【迎春】2023年に注目したい自動車社会の動向

あけましておめでとう御座います。本年もmonogressのご愛顧を何卒よろしくお願いします。

 

何か年明けに相応しい記事を書きたいな・・・なんて考えておりましたが、一月程世界の興味から離れたところで仕事に全集中していたものですからネタが思い浮かばない。いきなり N-BOX の話も何か違うな〜ということで、久々にブログっぽく好きな事をツラツラ書くことに致しました。

 

動画は楽しいなぁ、でもクルマ関係の文章を読むのも良いなあ・・・そんな貴方、特に得するような記事ではないのですが、なんとなくハッピーな気分に浸っていただければ幸いでございます。

 

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2023年に注目したいプリウスの販売動向

トヨタ的な新しさが目立つ新型プリウス

2023年の大注目株は、今のところトヨタ プリウス。ハイブリッドカーの次のあり方をどう表現するのかと思っていたら、まさかの「ハイブリッドリボーン」なんていう格好良いキーワード。燃費最優先から、車としての愛され方の追求に舵をきった。

 

私の最初の印象は、「なぜプリウスを名乗ったの?」。燃費の為ならデザインちゃぶ台返しだった先代までとは、あまりにも路線が違う。佇まいはデザインスケッチのようだし、フロントマスクにはトヨタ感も出ていて完成した感じを受ける。

 

パフォーマンスは2Lエンジン(190ps)を加えることで先代よりも上昇。走りまでもを得ようとする欲張り仕様!デザインの為に車内のスペースを犠牲に徹底具合も、目指したい車がある事が良くわかる。いっそチェイサーなんて名乗っちゃえば良かったんじゃ?セリカでも通用しそう。そう感じさせる少し異様な存在感が魅力的だ(褒めています)。

 

興味深いところで言うと、ヘッドアップディスプレイの標準化は評価が楽しみな装備。プジョー i-Cockpit と同系統の考え方か、ステアリングの上部にメーター類が見えている。格好だけでなく、ステアリングをお腹まで下げて姿勢を正しくキープする本筋を捉えているか気になるところだし、i-Cockpitに散々「×」をつけた評論家達が、大資本を相手に何を言うかが楽しみで仕方がない。(ΦωΦ)フフフ…

 

単純に見て格好良くなったプリウス。クルマは格好良くないと。ただ、誰がために格好良くなったのかは明確にしないといけないよね。

出典:トヨタ(https://toyota.jp/info/prius_special/)

 

過剰出力?果たしてプリウスという名前でよかったのか

そんなワクワクが満載のプリウスだが、気になる点ももちろんあるぞ。

 

一番は、プリウスを名乗った事だ。路線キープなら良いのだが、新型プリウスはフルモデルチェンジでのキープコンセプトの一線を超えている。弊害は、既存顧客の乗り換え需要があることだ。

 

商売的にはそれで良いのだが、私としては視界が悪くパワフルな車に高齢者が乗ったらどうなるか、が大いに心配だ。今や街中でプリウスがトラブルを起こしている。左折時にバスのように右に大きく膨らむプリウスなんて日常茶飯事。事故が増えないか懸念している。

 

買わなければ良いじゃないか、と言われるかもしれないが、お金をしっかり蓄えている高齢者は車をポンポン買い換えできる。それを見越して、トヨタのセールスは拡販アプローチをするだろう。

 

「お客様!新型プリウスが発売されますよ!」

「おぉ、いいねセールス君。今度はどんな感じかね?」

「燃費はそのままで、ものすごく格好良くなっています!カタログこれです!」

「すぐに注文書をもってきてくれ!」

 

絶対にこうなる。プリウスは既にクラウン並みのネームバリューがあるのだから、間違いなく激売れリプレースが進むはず。ならば、高齢者向けの低パワータイプを出せば解決?いや、出力を抑えてしまえば新規顧客を掴めないし、車の魅力も格好良さも消えてしまう。プリウスの難しい舵取りには、私も興味津々なのだ。

 

