ボルボとかプジョーとか 輸入車ライフは楽しいのだ

こんにちは。職場が変わってからはブログへさける時間がなく、更新が出来なくて困っている私ですが、何度も訪れて下さりありがとうございます。

 

調べごとをしながらブログを書くのは難しいので、慣れるまではライトな記事が多くなりそう。それでも続けていきたいですね。

 

閲覧数もコメントも、いつもいつも頂けるので。ある意味生きがいとしてニコニコ見ています(^^)

 

さてー、私事ではありますが、2020年12月25日は私が輸入車デビューして13年を記す記念日です!そこで、輸入車って良いよね!という話を、少しライトにお送りします。

 

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特色あるメーカーの色を愉しむ輸入車ライフ

私が輸入車にして心底思うのは、世界観。プジョーもボルボも、開発するお国ガラというのか、かなり車作りに差があります。

 

もちろん、日本車にだってそれはあって、細かいパーツの精度だとか、故障の少なさだとかは流石日本車!って言っても良いとは思います。が、それはレンタカーを借りるなどでも味わう事もできるわけで、同じお金を使うのであれば、輸入車が良いんじゃないかな!

 

そういえば、幼少期に一緒に過ごした異性とは、結婚できないって聞いたことがあります。家族のような存在になってしまうのだとか。クルマにも言えるのかもしれないし、できるだけ刺激が欲しいのかもしれません。

 

え?結婚生活は、私は刺激に満ちていますよ!もちろん良い意味で(笑)

 

ボルボは安全性へのコダワリを愉しむのだ

ボルボを選んだ時、安全性もさることながら、私がついつい惚れ込んだのは、直列5気筒エンジン、それとシートの良さでした。

 

直列5気筒エンジンが、どうして5気筒なのか。諸説ある中で私が最も気に入ったエピソードは、エンジンが1気筒壊れても平気で走れる性能を持たなければならない、というもの。誰に聞いたっけなあ。

 

ボルボは当然、雪国のクルマです。雪道は雪が辛いのではなくて、低温がクルマに試練を与えます。真冬の寒い世界の中、もしもクルマが止まってしまうと、命に関わる。それが、スウェーデンなんですね。

 

すると、部品の信頼性が重要になってくる。クランクに結合されたピストンは、シリンダーを構成するパーツが壊れてしまうと爆発しない。つまり出力が低下してしまいます。

 

VOLVO V50 メーター

 

これが、1気筒あたりどれだけの出力減になってしまうかは、言わなくてもわかるでしょう。ボルボは気筒数を増やすことで、リスクを分散していたんです。

 

だからかどうかは判りませんが、横置きFFで6気筒エンジンを搭載するとか、ポルシェに作ってもらうとか、こじつけなのかも知らないけれど、安全性というキーワードを忘れないのが好印象である事には変わりませんね。

 

そんな思想を突っ込まれたボルボV50やV40は、ライバル達と比べても車両重量はかさんでしまう。けれど、理由があるから、文化があるから、楽しめる。

 

日本車には無く、ボルボにあったもの。この魅力は将来も変わらないと良いですね。

 

ボルボV50と無印キャンプ場

VOLVO V40 センターパネル

ボルボV40でビーナスラインを紅葉ドライブ

VOLVO S60

 

ドイツ車は精巧なクルマ造りを愉しむのだ

そのボルボが目指したものは、やはりドイツの自動車でしょう。精度の高さや乗り味のデザインは、世界を見渡しても追いつくことのできない領域だという事は、輸入車乗りにはわかるはず。

 

日本車だって、精度だけならドイツにかなうはず。昔、欧州基準なんて触れ込みの車があったけど、あれなんか日本車の地位を下げる悪ふざけ。でも、精度だけではドイツ車には敵わない。

 

整然と精巧に並ぶスイッチ類、クルマに対するカッコイイが理解しやすいムーディーなインテリア、伝統のある顔つき。日本車はクルマに対するメーカーのデザインを取り入れ出して、まだ20年。ドイツ車はその倍以上。

 

輸入して、己に合うように噛み砕いて再生形するのが日本人。己のアイデンティティを重んじるのが世界の人々。この差はクルマの差にもつながるように見えなくもありません。

 

