愛車情愛評価論 プジョー308SWのカッコよさ

愛車情愛評価論は、自分の所持するアイテムを愛情を持って評価する、モノを大切にするために行う論評の愛車版。

 

 

情愛評価論は、私の考えた論法だ(笑)。ある道具を持つ人が、その道具ににどれだけ愛情を注いでいるのかを伝える事。自分の思考、感情、他者との比較、結論。これを称して、勝手に名付けただけ。

 

 

何かを大切にする事は、愛情が不可欠だ。愛情に耐えるだけの機能も必要。人が道具に固執する時、そこには機能、性能もさることながら、人生の経験、思い出も混ぜ合わされる。

 

 

しかし車の解説からは、性能評価しか伝わらない。どうして愛される車になるのか、買ってみるまで分からないことが多い。

 

 

そのくるまがなぜ、大切にされるのか。そこに私は、人の興味があるのではないかと見ている。

 

 

話し方の練習のように何度も308SWの事を書くようで申し訳ないが、私の車に対する考え方が伝わるといいと思う。また、これからプジョー308SWを選ぶ人がどれほどいるかわからないけれど、参考になれば嬉しいな。

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情愛評価論 プジョー308SWはなぜカッコいい?

カッコよさはクルマの性格の裏打ちだ(思考)

プジョー 308SW と冬の箱根

 

私は、プジョー308SWがとてもカッコイイと思っている。それは何故?

 

 

例えば、カッコいい車が欲しいとして。デザインだけを突き詰めたカッコいい車があったとすると、その車が性能を伴っていないとしたら、貴方はその車がカッコいいと思うだろうか?

 

 

あのクルマはハリボテだ。カッコだけのクルマだ。そんなレッテルが貼られて、カッコだけのクルマは売れずに終わってしまうことだろう。

 

 

車の「格好」は、車の性格の裏打ちだ。

 

 

見た目がカッコイイと思えるクルマは、自分の求める性能の要求を満たしているものだと私は思う。だから気に入った車のエクステリアを眺めるのはとても楽しくて、運転席に座った時、エンジンに火を灯した時の心の高揚はエクステリアとヒモ付いて、より印象を深めるのだ。

 

前のクルマ V40と比べても希少で良い(比較)

プジョー308SWは、実際に走っている車を目にすることの少ないクルマ。

 

 

実車を目の前にすると、今まで乗っていたボルボV40とは真反対の性格の持ち主だというのはすぐにわかった。より走りを楽しむのは、V40の方だろう。

 

 

ワゴン版でない308も見たけれど、こちらは結構オーソドックスなシルエット。エクステリアで奇抜な個性は訴えない。

 

ボルボV40で紅葉ドライブ 原村は曇り空も美しく見える

 

ボルボV40は、広いボンネットの中に最大で直列5気筒エンジンを搭載し、なおかつ歩行者用エアバッグを搭載していた。ボンネットの大きさだけで言えば、CセグFRカーに匹敵する。辻褄を合わせるために、リアを長めにとったハッチバックスタイル。アーバンショートワゴンという一ジャンルを作り上げたことは、追従が少ないとは言え立派な事だ。

 

 

その対比になる308も、オーソドックスなボディの中に2リッターディーゼルエンジンを搭載するモデルもある。そのギャップは面白くって、往年のダイハツスターレットのようにスモールギャングを醸し出す。搭載するエンジンによって個性を出す。これもまた自動車の楽しみの1つだね。

 

 

そして、プジョー308SW。Cセグ小型ハッチバック308の、リアとホイールベースを伸ばす。ボンネットは変えない。この個性がプジョー308SWの醍醐味であり、カッコよさの秘訣だ。

 

 

普通、ワゴンボディのベースはセダンボディだ。少なくとも、日本ではそうだろう。思い出す限り、メルセデスCクラスワゴンは、Cクラスセダンがベース。BMW 3シリーズもしかり。スバルレヴォーグはワゴン専用。マツダ3は、ハッチバックとセダンだ。

 

プジョー308SW と箱根長尾峠

 

スモールノーズとロングルーフ(感情)

308SWは、ボンネットをハッチバックの308と共有している。ボディ前半はほとんど308と同じ。スモールノーズに対して大げさなくらい伸びやかなルーフライン、その恩恵が生きる、ワゴン最大級の積載性。

 

 

つまり、308SWは日本では稀な存在なんだ。機能性もさることながら、様々な希少性が響いているから、プジョー308SWはカッコイイと感じるわけ。

 

 

なぜ、このクルマは日本で売れないのだろう?私の感覚がおかしいだけか?そう思いながら308SWのオーダーを入れた事は記憶に新しい。

 

 

とはいいつつ、クルマの格好などには眼を向けていられない人もいることだろう。

 

 

興味のない人もいる。いや、ほとんどがそういう人なのか?プリウスが多く走るのは、ハイブリッド機構が楽しくて選ぶ人もいるかたわら、燃費しか重視しない人も多くいる。

 

 

ミニバンを選ぶ人は、多くの人や荷物を運ぶことが優先で。趣向性などで選んでいられないのが実情かも。ハイウェイスターとかスパーダとか、少しパーツをつけてカッコ良く見せるモデルは、ドライバーの最後の願いのかけらなのかもしれないね。

 

プジョー308SW ブラックルーフ

プジョー308SW サイドビュー

プジョー308SW カッコいいリア

 

私が選んだプジョー308SW TECH PACK EDITION パールホワイトは、フロントグリルにライオンマークがセットされ、スポーティでエレガントなグリルがはめ込まれた特別仕様車だ。(Allureと同じですが。)

 

 

パノラマガラスサンルーフを装着したのは、リアから眺める大きな視界が楽しいのも確かだが、ルーフがブラックになるスタイリングが欲しかったから。Aピラー、Dピラーはボディ色だから、カラードルーフとは少し違う。絶対こっちの方がカッコイイっす。

 

 

アンテナはボルボ合わせのドルフィンアンテナ。家内は棒が出てる方が可愛いと言っていたけど、スポーティで良いじゃない?

 

プジョー308SW ルーフスポイラー

 

子供達と一緒に、沢山の荷物を積んで旅をする。燃費まで考えれば。その目的が叶う数少ないクルマ。それがプジョー308SW。

 

 

カフェをつくり、店内の小物をたくさん買い込んだり、家の補修の資材を買ったりと万能なのが、このクルマ。まこまち一家の夢、大人のゆめ、子供の楽しみ。全てを押し付けられるのが、プジョー308SWなのである。

 

プジョー308SW ガラスパネル車内

 

今のところ、私の人生で最良のクルマ選びができたと自負できる。どんどん愛情を注ぎ込んで行こう。

 

次の情愛評価論

1,200km走ったけれど、飽きていない。いや、まだ早いか(笑)

 

今回はエクステリアのカッコよさを中心に伝えたが、インテリアについても語りたいぞ。そして走りも重要だぞ。

 

いやはや、いつまで褒め称えるつもりだろう?(笑) 悲しいくらいにドリンクホルダーが使い物にならないのだけど、それはインテリア編でお伝えしよう。