2023年に注目したい新型軽自動車のパワーソース動向

サクラ/EKクロス EVは一つの答えだが最適解とは考えられない

次に注目したいのは、軽自動車。2022年に N-BOX をホンダマンスリーで借用して、さらに長野の往復も果たして今更ながらに軽自動車の実力に驚かされた。他の車と当たらない技術が発展した先には、軽自動車で培った「ペラペラ」で「車内の広い」クルマを作る技術は、必ず意義が出てくると思う。大事にしたい分野だと実感した。

 

そこで注目なのが、軽自動車のパワーソースは何が最適かということだ。

 

前回の記事「納得できないカー・オブ・ザ・イヤー」では日産サクラ/EKクロスを私は2番手に落としたが、その理由のひとつは「今の時代はEVがCO2削減の最適解とは言えない」というところにあった。ガソリンスタンドが減ってきていて自宅で充電できる意義はもちろん評価する。しかし、それでも2位なのだ。私はサクラ=EVだからと見過ごされていることが許せない。

 

それは、車重だ。車重が増えれば燃費は下がる。けれども、EVはバッテリーを積むから車重はかさむ。EVなんだから車重が増えて当たり前でしょ、というのは無しなんじゃないかな。重いものを動かすにはその分エネルギーが必要なんだから、EVは実際には従来の軽自動車よりもエネルギーを使っていることには変わりないでしょ。

 

自宅設置の太陽光発電とか、脱化石燃料エネルギーとセットで販売しないと意味がないんじゃないか・・・私はそんな考えを持っている。

 

N-BOX in 諏訪湖サービスエリア
ピンチヒッターとして活躍中の HONDA N-BOX。高速道路もバッチリドライブ。びっくりするほど疲れない。

 

N-BOX か タントか ・・・ ストロング・ハイブリッド搭載の軽自動車に期待

そこで注目なのは、新型 N-BOX。2023年冬に発売が前倒しされたというから、ホンダは何かに焦っている事が伺える。これはやはり電動化だろう。サクラの登場で軽自動車の販売台数No1が脅かされるし、ダイハツは2023年秋に小型ハイブリッドをラインナップする準備をしている。ホンダとしては是が非でもN-BOXは首位にしておきたいだろうから、半導体不足で各メーカーの生産台数が下火のの間に刷新してしまおうという腹づもりなんじゃないかな。

 

ホンダ幹部A「ダイハツは2023年にハイブリッド軽自動車を出しそうだぞ。」

ホンダ幹部B「それはまずいが、今は半導体不足だ。すぐに生産にできないだろう(・∀・)」

ホンダ幹部C「我社のハイブリッドも生産が追いついていないぞ(・∀・)」

ホンダ幹部D「シビックとZ-RVの分を回してしまえ(・∀・)」

 

となったかどうかは不明だが、やはりパワーソースの最有力候補はe:HEVだ。マイルドハイブリッドなんていう生ぬるい事は言っていられない。N-BOX は e:HEVを出すべきだ。いや、むしろ e:HEV 出してくれ。センター・バッテリー・レイアウトだ。

 

我が家のN-BOXは激混みの川崎市内で、およそ 17km/L の燃費マークする。プジョー308SWのディーゼルは 16km/L、ボルボV40のディーゼルは 14km/L だった事を考えれば、良いとは言えるもののクルマのサイズを考えれば「もう一押し」が欲しいところ。

 

なにせ、N-BOXでブレーキを踏むと明らかにエネルギーの無駄を感じるのだ。せっかく660ccエンジンで頑張って加速したのに、ブレーキ踏んで熱エネルギーに変換するのが辛すぎる。e:HEVならば確実に燃費の改善ができるだろうし、サクラのようにトルクフルな走りも e:HEV ならできるだろう。

 

ホンダさん、是非 N-BOX の e:HEV を出して欲しい。もちろん、ダイハツさんもロッキーハイブリッドベースの軽ハイブリッドを出すというから、期待している。本当の小さいクルマの設計というものを、日本が世界に示そうじゃないか。

 

 

2023年に注目したい ルノー・日産・吉利・ボルボの取り巻く資本関係

ジーリーが目指すルノーとのつながり

先日、中古車屋に最終型のV70が置いてあるのを見かけた。最新のボルボも良いが、V70くらいのいかにもエステートな佇まい、無骨感はやはり良い。燃費が良ければ買うのになあ(^^)

 

