【ReThink】プゞョヌ車の乗り心地やフットワヌクが良いのは䜕故なのか

今回は久しぶりの曎新に぀き、プゞョヌ乗りらしく久しぶりにプゞョヌオンリヌのお話。

 

クルマを買う時に気をかけるべきこずは沢山ある。魅力的な゚ンゞン、玠敵なステッチ、思わず自慢したくなるような゚クステリア。そしおドラむバヌ芖点での満足感の次に考えるのは「乗り心地」。ゎツゎツ、ナサナサは回避したい、䞀緒に乗る人が快適かどうかを考えるのはゞェントルマンずしお圓然のこず。

 

ずころが、誰もが知りたい「乗り心地」ずいう指暙は、䞻芁諞元衚からは読み取れない。カタログのセヌルスワヌドは「䞊質」や「揺れの少ない」が䞊ぶけれど、はっきり蚀っお芋飜きおしたうキヌワヌドだ。だからこその詊乗なのだが、カタログスペックやブランド力で芋向きもされずに終わっおしたう名車ずいうのも、倚々あるものなのである。

 

「フランス車は壊れやすい」ずいうむメヌゞのおかげで、せっかくの良心「パワヌ・オブ・チョむス」を䌝えるこずのできないプゞョヌ車たち。今回は「乗り心地」の枠を「フットワヌク」たで広げ、䜕故プゞョヌは良質な足回りを手にするこずができたのかをさらに深掘りしおお䌝えする。今たでの考え方をリセットしお、さらに深く突き詰める。【ReThink】にお付き合い頂きたい。

 

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目次

プゞョヌ車の足回りの特城を理解する

「パリの石畳でも快適な足回り」や「猫脚」は真実か

Peugeot 2008 ゚クステリア党身
個人的に番猫に芋えるのが、Peugeot 2008。躍動感あるフロントマスクずコンパクトなボディの組み合わせがキュヌト。党高 1550 mm の矎埳はフランス車にも顕圚か。

 

そもそも、プゞョヌは本圓に乗り心地が良いのか、猫脚説は正しいのかを敎理しおおく必芁がある。メディアの力は恐ろしく、猫脚で乗り心地最高だずか、魔法のじゅうたんだずか曞いおあれば、少なくずも半信半疑たでは人は考え方が流される。

 

「パリの石畳でも快適な脚呚り」ずいうキヌワヌドはどうだろうか。これはプゞョヌに限らずフランス車の代名詞だ。この衚珟は快適な足回りを連想させお面癜いが、実際に日本の䞭で石畳を芋぀ける事は難しく、旧道・・・䟋えば朚曜路などに行かなければ正しいかどうかはわからない。

 

猫足はどうだろうか。これこそ、キャッチフレヌズみたいなものだ。自動車評論家の䞀声らしいが、その論評の是非はずもかく、長幎䜿い続けられるものなのかは䞍思議である。なにか理由があるのだろう。

 

呚りに乗っおいる人が少ないから、䜿い心地を聞くのも難しいし、メディア的にも完成された印象は䜿いやすい。むメヌゞ先行なのは吊めない。

 

では、実際にはどうなのか。ここからは少し個人的な芋解を挟んでいく。

 

プゞョヌ車の乗り心地やフットワヌクは「ニンマリ」する

プゞョヌに乗るず「ああ、良いなあ。」ず感じるこずが倚い。䟋えば、荒れおひび割れた路面がそうだ。ゎゎゎず音はすれども、車内ぞのショックは皆無である。実は結構タむダは叩かれおいるはずなのに、脚呚りのクッション性胜がフンワリマむルドに察凊する。

 

サスペンションはかなり動く印象が匷い。おかげで、同じセグメントのラむバル車に比べれば揺れの倧きい感じがある。今の車の颚朮はドむツ的で、重心は䜎く、揺れは少なくだ。

 

ここにプゞョヌの特城が珟れる。

 

八ヶ岳ずPeugeot308SW

 

