穏やかな陽気、寒さからの開放感!卒業入学新社会人と新鮮な雰囲気も加わり、やはり春は良いですね!
しかし、新車には苦痛の春・・・花粉の嵐に小雨の応酬、新車の輝きが徐々に失われていく季節でもある・・・けれども、そんなことには新車パワーで滅気ずにいこう。少しづつ手を入れて自分好みの環境に仕上げていくのさ。新車の楽しみはドライブだけにあらずってね!
おおっとう、本題から入らねばなりません。今回は HONDA CIVIC の内装加飾パーツ「ピアノブラック・フィニッシャー」にコーティングというメスを入れます。
新車で気になる「ピアノブラック・フィニッシャー」は直ぐに保護したい最優先パーツ
Peugeot 308SW にもあったピアノブラック・フィニッシャー(以降、”ピアノブラック”)はウッカリ自分で傷を作ってしまった。傷が入る度にクルマ愛が目減りする自分勝手な私にとって、傷のダメージ以上に心のダメージが大きかった。(勝手な奴だネ。)内装パーツは自然現象の外的要因よりも人の手によって傷つくことの多い超が着くほどデリケートなパーツ。納車されたばかりのうちに手入れをしておきたい。
スマホのガラスコーティングは iPhone SE2 → iPhone 13Pro と2代に渡りお世話になってていて、毎日グリグリ指や爪でタップするのに、傷がつかなくて大満足!。つまり今回は、こいつをデリケートで極まりないピアノブラック加飾パーツに塗り込もうという腹づもりなのです。
HONDA CIVIC のそれらはダッシュボードに大きく鎮座。そして今回の CIVIC のデザイン・ハイライトでもあるから大事にしたい。こいつに傷が入る前に、なんとしてもコーティング! 「格好良いのはわかっている、しかし消耗するクルマのパーツには向かないよね・・・」なんて考えながら、内心嬉しくてホクホク顔でクリーニングをしていると・・・なんと、すでに傷がついているじゃないか・・・!
ステアリングにつくコイツラだ。うっすらと拭き上げ跡がついているなあと思ったら、しっかり傷が入っていた。ホンダよ、おまえもか!!
おまえもか?そう、おまえもか!なのだ。前の愛車 Peugeot 308SW は、ドア外側のピアノブラックが傷だらけで納車された。洗車してから納車したいのはわかるんだけどさ、目の前でペリペリ保護剤を剥がしてくれれば良いのになぁ・・・(保護剤付きでの納車もしてくれるらしいです。今度からそうしよう。)
雫のように落ちる、私の涙。(花粉症ですっ) しかし私は大人である、傷の1つや2つは男の勲章!気を取り直して今回の主役「スマホまもる君」にすべてを賭けるぞっと、健気さを大アピール。本当に涙がでるね(・∀・)!
「スマホまもる君」で車のピアノブラック・フィニッシャーを保護しよう
スマホまもる君は、スマートフォンの表面保護用のガラスコーティング剤である。使用できる箇所は、スマートフォンの画面(傷あり時は使用不可)及び車のナビ画面となっている。ピアノブラックは対象外。
ここからは、スマホまもる君の簡単な取扱説明と、私なりの注意点を挙げておきます。
標準的な使い方
- スマートフォンの表面に汚れを残さずキレイにしておくんだ!
- 液体をスプレーするんだ!
- 付属のコーティングクロスで液体をまんべんなく広げて塗るんだ!
- 10分経ったら 付属のファインクロスで強めの力で磨き込むんだ!
取扱説明が漫画のようになっているので、こんな口調になってしまうが、説明自体はとてもわかりやすい。しかしこれはスマートホン用の説明書。ピアノブラック用に解釈しなおす必要がある。
実際の使用感と注意点
- ピアノブラック加飾の表面は傷を付けないようにクリーニング。私は、柔らかい布を2枚用意し、片方は水道水で濡らしておく。濡れた布でさっと柔らかく拭いて、乾いた布で水分を取る。車内なのでホコリが舞って直ぐに着くが、気にしない。
- 保護剤をスプレーしたときの広がりは結構大きい。500円玉を縦に2個並べたくらいの直径にはなってしまう。スマホまもる君に付属のファインクロスにスプレーして、パーツへ塗るのほうが良い。(コーティングクロスは親指サイズで小さすぎる。コーティングは薄くなるし液体も多めに使ってしまうが、車の為だ目をつぶろう。)
- 広いエリアにムラが無いように塗る。私は液晶パネルにも塗っておいたが、手抜きで大雑把に塗ったら縦の筋が現れた。この場合、さらに上から液体を塗ることで縦筋が消えた。つまり、1度じゃなく2度、3度と塗ったほうが均一性が出るということ。
- 10分待たない。春と言っても車内は暑い。乾いて白くなり始めたら拭き上げてしまおう。塗りムラが確認できなければ、強く磨く必要はない。独特のスルスル感が仕上げ完了の合図だ。
下地のクリーニングができていれば塗るのは簡単。ホコリが付いても、ファインクロスで簡単に取ることができる。
「スマホまもる君」で傷は消えるが完全ではない
では、ステアリングのピアノブラックパーツがどうなったかと言うと・・・
結構消えてくれた!少なくとも、人の目ではほとんどわからない。これで安心してベタベタ触ることができるってもの(笑)ステアリングの小傷は結構目立っていたので、最悪コンパウンド入りのものを買おうかと思っていたが、4回塗って拭いてを繰り返してなんとかなった。ふう(´・ω・`)
それでも、完全ではないようで写真右上には筋が入っているのがわかるだろう。人の目ではわからなくても、スマホのカメラにはわかるのである。今度はココを重点的に塗ろうかな。
HONDA CIVIC のダッシュボードから運転席、ドアパネル4枚のアンビエントライトまでを2回施工したところで、スマホまもる君の保護剤はエンプティ。およそ 3,000円前後の価格で、硬度 9H が手に入るのなら安いもんじゃないかな〜
「スマホまもる君」でコーティング後の HONDA CIVIC インストゥルメントパネル
よろしいんじゃないでしょうか!ちなみに、施工後に触ると指の油が傷のように見えるのだが、ささっと拭き上げれば消えてくれる。コーティングをしておいて大正解!
ところで、ガラスコーティングをしたところでピアノブラック・フィニッシャーが硬くなるわけではない事は留意しよう。爪などで引っ掻けば、当然傷は付くはずだ。スマートフォンは画面自体がとても硬いから、ガラスコーティングでさらに硬い仕上がりになる。ピアノブラックはもともと柔らかい素材であるから、傷がつきにくくなった程度で考えたほうが良さそう。過剰な期待はやめましょう。
結びの瞬景
今回もお読みいただき、ありがとうございました(^^)
しかし、青いボディは花粉が目立って仕方がありません。むしろ、世の中にはこんなにも花粉が溢れているのか、マスクなしでよくぞ過ごしてきたなと思う次第。2週間もあれば砂糖のように花粉を集めることができそう。何か再利用できないものかな・・・
そんな辛くても楽しい新春、とりあえず桜とのツーショットをSNSのアイコンにしておきました。どんどん、新しいことを始めたいですね!