とは言え、最新のボルボも格好良い。発表されたばかりのEX90(https://www.vcj-press.jp/pressrelease/2022-11-09/#)は、グリルレスデザインのSUVの中では際立ってスマートで現実的なデザイン。特にボンネットの鼻先の丸めかたはXC40側に寄せているようで、ブルドッグチャレンジの結果ボルボのアイデンティティに昇格したようだ。まあ、当然 2,000万円 くらいはする車だろうから、もう少しサイドデザインは頑張っても良かったんじゃないかなとは思うけれど・・・

 

フロントマスクに新しさを感じる VOLVO EX90。なんで EX?マツダと混同しそうじゃないか・・・

出典:ボルボ・カー・ジャパン

 

話は、デザインのことではない。ジーリー(吉利汽車)のことである。ここまでのボルボの復活の立役者は、紛れもなくジーリーだ。企業を活かしブランドの持つ多くの知識を残したと捉えれば、ボルボを活かしきったジーリーの戦略は間違っていなかったと言える。しかし、彼らの快進撃は何処まで続く事だろうか?

 

2023年に気になるのは、ジーリーとルノーの繋がりだ。両社は内燃機関の製造会社を共同で2023年に立ち上げる。ここに複雑に絡んできそうなのが、ルノー日産の出資比率適正化だ。日産はルノーからよ出資比率を43%から15%へ落とそうと交渉しているが、どうやら2023年中には決着が付きそう・・・と言われているのだが。

 

ジーリーは日産のハイブリッド技術が欲しい?

そのルノー・日産の交渉と平行して、ルノーは内燃機関事業会社とEV事業会社を他企業との共同設立で模索した。内燃機関事業会社はジーリーが参加し 50:50 の持株比率になったようだ。この会社ではルノーとジーリー・ボルボの技術が持ち寄られ、世界的な競争力のある内燃機関・ハイブリッドカーが作られていくというわけだ。

 

このジーリーとの合弁会社には、日産は参加しない。一方でルノーの目指す EV事業会社には、日産や三菱の参加も求められているようだ。ここで各社の考えが錯綜しはじめる。ここからは私の完全な私見ですが・・・

 

日産は「技術の日産」の意地があるかないかはわからないが、リーフやサクラに見られるようにEV技術では日本トップ。今は e-Power というハイブリッド技術を持ち合わせている。高い技術力があるにも関わらず、資本関係はルノーが上というアベコベな状態(と、日本人は考えていると思う・・・)を解消したい。切り札は技術であるし、できれば出し惜しみしたいはずだ。

 

日産「ライバルである中国には技術流出は避けたな・・・

 

ジーリーは後発だから沢山の技術を集めたい。お金にものを言わせて様々な自動車会社に資本参加しているが、実際に傘下に収めて自社技術と言えるようなものはボルボだけだ。最近になって中国はEV一辺倒からハイブリッドカーを許容する体制に舵をきった。だから内燃機関の技術が欲しい。ボルボは今やEVメーカーへ大きく舵を切ったから、ボルボの技術では足りないわけだ。すると、ルノーとの合弁会社の先を見据えることになる。

 

ジーリー「日産の技術が欲しいなあ。うまく乗っ取りできないだろうか・・・

 

ルノーとの資本関係対等化は日産の将来を明るくする

日産オーラ エクステリア
日産の持つ技術 e-Power は世界から狙われている?写真は日産 note aura e-Power。

 

ルノーは内燃機関事業の将来の切り離しを視野に入れているようだ。EV事業会社をフランス国内、内燃機関事業会社を国外に拠点を設けとるとしているところで、その優劣が判る。内燃機関の開発コスト負担を下げること、中国市場に再参入を果たすことを考えて、ジーリーとの利がマッチしたのではないだろうか。そして、日産のハイブリッド技術がどうなろうが、関係ないのだろう。各企業の仲介役となり利益を得てウエヘへ(*´∀`*)できればそれで良いのだ。

 

日産としては資本関係を 15% に引き下げる対価は、EV事業会社への資本参加としたい。決して e-Power などのハイブリッド技術とはしてはいけない。2022年中に決まりそうだった資本関係の話し合いが2023年にずれ込んでいるのは、このあたりの駆け引きがあるのだろう。

 

2021年、虚をつかれてルノーとジーリーが韓国市場でのパートナーシップを結んだことに、43% の資本を握られるルノーに対して発言ができないのは手痛い。やはりまずは資本比率を適正にすること・・・すでに利益は十分にルノーに渡した。恩返しは終わったのだ。これからは虎の子にならなくちゃ。虎だ!虎になるのだ!