助手席のシートを小さく作る日本人には、いつまで経っても安全性も走行性能もドイツには敵いません。ハイブリッドだとかトランスミッションだとかが得意だなんだではなくて、コーディネートがつまらない。ドイツ車は、ワーゲンならデュアルクラッチだとか、BMWならエンジンだとか、メルセデスなら高級感だとか、自分の色が出ているよね。

 

日本人は、ハイブリッド天国にしすぎ。わかるけど。てんさいたまごは、どこに行ったのかなあー

 

smart foufour

BMW 218i M-Sport ステアリング

BMW 218i Normal Front

 

プジョーはとんがり感を愉しむのだ

輸入車の楽しさを膨らませるのが上手いのは、イタフラと言われるジャンルです。あまりに振れ幅が大きいから、自分に合うかは迷うところ。私はイタリア車は未体験だですが、いつか乗ってみたいですね。

 

フランス代表、プジョーはといえば、ライオンのエンブレムだとか、過去の栄光206とか、知らないことはないけれど、積極的に知る必要もない、なんて存在になりがちな、地味な存在だと思ってました。

 

だから私も、ボルボV40に乗り出して、ブログを書き始めた後に知ったクルマ達でした。でも、知るととっても気になるクルマ。Peugeot 308SWは、400Nmのトルクを持つ、カジュアルワゴンという唯一無二の存在でした。

 

ボルボV50の後継ワゴンが発売されず、全幅1800mm以内を維持したくて、色々考えてボルボV40を選んだけれど、やはりワゴン生活は忘れる事はできなかった。

 

多くの荷物が乗せられる事。

余裕のトルクで走れる事。

妥協のないデザインである事。

高飛車ではなくカジュアルである事。

座り心地の良いシートである事。

 

おねごろな事(笑)

 

フランス車の感性は独特。カジュアルなのに大トルクだとか、スポーティなのに足回りユルユルだとか、およそドイツ人にも日本人にも考えられないクルマをつくる。フラッグシップのPeugeot 508でさえ、アクティブサスは積んでるけれど、基本はユルユルフワフワサスペンション。ドイツ車とは違う「快適」がそこにある。

 

その意外感が、プジョーに乗っているといつまでも楽しめて、微笑んじゃう(^^)自分の車選びは確かなものだったって、自分を褒めちゃう!この感覚がきっと、イタフラ車の魅力だと思うんだよなー。

 

こんなクルマ、日本にはありますか?カローラ?無理無理。レヴォーグ?ダメダメ。性能では日本車は負けないけれど、デザインも臭いも、どうしてもダメ。

 

Peugeot 308SW TECH PACK EDITION

プジョー308SW 夕日写真

Peugeot 208 かっこいい

 

唯一無二を愉しむのが輸入車ライフ

それに、どうしても日本車は受け入れられないんです。食わず嫌いとかじゃなくて、走っている数が多すぎるんです。街中を歩いて、プジョー308SWに会えなくても私はよくて、我が家の駐車場で会えればそれでいい。

 

いつでもどこでも唯一無二の存在感。これがたまらなく嬉しいんです。

 

だってさ。

 

日本には一億の人がいて、プジョーやボルボは毎年2万台も売れなくて、5年経てば乗り換えるとしても、せいぜい10万人しか同じメーカーのクルマには乗っていなくて。これって東京ドーム二つ分で。

 

そんな希少な数だから、1000人に1人の確率だから、きっと同じクルマに乗る人は、同じような趣向なのかもしれないと、思わずにはいられない。

 

こんな気分に浸るのが、輸入車だなあとつくづく思う。自分の唯一を大事にしながら、同じクルマを乗る人を焦がれるだとかができてしまう。車種、グレード、無理に高いものに決める必要も特になく、自分が欲しいと思えるクルマに乗って、同じクルマに乗る人を称え合う。

 

クルマ好きだから、クルマ好きだからこそ、輸入車は体験してほしいジャンルですね!

 

 

野尻湖とプジョー 308 3008 508

 

あとがき

そろそろ、新しい写真がほしいや(笑)

 

文中、308SWの 400Nm の大トルクと書いていますが、私の Peugeot 308SW は 300Nmなのはブログを読んでくださっている皆様はきっとご存知のことと思います。初めて読む方、ご注意あれ。

 

ようやく仕事も落ち着いて、お正月へ向けての準備に入っていきます。ブログも少しは安定して書けるでしょう(笑)年末年始も宜しくおねがいします。