エコーライン
- 風除け公園
- サイクリングまたはウォーキング周遊
- 至る ビーナスライン
八ヶ岳エコーラインの効能
- 田園地帯を気持ち良く走るから農作物をお土産に買いたくなる。
- そんな時に直売所があって痒いところに手が届く。ソフトクリームも売っている。味は普通だけど、大自然の中でアイスと叫ぶ気持ちよさは格別だ。
- ビーナスラインに比べて人気がなく空いている。富士見町方面へ抜ければ、八ヶ岳アウトレットも目の前だ。
八ヶ岳エコーライン 快走案内
ズームラインからエコーラインへ 田園街道に心ときめく
中央道原村インターチェンジを降りて左に曲がると、まずは八ヶ岳ズームライン。夏は勇ましく冬は積雪の美しい八ヶ岳がお出迎え。この上なく贅沢な気分を味わえる。
深山交差点を左に曲がると、真っ直ぐに林の中に伸びていく快適な道路が八ヶ岳エコーライン。木々の間から時々見える遠くの山がアクセント。自分達はどの山に向かっているのだろう?なんて期待をこめながら、緩やかにカーブする先を目掛けて、アクセルを踏む右足に力が入る。気をつけろ。
林と田園が次々と、過ぎ去っていく贅沢な時間。土の匂いに木々の香り、林の木漏れ日に広い空。コンクリート・ジャングラーに癒しを与える、どこまでも続くグリーン・ワールド。そのうち、今の時期は何が収穫できるのだろう?とか気になり出したら、地元原村の思う壺(笑)良いタイミングで、たてしな自由農園が現れる。
まさに、謀ったようなタイミング!(・∀・)
諏訪のお土産が欲しいなら たてしな自由農園だ
このお店、諏訪圏のお土産の宝庫である。農家直売野菜は瑞々しくて種類も豊富、時々知らないフルーツが並んでいるので好奇心もくすぐられる。そんなの珍しくもないぞ!っと強がる人も、店の半分は蕎麦、かんてん、みすずあめなど特産品。サービスエリアでは見つからない珍しい品の数々に、思わず財布が緩むから覚悟しよう。
ちなみに、私のイチオシは「酒」DADADA!
長野県は塩尻、諏訪と美味しい酒の宝庫である。塩尻は風土を活かしたワインを、諏訪は山から流れる水を活かした日本酒を、それはそれは沢山の銘柄を作っている。
日本酒のオススメは「舞姫(純米吟醸)」(知らないだろう?ふくよかだぜ!)や「本金(からくち太一)」(知らないだろう?辛口だぜ!)。全国区の「真澄」も好きだが、せっかくだから斜めに攻めたい。ワインはなかなか悩ましいので、これは別の機会で紹介しよう。
ところで、私は酒が好きだが溺れるように呑んだりはしないし、酒の為に長野に移住したいわけでは無い。それでも、いつもここによって一本のお酒を買っていく。
それは、他に選んだお土産とのマリアージュが楽しいからだ。その地方の旨いものには、やはり地元の旨い酒。忘れちゃいけない合言葉!
「いつも立ち寄るサービスエリア」に近いイベント感もまた楽しい。自転車乗りには背中が重いが、自動車乗りなら買い放題。3ヶ月分くらいお酒を買って、家呑みを謳歌しよう。
だが・・・語っておいてなんだけど、楽しいお買い物は帰りの楽しみとしてとっておくべき(笑)。八ヶ岳エコーラインを、原村を抜けて茅野市側へ。まだまだ楽しみは終わらない。
お土産は沢山の種類から
ゆっくりと選びたいしね!( ´ ▽ ` )
駐車場にクルマを停めて Six-Wheel サイクリング!
槻木大橋にたどり着く。谷を渡る橋の下を覗いてみれば、並んで見えるのは「集落」だ。そのどれもが古く、故郷感が漂っている。エコーラインができる前から、ここには営みがあったのだ。ウォーキングやサイクリングなら、長い橋を渡りながら眼下の集落の昔の活気を想像して、ロマンチックに浸れるだろう。場合によっては、集落に降りてみるのもありかもしれない。
道は続く。更に走ると、左へ大きく曲がるカーブ、右へ大きく曲がるカーブと、大きいクランクを通過しながら田園風景を疾走だ。尖石温泉、縄文考古学館と茅野市自慢の施設を抜けたら、八ヶ岳エコーラインも終点というところで、風除け公園があるので立ち寄ろう。
この公園には小さいけれども駐車場が用意されている。自転車をクルマから降ろし、茅野市豊平の田園地帯をサイクリング。シックス・ホイールと洒落込もう。もともと自転車で来ている人は、休憩地点に使うのも良いだろう。
ここまで、八ヶ岳を背にして走ってきた。富士見町方面へ折り返し、雄大な八ヶ岳を望みながら走るのも良いし、ビーナスラインに足を伸ばして帰りに道にもう一度寄るのも良いだろう。夕日で染まった八ヶ岳を楽しむのも乙なもの。助手席の彼女に感動をプレゼントするには、八ヶ岳エコーラインは最適な道路のひとつになるに違いない。
(〃ω〃)デートに演出は大事でしょ?
ビーナスラインの余興にするにはもったいない八ヶ岳エコーライン
私が初めてこの道を走ったのは、たぶん15年くらい前だ。娘ちゃんが産まれて一歳記念。そろそろ外で食事も摂れるようになった事だしと、車山にあるペンションに出かける途中で巡り合った。
今でも鮮明に覚えている。たぶんトウモロコシ畑。レガシィB4で走ったその時、こんなに素晴らしいところがこの日本に、関東から2時間以内のところにあるだなんて。感動だった。
以降は、ドライブというドライブでいつも寄る。安曇野に行く時でさえ、長野ドライブの入り口だからと八ヶ岳エコーラインを経由した。まるでお参り。それほどに私の好きなコースなのだ。
貴方も是非、中央道で長野に来たなら寄って欲しい。日本の原風景とは少し違う、雄大で大らかな景色が、ここにはある。