私の愛車は現在、プジョー308SWである!
なぜプジョーなのか?と言えば、見た目がオシャレだし、i-Cockpit面白いし、価格的に庶民的な輸入車だなとか、つまり長い間ボルボに乗ってきて、変化を味わいたいなというのもありました。
王道に行きたくないというのもあります(笑)フォルクスワーゲン・ゴルフに乗った方が、クルマ選び的に良いんじゃないか?ブログにもメリットあるんじゃない?という考えも確かにあった。
プジョー308SWは選ばれた
ブログ的にも面白そうだ
新車販売速報 | 2019年 | 2018年 |
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VW | 45,540 | 52,044 |
VOLVO | 18,540 | 18,186 |
Peugeot | 10,335 | 9,986 |
Citroen | 4.415 | 3,655 |
クルマ関係のユーザー数で、フォルクスワーゲンはボルボの2.5倍、プジョーの4.5倍。シトロエンを足したって、まったく歯が立ちません(笑)
けれど、フォルクスワーゲンは世界の大手自動車メーカー。絶対の信頼がすでにある。ブログも多い。クルマも良いときている。
対して、プジョーは日本ではまだまだ未知数。欧州では第二位のシェアをもつけど、日本では9位。つまり、日本人には合わないクルマが多いと言うこと?と考えてしまう人もおおいでしょう。
そこを敢えてプジョーに行くとすれば、拘った車選びと自負できる。コアなユーザーとも触れ合える。新車販売台数の伸び率も良いし、これからのメーカーかも。うん、面白い。
と、何が何でも強制的にプジョーにしよう、と考えたわけではないのですが、308のインテリアもエクステリアもが強烈に気に入ってしまったことに加え、こういったよこしまさが無かったわけではありません。(どっちやねん・・・)
そんなプジョーでの生活を発信するのが、このコーナーです。コロナウイルス騒動で出かけられず、ネタが増えなく大変ですが、私のプジョー生活をできるかぎり細かくお伝えしていきます。
ディーゼルに初めて乗るなら 2.0L
このクルマを選んだ理由の一つとして、最新クリーンディーゼルを味わいたかったから、というのもあります。
1.5リッター BlueHDi クリーンディーゼルエンジン。排気量を小さくしたディーゼルエンジン。2リッターディーゼルエンジンと比べると、トルクで100Nm落ちる割に、燃費はそれほど増えない印象。
トルク | 燃費(JC08) | |
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VOLVO V40 D4 | 400 Nm | 20.0 km/L |
Peugeot 308SW 2.0L Diesel | 400 Nm | 20.2 km/L |
Peugeot 308SW 1.5L Diesel | 300 Nm | 21.6 km/L |
なら、やっぱり2Lのほうが良いんじゃない?となりそう。
私としても、ディーゼルエンジンに最初に乗るのなら、やはり2リッターディーゼルをオススメします。なにせ、アクセルを少し踏み込んだときの加速感が楽しすぎで!
高速道路で追い越しをかけるとき、アクセルを少しだけ踏み込むと、あれよあれよと速度があがって、けれどもエンジン回転数が上がるわけでもなく、シフトチェンジがひっきりなしにされるわけでもなく、グイーンって加速が続いていく。
クルマの中に、使用制限の無い電気モーターが仕込まれているような、ハイブリッドカーの弱点を克服したようなフィーリングが得られるのが、2リッタークリーンディーゼルエンジン。高速道路での燃費の伸びも半端ありません。
けれども、慣れてくると無い物ねだりが始まるのだ!
無い物ねだりに応える1.5L
アクセルは思い切り踏み込めないから、エンジンの回転を楽しむことができない。ノーズが重いからカーブが疲れる。軽やかに軽快にとは無縁の、ずっしり重たい濃厚な移動になってしまう。(そこが良いと感じてた時もあったんだけどね。)
そこを手当できたのが、プジョー1.5リッターBlueHDi。
アクセルの踏み込み量に対する加速感は、おとなしい印象。だから、さらにアクセルを踏む。街なかでも味わえる 3,000 rpm。クオーンと鳴り響くエンジン音。これこれ!
1.6リッタープリンスエンジンと、ほぼ同じなエンジン重量。もっと軽快な 1.2 リッターピュアテックも良いのだろうけど、その最高の軽快感は他のクルマに任せておいて、交差点でもわかるノーズの軽さ。強引ではなく、スッと方向を変える気持ちよさ。これこれ!
ボルボV40比で、およそ 150 kg 軽快になったカーライフ。広がった車内スペース。自動車って、メーカーによって差が沢山あって、面白いよね〜
こだわりのエンジンに敏感に反応してしまった
もう少し気に入った点を挙げておくと、この1.5リッターディーゼルエンジン、将来のプジョーを占うエンジンであるところにも惹かれる。
フォードとの共同設計は置いておくとして、「ル・マン24時間耐久レースの覇者、プジョー908から受け継がれた技術によって、ディーゼルでは実現できなかった高回転のパワフルさの実現、排ガスのクリーン性能を向上」なんて、ディーゼルファンとしては一度は支持しておきたいエンジン。
75.0mm x 84.8mm のロングストロークエンジンだけど、もしかしたら将来、このエンジンをベースにした2リッター超ロングストロークディーゼルエンジンなんて作られたりして。
昔、スバルのボクサーエンジンが、等速エキマニ採用になった時、レガシィに飛びついた事を思い出した。新しいエンジンって、人を魅了する。こだわりなんて無効になる程だから、エンジンというものは手に負えないです(笑)
先週の印象
308SWクンの写真を撮ってきました
先週は大雨のあと、カラッと晴れました。そこで、ブログ用の写真を撮りに行こうと、近所で緑のあるところにでかける。
ツイッターで遊んでいると、プジョー乗りというのは本当に、写真が上手。美的センスに溢れている人が多いのか、なにせ上手く写真を撮る。
なので、私の写真なんてきっと感動もしてくれないだろうな〜なんて思うのだが、ブログには必要だから撮影してきた。腕も上げていきたいしね。
神奈川県川崎市は、東京都と神奈川県横浜市の間にある、南北に細長い市。工場と住宅で人が多く、ゆっくりクルマを眺めるスペースを見つけるのは大変で。それでもなんとか、自然溢れる場所を確保。以前、借り物のV40を撮影した場所。白いクルマというのは、緑色とよく似合う。
腕はまだまだだが・・・
308SWクンは 1,580 km 走りました
クルマの撮影のあと、街なかを少し元気に走ってきた。
オドメーターは 1,580 km に到達。足回り云々は 1,300 km くらいとあまり変わらない。印象としては、フロントサスよりリアサスのほうが柔らかく感じること。フロントサスは、気温で印象がガラッと変わる気がする。3,000 km を走り切るまで、評価は難しい。長距離走りたい・・・
交差点を曲がった後に、目の前に広がる直線道路。今まではアクセルを「クイ」と踏んで、ジェントルに時速 50 km/h にのせていた、あの道路。今は 3,000 rpm まで回して、加速感は同じだけれど、エンジン音を楽しみながら進んでいける。
どんよりした低音だけではない、カラッと回る回転音。気持ちいい。
高速道路に乗ってみれば、必要な速度で淡々と、低回転で走り続ける。緊張せず、景色を楽しみながら進む嬉しさは、2リッターと変わらず頼もしい。
そんな、まこまちのプジョー308SWを、今後も宜しくおねがいします。