308SWの入院と208の驚きと

今日は日記になります。

 

乗ってきましたよー、Peugeot 208!なかなか最高の車でした!今回は我が Peugeot 308SW をメンテナンスに出すのと同時に、 208 に少し触れてきた事について、お話しようと思います。後半に 208 の簡易レビューを載せてます!

 

え?メンテナンス?そうなんです。我が Peugeot 308 SW は、ブログ内で何度か伝えているとおり、いくつか調子の悪い点があります。引っ越しもおわったことだし、ゆっくり治ってもらおうと、長期入院に出すことにいたしました。

 

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Peugeot 308SW 4ヶ月ぶり2回目の入院

メンテナンス対象

今回の Peugeot 308SW のメンテナンスは、次の項目について調整をお願いしました。

 

  • 左ウインカーが自動で止まらない時がある。
  • ブレーキ中にトランスミッションが 2 速から 1 速に落ちる時、ロックアップ機構の解除のタイミングが悪いのか、ガクッとショックが入る時がある。
  • 時速 5 km/h 以下での徐行走行で車が停止してしまう。
  • リアナンバープレートの留め具に隙間があり、閉めるときに音が鳴る。
  • 運転席側 Bピラーより異音が発生する。

 

※このメンテナンスの結果は、つぎの記事へ記載されています。→我が家のPeugeot 308SWは 5,000km を走りました!

 

左ウインカーと異音以外は、このブログ内で解決方法を見出すことはできていますが、メーカー側の見解がほしいこと、治るのであれば治して欲しいことも踏まえ、一度しっかり見てもらうことにしました。

 

内容は詳しくここから書いておきますが、大事なことは、車の調子が少しでも悪いと思ったら、ディーラーで見てもらうことです。自動車の保証は3年間が一般的ですが、保証期間中に該当箇所をしっかり見せておけば、保証期間後に同じ症状が発生しても、見てもらってた箇所の不具合の見逃しと判断して無償修理になる可能性があるからです。

 

異音系は難しい場合もありますが、今回のように駆動制御系に関わる箇所は、かならず伝えるようにしましょう。そして、依頼する場合はメールなどを用いて、ディーラーと自分自身とで依頼の履歴が残るようにしておくと、後々便利です。

 

peugeot 308SW コックピット

 

そして、前回のメンテナンスでは「高速道路で車体が揺れる」という症状を、メンテナンススタッフさんが一緒に高速道路に乗って確認。2週間にわたる調整の上、完全に治って帰ってきたという良い印象を持つ私。

 

今回もガクッといく症状と、5km以下での速度調整が効かないことを同乗の上で確認いただき、とりあえず1週間の入院となりました。

 

左ウインカーが止まらない

左折時、ハンドルを左にきったときに「カチッ」という音がならないときがあり、その際はウインカーが自動で戻らない。右折の場合は症状が出ない。ウインカーランプは正常に可動しており、ステアリングが切られたことを認識する部品の不良と思われる。

 

ステアリングユニットのアッセンブリー交換とのことです。

 

ブレーキ時のショック

信号などで停止するためにブレーキをかけたとき、トランスミッションのロックアップ解除のタイミングで車に不快なショックが現れる時がある。とくに、ブレーキを一定の強さで踏んでいるときに起こる。

 

対処方法は、2段ブレーキでロックアップ解除付近でのブレーキ踏力を緩める、Mモードにする、などで回避する。また、ダッシュボードに直射日光があたって暑くなっている時も起こりやすかったので、フロントサンシェードを装着。すると、症状は起きにくくなった。

 

SNSで確認し、出る人と出ない人がいることも伝えたところ、トランスミッションの確認と改善プログラムが無いか確認するそうです。

 

時速 5 km/h 以下での徐行走行ができない

停止時からブレーキを緩め、クリープで前進するとき、時速 5 km/h 以下の速度を維持しようとすると、エンジンのトルクが落ちてブレーキが優ってしまい、結果、車が停車してしまう。

 

Mモードでは症状はでないので、ドライブモードでのシフト制御プログラムが原因のよう。メンテナンススタッフの方に説明し、調べて見るとおっしゃっていました。

 

Peugeot 308 ナンバープレートの隙間

 

リアナンバープレートの留め具

中古車を見て確認したところ、やはりナンバープレートを抑える留め具に隙間があることを確認。セールスさんに突っ込んだところ、曖昧な返事(笑)

 

これは治せないので、ブログで発信したようにゴムなどを詰めると効果的

 

運転席 B ピラーより異音

いまいち判断できないのだけど、Bピラーもしくは運転性扉より異音が発生。リアシートから聞いてもらいましたが、確認が難しいもよう。

 

とりあえずテスト走行で確認されるそうです。楽しみ。

 

 

で、今回貸していただきました代車は、「Peugeot 508SW GT BlueHDi」フラッグシーーップ!!

