異国文化に病みつきになれる輸入車を買おう

前はスウェーデン、今はフランスの車に乗っている私の持論は「異国文化に触れられる輸入車は面白い」というものです。

 

クルマという側面からのみ外国を語ってみれば、パリの石畳に対応できる乗り心地だとか、極寒でも快適なドアの厚さだとか、性能に通ずる話はしやすい。

 

けれども、輸入車を買って異国を感じるのは、何もクルマに乗っている時だけじゃない。朝起きて、夜寝るまでに、幾度となく私は世界旅行へ羽ばたくことができるのだ。

 

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異国文化を大事にできる輸入車生活

私が積極的に選ぶモノゴト

ま、少し言い過ぎなのかもしれませんが(笑)

 

輸入車に乗っていると、モノゴトの選び方が変わると思う。

 

例えば、ワインを選ぶ時。私は積極的にフランス産のワインを選ぶ。単純に好みの話といえばそれまでだけど、フランスのワインを手に取って、そこに書かれた産地を読む。

 

「APPLICATION BORDEX CONTROLL」これは、ボルドーという地方で作られたワインを指す。名門ワイナリーが軒を連ねる、ワイン好きには有名な土地。

 

セクション画像 ワインと鍋

 

双璧をなすのは、フランスはブルゴーニュ。ここのワインは単一品種の葡萄で作る。ボルドーは葡萄を混ぜる。単一品種で勝負に出るか、混ぜる技術で勝負に出るか。どちらを飲んでも有意義なことには変わりない。

 

そして、今の愛車 Peugeot 308SW が作られるのはブルゴーニュ・・・ソショー地区はそこにある。私のプジョーは、黄金色に輝くワイン畑の側で作られたのだ。

 

だから、ラゲッジに積んで帰るなら、やはりフランスワインが良い。もともと大好きなワインだが、クルマと飲み物との生産地というフェーズが合うのは、きっと自分が好んだ世界だから。

 

一方、家電やインテリアには北欧関連のチョイスが多い。エレクトロラクスやイケア家具。クルマも家もそうだけど、目につくところが自分の好きで覆われてると、やはり嬉しくなるものです。

 

だからクルマもボルボにしてたし、なんとも言えない骨太な感じは、ボルボ、イケア、様々な北欧家電が持っている。欧州かぶれと言われようが、中国産を買うよりも余程良いなって感じます。

 

peugeot 308SW とイケア

 

好みのモノゴトと異国文化との相性は抜群

好みのモノゴトと好みの土地柄は、自然に合うと思います。

 

私がもしもフォードに乗って、カリフォルニアワインを選ぶのは、悪くない世界かもしれません。大雑把に美味しい米国ワインを好む人はいるだろうし、フォードのように「国も車もおらんとこが一番よ!俺やってやんよ!しっかりしたもの作ってやんよHAHA!」とケラケラ笑って過ごすのも、ダメだなんて言いません。

 

私は、フランス車に乗ってフランスワインを買い込むか、アメ車で買い込むかと言えば、フランス車の方が良いかな。華やかな香りが嬉しいボルドーは、私の生活を彩るエッセンスだし。フォードで買うと、なんだか敵国を資本で買収するような気がしてしまいそう(笑)。

 

メチャメチャ身勝手な意見なのは承知ですが(笑)

 

できるだけ異国文化に近づく為の輸入車購入

けれども、どんなにフランスやアメリカ、ドイツのワインを飲んだとしても、スウェーデンのデザインを取り入れても、フィンランドの音楽を聴いても、その国々の本当の文化を知ることはできません。

 

日本国内、どこへ行っても文化に違いがあるように、遠く離れた海の向こうの、本当の異国文化がわかるはずもないんです。

 

ただ、お気に入りのモノがあって、その国の文化に触れたくなって、触れる事のできるモノの限界まで手に入れたいと思うのなら、それはクルマが一番良いだろうなと思います。

 

だってさ、クルマの次はラスボス、家なんだから。車より大きな買い物は、住まいくらいしかないんだからさ。

 

セクション 原村

 

クルマだって文化の上澄みには変わらないけど、大きなお金を支払う分、その国の人々により近い位置に行けるような気がします。可動部の多い車だから、その隅々までお国柄が現れる、なんで思うんです。

 

そして、高い輸入車を買うことで見える、世の中のありとあらゆるモノの価値。人の好みは人それぞれだけど、その好みを積極的に肯定できる。大事にできる。異国文化に近づける。

 

輸入車を買うことは、そんな意味があるのだと私は考えています。

 

小布施ワイナリー

野尻湖とプジョー 508 308 3008

 

輸入車を購入して豊かな生活を手に入れよう

自分の生活を見つめてみて、好きな事を並べてみると、貴方は意外と「日本人」ではない事に気づくでしょう。

 

この国は豊かだから、世界の良いものが集まっている。まるで自分の趣味のように、世界の趣向を選ぶことができるんだ。

 

それらを好きなだけ体験して、日本の良さも混ぜ合わせて、世界で唯一の自分自身を明快にするのも一興だし、同じ趣味の集まるコミュニティーを作り出すのも面白い。

 

自分が大事にしているモノゴトをよく見て、輸入車を選んでみよう。きっと豊かな生活が手に入るはず。異国文化、輸入車を買ってどんどん病みつきになってしまいましょう。

 

ちなみに、私はパスタが大好きです(笑)イタリア車には行くだろうか!?