 

そこで、まずは資本比率を 15% に落とさせ、最悪 e-Power の技術の一部でもお土産に握らせるのもありかもしれない。ルノーの発言権が下がったところで、ジーリー・ボルボに対してデザイン合併会社でも持ちかけたら良いのだ。まだまだブサイクな日産のクルマのデザイン(ゴメンナサイ)がテコ入れされれば、日産気合V字回復プランが達成だ・・・葉っぱから虎になるうさぎ年の日産、というところが注目の2023年である。

 

2023年に注目すべき自動車エネルギーの将来

CIVIC e:HEV エンブレム

 

勝手ながらシビックe:HEVは「欧州車を超えた」車だと評価している。そうでなくては、私は本腰を上げて日本車回帰などしない。こういうクルマを作れば、輸入車勢だって日本車を買うんだという実績をメーカーに知らせたかった・・・日本車を応援したい気持ちも手伝っての契約だった。

 

それでも、私は相変わらず「欧州車は文化・国産車は道具」だと思っている。文化になれる国産車は、せいぜい「カローラ」「シビック」あとは「ジムニー」「ミニバン」だけだろうか。ミニバンの強面ルックも、嫌いだけれど文化かも。でかい顔選手権でもしてみようか?

 

電気自動車は日本の負け それで良いと言えるかどうか

ただ、文化にはならない輸入車も入ってきた。BYDだ。中国発の電気自動車旋風は、日本メーカーもウカウカしていられないだろう。なにせ性能はまだしも、デザインは中国の文化的出で立ちでなかなか新鮮。ハリアーやレクサスSUV群の行き過ぎたツリ目デザインよりも、BYDのEVのほうが現実的に見えてくる。ちょっとエグい感じはするけれども、いかにも日本車のガヤガヤフロントマスクに飽きている人たちには刺さるんじゃないだろうか。

 

さらに、BYD ATTO3は 440 万円(2023年1月 BYD ホームページ調べ)というじゃないか。航続距離 485 km でこの価格だ。すでに何かに負けている日本。原価が高いからと高級路線に甘んじていると、必ず足元をすくわれる。

 

ここに、フォルクスワーゲンは iD4 を、プジョー は E-308 を投入する。iD4 はフォルクスワーゲンの中ではスタイルが自慢のSUVで気になるし、E-308 は ハッチバックとワゴンというところに意義がある。特に E-308 は、ベース車の評価がすこぶる高いおまけ付きだ。円安さえなければ、ガンガン売れるクルマだと思っている。正直、円安は日本車メーカーにはかなりの追い風になったはずだ。ここで生まれる国内需要の儲け(言うほど多くはないだろうが・・・)を、どのように振り分ける?

 

私はやはり「内燃機関」と「代替燃料」がベストじゃないかな、と思うのだ。

 

EV旋風を日本に巻き起こす立役者になるだろうか!?塊感のあるデザインに新鮮さを感じる BYD ATTO3

出典:BYDジャパン(https://byd.co.jp/

2022年6月の欧州連合の妥協案「合成燃料」

というのも、代替燃料に今までと違ったアプローチがはじまっていたのだ。「合成燃料」と言われるものだ。今まで言われていた代替燃料はバイオマス燃料が普通だった。植物の力を使い CO2 を吸収させ、燃料とすることでカーボンニュートラルを実現する。合成燃料はCO2(二酸化炭素)とH2(水素)を、自然由来エネルギーを使用して化学反応させることで作られる。

 

この合成燃料の研究と検証は、欧州(主にAudi)で盛んである。日本ではバイオマスがもう少しというところに来ているが、EV一辺倒だった欧州においてどうして合成燃料が研究されているのだろうか?