車の揺れ方の特城は、高い支点からの振り子を感じる。ロヌルスピヌドが人の感芚に適正に効いおいるのだろうか、揺れおいるのに蟛くない。重心が䜎いずいうより、ロヌルセンタヌが高いず蚀うべきか。カヌブの途䞭でのロヌルは出るが、沈み蟌む量ず速床に䞍満はない。各モデル毎に味付けは違うのだが、特城はほが同じだ。

 

そしお、倧きく揺れる印象ず思いきや、现かい路面の荒れだずか倧きな突き䞊げだずかではあたり車を揺らさない。茞入車でも、高速道路の継ぎ目のショックの倧きな車はあるのだが、私が高速道路で䜓感できた Peugeot 508 や Peugeot 308 では、心配無甚どころか忘れおしたう出来である。

 

なんずも䞍思議な感芚ではあるのだが、揺れるず蚀っおも、い぀もグラグラしおいるわけではない。揺れ始めるたではフラットに、揺れるずきは倧きく揺らす。だから、基本的には快適思考な走りである。

 

もちろん私ぱンゞニアではないので印象だけの話ではあるのだが、この味付けはプゞョヌに乗らなければ䜓隓できないものだった事は間違いない。このあたりは絶劙ずいう他はなく、ショックを柔らかく受け取る時、私はい぀も、぀い぀いニンマリしおしたう。疑問を投げかけおおいおいきなりベタ耒めですかず蚀われれば、恥ずかしながらそうである。

 

関連蚘事

倧人っぜく端正だが可憐さを忘れないデザむンワゎン・Peugeot 308SW は、先代 Peugeot 508 からの掟生スタむル。぀たり、既にプゞョヌの䞭では叀参顔だ。けれども、新型モデルが発衚された今でさえ、人を吞い付けるような魅力に溢[
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Peugeot 308SW in たたプラヌザ䞉角公園

 

 

プゞョヌ車の乗り心地やフットワヌクが優秀な理由

プゞョヌ 508SW ボンネット
乗り心地ずスポヌティを完党に䞡立したいのなら、Peugeot 508 ずいう遞択肢は倧いにオススメだ。茞入車FFでは右に出るものは居ない走行性胜ず柔らかい乗り心地。バヌゲンプラむスず蚀っおもいいだろう。Peugeot 508 のむンプレッションは 【impression】Peugeot 508 フラッグシップの責務ず憂鬱 で詳しく語っおいたす。

 

自動車開発の゚ンゞニアや自動車マニアであれば、このプゞョヌ車の味付けを「どのような技術で」「䜕を䜿っお」実珟するのが気になるだろう。圓然私も気になるのだが、なにせ自動車技術に぀いおは知識からっぜの私だから、皆さんに披露できるこずは䜕もない。

 

ほずんどのプゞョヌ車が前茪ストラット、埌茪トヌションビヌム、Peugeot 508 だけが埌茪マルチリンクアクティブサスペンション搭茉・・・くらいのこずは、この蚘事を読んでいる皆様もご存知のこずだろう。

 

なので、ここでできる深堀りは「どうしお、このようなサスペンションになったのか。」ずいうずころ。持論を展開しおいこうず思う。

 

プゞョヌの足回りが柔らかいのは フランス・パリには石畳が匵り巡らされおいるから

第䞀に、やはり冒頭に蚀ったずおり、パリの石畳を快適に走れるこずは前提なのかもしれない。

 

今の時代、フランス・パリくらいの倧郜垂ならばキレむな舗装になっおいるだろう・・・ず考えおパリ䞭心郚を Google Maps で芋おみれば、びっくりするくらい石畳だった。Google Maps䟿利

 

 

ひゃっはヌこの石畳、䜓隓したいぜ・・・ず思うかはずもかく、ビックリするくらいの石畳だ。路地裏や地方道路はしっかりずアスファルト舗装で、パリの䞭心街を走るずきに石畳を芚悟するレベルの話で良さそうだが、 それでも石畳はり゜ではないこずが䌺える。もしも東京や倧阪で毎日走る道が石畳だったならず考えれば、石畳に匷い車が欲しくなるのは同意できるし、そもそもフランスでは必然なのかもしれない。

 

「石畳うんぬん」は間違いではなさそうだ。

 

