今回は、時間がなくて小ネタです。すいません…
本当は、お別れが迫るシビックの楽しさを、いつものように詩的に書き連ねたかったのですが、どうしても時間が足りず。
それでも書きたいことが一つあって。 それは我が家のガレージで静かに眠る、シビックe:HEVの美しい姿のことです。
シビックはCセグメントでは最高の佇まいじゃない?

夕方、ガレージのシャッターを覗くと、ブルーにに輝くシビックがそこにいます。 ほんのりとオレンジに染まる西日の中で、低く構えたそのシルエットは、少し上のクラスに見えてもおかしくありません。

Cセグメントという現実的な価格帯で手が届く車なのに、ボンネットの低さ、キャラクターラインの鋭さ、しっかり踏ん張ったリアフェンダーまでの流れが、これほど端正に整っているなんて。
最近の日本車、特にCセグメント付近はデザインの美味しい車が多いけれど、FFハッチバックがここまで美しいのは、世界的に見ても珍しいとさえ思います。

夜、ガレージの照明に照らされるボディラインに、改めてほれぼれしてしまうこともある。
「このクラスの、この価格帯では、最高の佇まいじゃない?」と、自分の心の中でつぶやいては、にやける始末です。
走り出さなくても満たされるクルマ シビック

この車の素晴らしいところは、走り出さなくても気持ちを満たしてくれるところです。 運転席に腰掛けるだけで、インテリアの細やかさや手触りの良さに包まれ、ドアを閉める音が胸に響く瞬間だけで幸せになります。モク!っと良い音立てるんですよね。

もちろん走れば、さらにその良さが際立つのですが…日常の中で、ふと見つめるだけでも、いい車を選んだなと実感できる。愛車にして良かったなあ。

だからついつい、ガレージに行くたびにスマホを取り出して撮ってしまうのです。 角度を変えて、光を変えて、シビックを眺めては、自己満足に浸ってしまうのです。

考えてみれば、シビックというのはホンダが大衆車を表した命名でした。今でこそ大衆車は標準的な意味合いが大きいですが、昔はそれこそ、初めての車が大衆車だったこともあったのでしょう。その時のオーナーの気持ちも、きっと今の私と同じに違いありません。やっと手に入れた車の優秀さに惚れ惚れする…それは、走りだったり、座り心地だったり。ツボは人それぞれ違うだろうけれど、ココロのワクワクは今も昔も変わらないよね!
それでも一つだけ言わせてください

どんどんテンションが上がってきてしまいました。 小ネタと言いながら、つい熱く語ってしまい、すいません。
一つだけ、最後に正直な不満を書いてもいいでしょうか。 この車、見た目も中身もとても満足しています。 走りも上質で、乗るたびに嬉しくなります。もう、V8なんて要らないよね!直6なんて…!いや、これが不満ではありません。
なぜ、ガラスルーフを初期モデルから付けなかった…!
悔しい〜!
ホンダさん、これは本当に大きなミスだぜぇ?これでユーザーが離れる可能性だってあるんだぜ?本当に、気をつけてなあ…
オートサロンに展示されていたルーフの黒いシビックを見て、本気でシールを貼ろうか悩んだまこまちがお送りしました〜