 

せっかくですので色々試してみて、「偽りのない輸入車選び」にエントリーしようと思います。1.6L プリンスエンジンの GT-Lineと、2L ディーゼルエンジンとでは、車の味付け自体に差がありそう。そんな乗り味でした(^^)

 

Peugeot 208 サイドシルエット

 

Peugeot  208 試乗速報

さて、みなさん気になる Peugeot 208 のお話を少し。

 

こちらの詳細レビューは、508と同じく「偽りのない輸入車選び」で詳しく書く予定です。すぐに書かないのは、準備期間が必要なことと、興奮していると良いことしか書かないからです(笑)

 

簡単にレビューすると。

 

印象として「軽さ」は素晴らしい。508などで見慣れたレイアウトやデザインテイストは親しみやすく、プジョーユーザーであればすぐに運転できる。その濃厚なインテリアに対して、車の挙動は「軽い」のだから面白い。

 

試乗車は「GT-Line」という、いわゆる売れ線グレードになるのだが、エンジンパワーは力有り余っている感が強く、アクセルを踏めばすいーっと走る。すこしアクセルに対するレスポンスが高いけれど、慣れれば大丈夫だと思われます。

 

さらに、サスペンションのストローク感がすごい。まだ走行距離 400 km に満たないのに、サクサク動いて大きな揺れを吸収している。復活の猫足とはこれのことか?旧猫足を知らない私としては、世間で評判のサスペンションの出来栄えに、思わずニンマリしてしまう。

 

Peugeot 208 と ディーラー

Peugeot 208 3D i-Cockpit

Peugeot 208 ステッチ

 

インテリアの質感は、控えめに言って太鼓判。

 

黒基調の中にグリーンの線が入っている。これが適度な高級感とカジュアル感を出していて、B セグメントにありがちな「安っぽさ」を感じることはないだろう。そして、過剰な高級感もないからなんだか落ち着く。安心。

 

新採用の 3D-i-Cockpit は想像よりも視認性が良い。きもち 508 などよりも解像度が上がって見える。やはりインテリアのグリーンと同じ配色のメーター類は、遊び心があって良いなと感じる。

 

車全体での評価としては、この車は明らかに「楽しんで作られた」感じがする。誰も真似ず、誰よりもプジョーを貫いた結果が Peugeot 208 に現れている。

 

Bセグメントのベンチマークになる?いやいや!この車はベンチマークの上を行く車。将来現れるBセグメントカーにベンチマークを譲ろう、そう思えるほど、満足感の高いクルマでした(^^)

 

代車の 508 SW はすごく嬉しいのだけど

さて、今回の代車は「Peugeot 508 SW GT BlueHDi」。とっても良い車で、アクティブサスペンションもエンジンも、姿勢制御も楽しくてしかたがないのですが・・・

 

やっぱり、プジョーはひとつひとつのモデル・グレード毎にキャラクターが全く違う。508 にしたって 208 にしたって、ものすごく良いクルマだというのは当然なのであります。

 

しかし、だからこそ自分で決めた愛車「Peugeot 308SW」が恋しくてたまりません。試乗したときにピンと来た、Peugeot 308SWは、私にとっては 208 よりも 508 よりも、乗っていたいクルマ。

 

プジョーはやはり、自分のインスピレーションで決めた車が一番良い。そう思わせるできごとでした。しっかり治って戻ってくるといいなぁ。ぐっすし。

 

Peugeot 208 運転席から見る

 

あとがき

自分の車も含めて、1日に3台の Peugeot に乗りました(^^)流石につかれちゃったので、508 SWを自宅駐車場に置いたら、ぐっすりお昼寝となってしまいました(笑)

 

ちょっと面白いことに気づいたのだけど、308 SWはワゴンなので交差点を曲がる時は車の前の方にすわっている印象が濃くなります。車の中心にいない感じ。208 と 508 は、自分が車の中央に座っている感覚がとても強いと感じました。

 

そしてやはり、カーブでの姿勢制御はいまのところ 508 がプジョー中最高だと思います。向きたい方向に向うとする時、予備姿勢というのか、曲がる準備が終わっている感覚です。この感覚が楽しくって、508 を買ってしまう人は多いのでは?

 

どの車に乗っても楽しいPeugeot。しかし、やはり自分の愛車に乗りたいなー。そう思わせる、秋の入り口の土曜日でした。