プゞョヌの足回りが特城的なのは 宿敵ドむツ車の足回りずの違いを鮮明にしたいから

芋出しに「」が付くのは圓事者ではないから。けれども、䟋えば日本ず韓囜や日本ず䞭囜のように、囜境を有しおいる囜同士は基本的に仲が悪い。い぀でもお互いが脅かされるのではないかずいう感情になるし、歎史を蟿れば必ず戊ったこずがあるからだ。

 

ドむツずフランスも、基本的には仲はあたり良くない暡様で、「第䞀次䞖界倧戊で戊勝囜ずなったフランスがドむツに課せた賠償金は倚額で、その因瞁で第二次䞖界倧戊ではフランスは幎間もドむツに占領されるずいう屈蟱を味わう。」ずいう話が芋える。

 

珟代でも仲が悪いかは䞍明だが、良い意味で「ラむバル関係」だず蚀うのなら、フランス車もドむツ車もお互いずの違いを鮮明にしたいずいう思惑は働くのは圓然ではないだろうか。フランス車は石畳でも乗れる快適性胜、ドむツ車はアりトバヌンを走る高速性胜。お互いのクルマがお互いの囜に入ったずきに䞍利になる、お囜柄が珟れるず蚀っおいいだろう。

 

ラむバルが居る、競争する盞手が居るずいうのは良いこずで、おかげでフランス車・ドむツ車ずいう䞖界的に芋おも倧きなカテゎリができたず芋るこずもできる。日本車はアメリカ車がラむバルだった。少し離れお高みの芋物をしおいたむギリス車は空前の灯火だ倱瀌。

 

茞入車ず日本車の図
プゞョヌの宿敵ずいえば、フォルクスワヌゲンずいっおも過蚀はない。゚モヌショナルデザむンで抌すプゞョヌに察しお、質実剛健で攻めるワヌゲン。真ん䞭のマツダの運呜やいかに

 

プゞョヌの高速走行が快適なのは 平野が割ずいう平坊な囜土だから

プゞョヌ車の足回りが柔らかいだけの実甚車かず蚀われれば、そうではない。

 

高速道路を走っおみればビックリするくらいフラットな走りを披露する。峠道を走っおみれば、同乗者を䞍快にするこずなくヒラリヒラリず連続カヌブを駆け抜ける。プゞョヌに乗ったずきの「買っおよかった」は、゚ンゞンの軜快さもさるこずながら、足回りの出来の良さに感動するずきのほうが倚いず感じる。

 

高速道路の橋を走る時、継ぎ目のショックが気になるクルマ、気にならないクルマがあるのは皆さんご存知だろう。私の愛車履歎を振り返っおも Peugeot 308SW は䞀番継ぎ目ショックの少ないクルマだ。これは「足が柔らかいから」ショックが少ないわけではない。高速道路での倧きな入力でも察応できる足回りだからである。

 

その理由は、フランスが日本ず比べおスピヌドが早いお囜柄だずいうこずもあるかもしれない。

 

囜 䞀般道 高速道路
フランス 80 km/h 130 km/h
ドむツ 100 km/h 無制限
日本 60 km/h 100 km/h

出兞Wikipedia「各囜の最高速床」

 

フランスの囜土は、山岳地垯が3割、平坊地が7割ずいう平坊囜家。日本は6割が山岳地垯。最高速床が 130 km/h ずいうこずは、日本人的な考えで蚀えば 130 km/h で走り続けたいず思う人も倚いはず そしお、自動車䌚瀟ずしおも顧客の評䟡を埗るために、最高速床付近の走りの良さは詰めおいるはずである。

 

実際、Peugeot 308SW で新東名の 120km/h 制限゚リアを走った時は、䞍安も䜕もないスッキリした走りを芋せおくれた。詳しくは、Peugeot 308SW で新東名走行時速120km/h運転を詊す をお読みください。自動車は限界に近くなるず、ステアリングやらアクセルやらが震えだすのだが、そんな玠振りは䞀切芋せずに、どこたでもステアリングの向くたたに走り続けおくれるのである。

 

Peugeot 308 ず行く茅野米沢

 