 

これは私が思うに、欧州は環境に関わる自動車分野でイニシアチブを取りたかったからではなかろうか。

 

自動車産業の大国といえば、我が日本、それに中国が台頭してきた。日本はハイブリッドカーに強く、中国はEVに長けている。一方、欧州はもともとディーゼル推しだった。これをEVに変えていくと強く推し進めたのも欧州。ロシアのウクライナ侵攻で大きく表面化したが、エネルギーを他国に委ねることへのリスクとEV化はイコールにだし、それはエネルギーを自給できない各国同じ意見だろう。だから、欧州のEV販売に対応できるように各自動車会社はEV開発へと舵をきった。

 

CO2の回収技術が確立されれば、H2と組み合わせて合成燃料ができるウソのようなホントの話。

出典:経済産業省資源エネルギー庁

 

環境が大事なのではなく産業が大事だった?欧州自動車事情

ところが、EVの開発には人材もお金も必要だ。だから内燃機関の開発は停滞する。中国に一旦はマウントを取られるとは思うものの、欧州自動車メーカーとしてはEV競争へ持ち込むことにより、少なくとも日本車のハイブリッドカーの停滞や排除を巻き起こすことができるわけだ。中国にしても、EVに長けているとはいえ欧州車に勝るようなクルマは開発できまい、と欧州勢は踏んでいたかもしれない。

 

そこへ、内燃機関技術を残しておいての代替燃料への主流変更を模索していたのではないだろうか。ICEに主流を戻せば、EVはある程度シェアに残るものの ICEとEV の2つをもつメーカーのみが生きながらえる。ディーゼルゲートによる技術停滞の失敗をもとに戻そうと企んでいたのではないだろうか。

 

まるで、ジャイアンと出木杉くんが融合したような戦略である。

 

ところが、日本はハイブリッドをなかなか辞めない。一部メーカーが将来のEV移行を表明したが、そのホンダであっても CIVIC e:HEV 用には新エンジンを開発してきた。中国はEVだけではCO2排出を抑えることができないと、ハイブリッドカーも販売していく政策に転換した。このままでは結局EV化にシフトした欧州自動車メーカーが割りを食ってしまう・・・そこで、前回(ディーゼルゲート)の反省を踏まえて「合成燃料のゼロ・エミッションが実現可能か2026年に判断する」という先送り案が起きたのではないかと思われる。

 

EUや中国より先を目指せ!日本は官民一体をつくれるか

考えてみれば、EV化を推し進めるEU連合加盟国のフランス・プジョーは「パワー・オブ・チョイス」を掲げているし、ルノーは独自技術でのハイブリッド車を完成させた。まだまだ内燃機関とハイブリッド車のシステム開発は盛んに行われているのだ。欧州は2035年にガソリン車/ディーゼル車を撤廃と道筋を立てながら、フォルクスワーゲンもルノーもプジョーも、内燃機関を諦めてはいないわけだ。

 

となれば、日本車はハイブリッド車の技術とともに合成燃料や代替燃料を積極的に開発するべき。EVは必要であれば国産EVの合弁会社でも作って、国を上げて自動車産業を守るべきだ。「せ〜ので皆で一気にやろう」という中国的なものを、日本にも取り入れるべきである。

 

経済産業省資源エネルギー庁にも、合成燃料の記載はある。他国の動向に左右されず、官民一体で目指す方向を決め、世界が真似をするような目標を立てて欲しい。

 

将来の車選びをするにあたって、パワーソースと代替燃料の動向は2023年に注目すべき。なにせ、国民一人ひとりが選ぶクルマ、そこに乗るパワーソースが、将来の環境に大きく影響を与えることになるのである。

 

結びの瞬景

田舎探しの景色

 

改めまして、明けましておめでとう御座います。謹賀新年!!

 

せっかくの年始ですので、自動車ネタを好きなだけ書いてみました。ボルボ専門からプジョーメインブログを経て、これからは自動車業界の様々を拾い上げたいなあという目標を込めての記事でした。

 

その割には、結びの瞬景は山の中。これは何??? 答えは、移住候補地付近の写真です。そう、今年の春には土地の売買ができそうな感じになってきました。随分かかったな(汗)

 

田舎探しについては、monogress 内で別の記事としてまとめたいと思いますが、夢への本当の一歩が進めそうです。そうしたら、脱サラしてカフェつくって・・・うん、考えただけでも大変ですね(^^;)

 

何はともあれ、仕事は忙しいけれども何とか頑張っております。今年もご贔屓に、よろしくおねがいします。