【嫁さまの車選び】第一話 N-VAN e: は煮えきらない

都心に住んでいると、車なんていらないんじゃないかと思うことが多々あります。自動車ローンの支払いの他に、保険やら駐車場やらで追加の経費がかかるのなんのって。それでも、家から目的地までの移動には車は便利なもの。できるだけ自分の手元に置いておきたいものですね。

 

そんな中、我が家はとうとう、セカンドカーを購入することに決めました。目的の車は、「電気自動車」。以前、嫁さまが欲しいと言っていた日産サクラや、今や大本命となったホンダ N-VAN e:を狙います。私以外の家族が長野県に引っ越すにあたり、足となる車が絶対に必要。さまざまな方角から熟考して、EVを選ぶことにいたしました。

 

まこまち家の自動車選びは、古民家の改装とともに佳境を迎えます。おひさしぶりの、車選びストーリー。2023年、年の瀬で軽EV大幅値引きの勝負に出ます!

 

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嫁さまの自動車選び 大本命 N-VAN e: は煮えきらない

どろんこにできるEVが欲しい

HONDA N-VAN 大きく開くサイドドア

 

それは、ホンダディーラーでシビックの点検を受けた日のこと。

 

嫁さま   セールスさん、N-VAN e: はいつ出るの?

 

嫁さまは、まこまちを超えるアクティブな発想の持ち主。長野県に移住したあかつきには、汚しても良いクルマをゲットしてどろんこに汚して遊ぶのだ、と宣言していた。その相棒には、スズキ・ジムニーかホンダ・N-VANをと言っていた。

 

セールス氏 実は、見積もりはもう出せるんですが・・・納期がまだ分からなくて。

 

申し訳無さそうに話す、セールス氏。以前から我が家の移住計画を知っていて、ぜひ奥様には N-BOX を!と勧めていた。嫁さまは嫁さまで、次の車はホンダが良いかも、日本の自動車メーカーでは一番信頼ができるかな、なんて言っていた矢先だった。

 

まこまち   日産のサクラとどっちが良いかなって、悩んでいるんですよ。

セールス氏  ウチはまだ勝負できるEVがなくって・・・困りました(汗)

まこまち   HONDA e が 50 万円引きなら考えるかも・・・

嫁さま    考えないから。

まこまち   (ヒソヒソ)・・・大本命は N-VAN e:で・・・納車が3月に間に合うのであれば、選びたいんですよね・・・

セールス氏  少々お待ち下さい・・・

 

ホンダのセールスさんは本当に良い人で、シビックのステアリング・ギアボックスの不調を二つ返事で交換すると言ってくれた。私としても、増車はホンダで良いかな、なんて思っていたのだが。

 

N-VAN e: の納期確約は得られなかった!

足を伸ばせる HONDA N-VAN

 

セールス氏  注文は 12 月中旬には受付できるみたいです。

嫁さま    納期は?

セールス氏  確約ができなくって・・・

嫁さま    うーん・・・じゃあ、仮に3月納車ができるとして、長野県への納車はできそうですか?

セールス氏  すいません、ウチでは実績がなくって・・・

 

ホンダ・ディーラーとしても、出たばかりの軽EVを遠くに納車することには、多少ためらいもあるのだろう。納車後の「初物☆マイナートラブル」で迷惑をかけたくないだろうし、そもそもホンダ・ディーラーは地場をかためる役割が濃い、と言えるかもしれない。とにかく、N-VAN e: は残念ながら家族の移住には間に合いそうになく、遠方納車も難しい。ならば、都心で納車をうけて、充電しながら長野に自走するしかないのかな。サバイバルだなー。

 

とにかく一度見積もりを送るからというセールスさんに見送られ、頑張りに期待してホンダ・ディーラーを後にする。

 

嫁さま   N-VAN e: は無理かねえ・・・

まこまち  あのセールスさんは嘘を言うことはないだろうし、約束できないならそうなんだろうね。

嫁さま   でも、農業道具を入れるんなら N-VAN e: が良いんだけどね。

まこまち  サクラはどうなの?