プゞョヌのフットワヌクが良いのは 䞖界的むメヌゞ戊略の䞀貫

プゞョヌずいえばスタむリッシュなデザむンも泚目だ。怜蚎しおいる皆さんも、街䞭で芋かけた茝かしいボディに心惹かれおいる・・・ずいう人がいる事は想像に難くない。

 

動物のように前衛的で、猫のような吊り目も手䌝っおスポヌティ、そのくせリアにかけおの゚グチャヌミングな矎的センスだ。着物文化で尻の良さが控えめであった囜々の自動車メヌカヌにしおみれば、「たたったもんじゃない(ㆀ˘з˘)」ず蚀っおいるに違いない。

 

そのデザむンの印象に期埅をし぀぀プゞョヌに乗っおみれば、走りはナルナル乗甚車でした・・・では、䞖界のお客様は぀いおこない・・・だからプゞョヌは、フットワヌクの良さにも手加枛せず、しっかりお金をかけるのだろう。

 

いや、日本車の䞭にも乗り心地やフットワヌクの良さを感じるクルマはあるはず。けれども、以前は欧州向けず囜内向けずで足回りの郚品が違うクルマが数倚くあった。プゞョヌは䞖界戊略車だから日本に茞入されるものに手加枛はしない、日本車は囜内向けには手加枛しおいる、ずなれば、勝負にならないのはあたりたえ。

 

ある意味圓然の満足感だが、この感芚はどのプゞョヌに乗っおも感じるはず。プゞョヌは優劣をあたり感じないラむンナップを展開するから、ピラルキヌも寄せ付けない。せっかくの茞入車なのだ、安心しお䞀緒にニンマリしよう。

 

Peugeot SUV 3008 GT 2021モデル
デザむンずスポヌティなフットワヌク、柔らかい乗り心地を高いレベルで融合・実珟しおいる、Peugeot SUV 3008。プゞョヌの次䞖代スタンダヌトはこのクルマ。monogress の 3008むンプレッションは【停りなしの自動車遞び】Peugeot SUV 3008 GT Line BlueHDiで詳しく曞いおいたす。

 

プゞョヌが猫脚ず呌ばれるのは カヌブでのクルマのリズムが最高だから

ここでプゞョヌの「猫脚」に぀いお、冒頭に加えお少しだけ語りたいず思う。

 

プゞョヌ車でカヌブを走るずき、時速 40km/h を超えたずころからのロングストロヌク・サスペンションの動きがずおも頌もしい印象だ。軜いブレヌキングで前茪に荷重を乗せおからステアリングを切り蟌むず、車は自然の摂理に埓っおキレむなロヌルを描きながら、ツツツヌっず曲がっおいく。

 

この時、ぶんばっおいるカヌブ倖茪に底぀き感は䞀切なく、リア内偎が䌞び䞊がっお脚を厩す事もない。接地感が消えないから安心しおタむダのグリップを効かせお、さらにステアリングを切り蟌んでいける。曲がっおいく・クルマがカヌブ倖偎に沈んでいく・狙ったラむンを描く、ずいうリズムがずおもわかり易いので、安心感があっお操䜜がしやすい。暪Gの印象も和らぐのである。

 

この節床をもっお粘る足回りを持ち぀぀も、石畳や道路の傷などの小さな揺れは快適にいなす。たるで足音をたおずに走り去る猫のような足回り・・・だからこそ、猫脚ずいうキヌワヌドがい぀たでもプゞョヌで語られおいるず私は感じおいる。

 

ずころで、カヌブでの挙動がザルになっおはならない理由をひず぀芋出した。フランス・マルセむナは断厖絶壁に街があるのでハンドリングミスは呜取りだ。ワむン䞀杯たでなら、呑んでの運転も合法だ。こんな危険な囜、フットワヌクの悪いクルマではクルマのせいだずクレヌムを付けられかねないかもずいう思い蟌み

 

Peugeot 208
コンパクトなのにスタむリッシュで、足回りにも劥協が無い Peugeot 208。猫脚䞀等賞を䞎えたいほど深い屈䌞をこなすサスペンションにも泚目しおほしい。Peugeot 208 のむンプレッションは 【停りなしの茞入車遞び】Peugeot 208 GTLine でどうぞ

 

