【車乗り換えエトセトラ】 ボルボからプジョーへ

自動車のメーカーを変えることは、珍しい事では無い。他に良さそうな車があれば、そちらを選ぶことは何の問題もない。国産メーカー同士であれば尚更だ。

 

しかし、輸入車は少し敷居が高い気がする。

 

これは日本では世界に唯一といっていい自動車大国だからだ。海外の車から多くを学んだ国産メーカーが先頭に立った高度経済成長。日本を世界第2位の経済大国にした原動力である事は、周知の事実だろう。

 

つまり、輸入車を買うということは、日本の車よりも品質が下がるリスクも得ることと同意義だ。

 

その代わりに得られるのがレアリティだし、センスや性能であり、プレミアムであり、見栄であり、主張だと私は思う。

 

――― 🚙 ―――

 

そう考えると、輸入車メーカーを変えることは国産メーカーを変えることよりも、やはり敷居が高い。よく知ったサービススタッフに支えられて続けられる輸入車ライフ。この変更に戸惑う人は多いことだろう。

 

私はボルボからプジョーに変えることとなった。

 

今回はこの経緯について話をする。また、今後は本シリーズで輸入車メーカーの変更に伴う各種手続きをひとつずつ紹介しようと思う。買取専門店の手続きもあった為、今回の乗り換えは沢山の契約を交わすこととなった。

 

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ボルボとの決別

ボルボからの通知

ご存知の方も多いと思うが、私はボルボに関するブログを書いていたが、代理弁護士を通じて送られてきた通知によって、このインポーターへの期待と信頼を全て失った。

 

加えて、自動車保険の住所変更がしっかり行われていないという杜撰さも知ることとなった。

 

私の氏名をあげて●●●問題と記述された通知書を見て、彼らからの好意的なアクションは無いであろう事は明らかであり、私も決別の意思を固めたのだ。

 

連休前に届いた手紙

ボルボの代理弁護士より通知の書類が到着したのは、冬休みに入ったその日だった。私宛に、配達証明付きで書類が届いた。

 

代理弁護士事務所へ連絡すると、やはり冬休みに入っている。

 

この手法を私はすでに知っていた。以前起きた情報事故の際も、発信が夏休み前だった。不要な問い合わせが来ないタイミングを選んでいるのではないか、こちらに精神的疲労を与えるつもりなのだろうと勘繰っていた。

 

通知をうけた私は家内と相談し、自分の行っている事が通知どおりの事なのかを確認することにした。冬休み明けの平日に休みを取り、市の弁護士相談を受けた。

 

答えは、限りなくホワイトに近いグレーであった。つまり、黒ではない。

 

争いますか?と聞かれたが、辞めておいた。10万pvを超えるくらいのブログなら、きっとまた作れる。

 

それに、aboutVOLVOというサイトを運営していくことにはすでにやる気が無くなっていた。私の企業を見る目がなかったと反省した結果、「monogress」というサイトを立ち上げる作業に、正月から取り掛かっていた。

 

プジョー 308 リア

プジョーとの出会い

ワゴンの選定

車の選定は、いい機会なのでワゴンに乗り換えることにした。

 

ワゴンであるボルボV50から、ショートワゴンのV40への乗り換え後、やはりワゴンの使い勝手の良さが忘れられなかったからだ。ボルボXC20というスモールSUVやV20、さらにはV40の後継車が噂されているが、小型ワゴンの話はあまり無い。

 

また、元々欲しかったのはV60であったが、それはボルボに縛られている時の話であり、昔のように荷物をガツガツ入れる車では無くなっていると感じていたこともあり、あっさり諦めた。

 

プジョーの選定

プジョーを選んだのは、(相変わらず)メルセデスやBMWなどのプレミアムブランドを避けていたから。車が悪いわけではなく、私の住んでいるあたりでメルセデスに乗ると色々指を刺されることが多いので、控えるしかなかったのだ。

 

メルセデスも、BMWも、そしてプレミアム化していくボルボも、けして悪い車ではない。私はこれらメーカーを否定していない事は信じてほしい。

 

それに、今までボルボはどこか女性的だなと感じていたが、プジョーにも似たようなものを感じた。ボルボに比べればソリッドで男性的だが、隠れた気品を感じるのだ。

 

以前ボルボV40との比較記事を書いている時、プジョー308SWの存在を知り興味も湧いていたし、ブロガーさんにプジョー乗りの方がいて、不安を払拭できていたから、という事も背中を押した。

 

 

こうして、私はボルボより決別し、新しい輸入車プジョーを選ぶことになったのだ。

 

輸入車の乗り換えに必要な項目

輸入車のメーカーを変えることは、大して難しくないと考えていた。

 

実際、難しくはないのだろうが、車の乗り換えについて一番面倒な手法をとってしまったように思う。今回の乗り換えでは、以下の事を行っている。【車乗り換えエトセトラ】シリーズで話して行きたいと思っている。

 

  • 車の選定と試乗・商談
  • 車の売却
  • ディーラー加入の自動車保険の解約 及び 中断証明書の発行手続き
  • 駐車場の契約(308SWは全幅1805mmの為、立体駐車場に入れなかった)
  • 自動車保険の新規手続き
  • 中断証明書を用いた等級変更の申請
  • 納車
  • ドライブレコーダーの取り付け
  • (付録)ブロガーがメーカーに訴えられた場合の対応

 

このうち、「車の選定と試乗・商談」と「車の売却」は、【まこまちの自動車選び】シリーズ記事で展開している。本シリーズでは契約書類のやり取りと、どこを比較してプジョーにしたのかについて触れておこうと思う。

 

その他は、ひとつひとつ記事にしていく予定だ。

 

なお、プジョー308SWの納車は、2月8日だ。楽しみで仕方がない。プジョー関連の記事はこれ以降に書くことになる。