 

嫁さまは少し頭を傾けて、うーんと唸る。

 

嫁さまが言うには。日産サクラは良さそうな車だけれども、内装が汚れたら悲しくなる。汚す前提なら N-VAN e: が推しなのだと。ただ、家族を乗せて走るのなら、サクラのほうが実用的なのは理解する。問題は、N-VAN e: を見ずにサクラを選ぶことなのだ。

 

N-VAN e: の見積もり届くも… サクラ X よりも高くて泣ける

HONDA N-VAN 夫婦で荷台に座る
夫婦ならんで、リアシートを畳んだ状態の N-VAN で寛ぐ。キャンプに行ける広い車内に、嫁さまはメロメロだった。
N-VANの後部窓
N-VAN の後部窓。リアシート用のシートベルトが備わっている。この鉄板インテリアが大好きなのだという。嫁さまは大変実用主義なのだ。

 

そういう嫁さまは私に言わせれば「さすが」。嫁さまは、目的のために道具を選ぶ、だからいくつか試して、より良い道具に決めるのだ。私のように、お目当ての車を決めてしまったりしないのである。

 

まこまち  なら、さ。長野にはシビックを持って行って、比較できるまで乗っていたら?

嫁さま   うーん、シビック大きいでしょ。

まこまち  VOLVO V40 よりも運転はし易いはず。

嫁さま   でもなあ、擦ったりしたらなあ。

まこまち  擦るくらい良いって。それよりも安い中古の軽とかを買って、事故で大怪我されるより良いよ。

 

我ながら格好良いことを言ったな!とホクホクしていたのだが。

 

嫁さま   擦って修理費払うなら、ワタシ用の車の頭金にまわしたほうが良いと思うんだ。

 

ピロン。ホンダのセールス氏から LINE で見積もりが届いた。

 

項目(N-VAN e:L4) 価格
車両本体価格 285万円
付属品(マット・ナビ・ETC) 24万円
諸費用 7万円
合計 316万円

 

まこまち  高いね・・・

嫁さま   いくらなんでも、バン車でこれはねー。

 

その見積もり価格は、残念ながらウワサの「補助金入れれば200万円を切る」価格にはならなかった。

 

価格を見て、嫁さまは一気に N-VAN e: への購入意欲が遠のいたようだ。これは少々可愛そうかも・・・うん、顔面偏差値も知能偏差値も私の上を行く嫁さまだが、車選びの交渉や実力は経験値がモノを言う。自らの筋を通せずに第一候補を諦める嫁さまの為にも、やはり私が最高の車選びを支援しよう、そう心に決めるのだった。

 

日産ディーラーは独特の空気 これはまるで蟻地獄

NISSAN SAKURA フロントデザイン

 

数日後。場所は近所の日産ディーラー。オンラインで約束していた日産のセールスさんと初対面。

 

セールス氏 まこまちさん、精一杯がんばりますので、よろしくお願いします!

まこまち  こちらこそ、よろしくお願いしますね〜

 

すると、奥から店長、副店長の二人がやってきた。とても元気な店長。笑顔で名刺を差し出してきた。

 

店長    よろしくおねがいします!

まこまち  はい、お願いします!

店長    奥さん!よろしくお願いします!

嫁さま   よろしくお願いしますー

店長    息子さん、よろしくお願いします!

 

・・・おいおい!息子にまで名刺を渡す心意気!?

 

まこまち  店長さん、息子には名刺良いですって!

店長    えぇ!?いやいやご立派だったもので!

 

何が!?(汗)

 

店長    そうそう、まこまちさん!こいつ顔に似合わず何でもできますので使ってやってください!

セールス氏 店長、顔は余計ですって(笑)

店長    余計なもの以外取り柄ないだろう?(笑)

 

と言って、セールスさんの背中をバンバンと叩く。えぇー・・・

 

店長    プレッシャーに弱いんですけどね、役に立つ男ですから!!

セールス氏 お客様の前でディスるって、どういう店ですか!?

 

どっと笑いが渦巻く店内。あぶない、蟻地獄のようにディーラーの空気にのまれそうだ・・・自分のペースに話をしたいのに、店長とセールスさんの漫才によって主導権を取られてしまった。西日の眩しい店内、私と嫁さま VS 日産セールス氏とのお買い得勝負の火蓋は、日産ディーラー優勢で切られてしまったのだった。

 

結びの瞬景

日産サクラの試乗の景色 コックピット

 

さあ皆さん!車選びストーリーのお時間です!楽しいクルマ購入記のはじまりでござい〜

 

悲願である長野県への移住は、まずは私以外の家族が2024年春に先行移住。するとどうしてもクルマが必要になってきます。田舎は一人に一台クルマが必要だとは聞いていましたが、バスが1日4往復となれば、そりゃ確かにそうだわなー。

 

ということで、嫁さま用の車選びをストーリー仕立てでお送りします。今回もナカナカビックリの展開が待っていました(笑)そして、書いている今も完全には決まっていません。乞うご期待です!