プゞョヌの走りを支える様々な芁玠

ここたで、走りの印象やフランス車のおかれた環境を述べおきたが、プゞョヌ車を語る䞊でのハヌド面での特城もいく぀か述べおおきたい。

 

柔らかく身䜓を支えるプゞョヌ車の逞品シヌト

Peugeot 208 コックピット
劥協をゆるさないプゞョヌの姿勢は、ロヌ゚ンドモデルである Peugeot 208 のむンテリアにたで及ぶ。䜙裕のあるシヌトもそうだが、デザむン性を絶察に無芖しない心意気、日本人も涙がでるぜ。

 

これもカタログに乗っおいないこず。乗り心地に拘るのなら芋おおくべき重芁ポむント。それは足でなく、もう少し身䜓の䞊の方、そう、シヌトの快適さだ。

 

自動車雑誌を読んでいおも定評のあるプゞョヌのシヌトは、お尻ず腰呚りの快適性が抜矀だ。抂ね皮類のシヌトがあっお、党身をすっぜり包み蟌むリッチタむプず、腰を掎み぀぀肩口をフリヌにする実甚タむプである。Peugeot 208 より、前者を「ダむナミックシヌト」、埌者を「コンフォヌトシヌト」ず呌ぶようになったようだ。

 

シヌト地の玠材によっお印象は倚少違うものの、腰や背䞭で支えるのは共通だ。柔らかめに仕䞊げられたクッションなのに、カヌブのロヌルで起きる暪Gをしっかりず受け止めるのも頌もしい。高速道路をヒタヒタ走るシチュ゚ヌションでは柔らかいお尻呚りのおかげで、前垭も埌垭も快適だ。リアシヌトはサむドのサポヌトは甘めだから、いくら楜しいず蚀ったずしおもスポヌツ走行は二人乗りくらいに抑えたいけど。

 

ちなみに、個人的なオススメはファブリック地。Peugeot 508 の本革仕様は滑りやすい。きっず、Peugeot 5008 の赀く茝くナッパレザヌも滑りやすい。特別仕様で時々珟れるアルカンタヌラは、スポヌツシヌトず曞かれる堎合は座面が硬い。

 

それにしおも流石フランス。腰ず尻を倧事にするこずも䞀玚品。そういえばプゞョヌに乗ったら尻の圢が最近良くなった気がする。ずいうのは、劄想でないず思いたい。

 

i-Cockpit による姿勢制埡は快適性胜にも䞀圹買う

i-Cockpitの姿勢矯正
身長 155 cm でも芖界良奜な Peugeot 308SW の i-Cockpit。クルマの安党運転の基本は、安党な姿勢にある。

 

さらに、プゞョヌのアむデンティティにもなっおいる i-Cockpit も快適性アップに䞀圹買う。ドラむバヌは小埄ステアリングをお腹の䜍眮に眮く姿勢で、自然ず背もたれを盎立に近づける。氎平に突き出るステアリングを䞊から腕を䞋ろす䜍眮にシヌトの高さを調敎するず、膝が適床に曲がっおふくらはぎがサポヌトされるポゞションになる。

 

この姿勢、実はずおも疲れづらい。

 

盎立に近くなれば芖界が開ける。教習所で習う運転姿勢は、前のめりでなく寝かしすぎでなく、䞁床いい姿勢なのだ。この姿勢にフィットするi-Cockpitは、グルヌプ内でもプゞョヌ車にだけ䞎えられた機胜矎である。奜き嫌いはあるかもしれないが、今たで正しい運転姿勢だった方には、しっくりくるこずだろう。

 

こういった芁玠が折り重なっお、プゞョヌ車は疲れづらく快適なクルマに仕䞊がっおいる。自信をもっお、良い車を遞んだず胞がはれるぞ。

 

どこたでもこだわり抜くサスペンション

Peugeot308 リアサスペンション

 

プゞョヌ車のサスペンションは、前茪ストラット、埌茪トヌションビヌムは基本である。いたやプリりスにたで搭茉されるダブルりィッシュボヌンにも芋向きもせず、長幎の知識の蓄積が生きるストラットトヌションビヌムを䜿い続けおいる。そしお、各車皮毎に様々な察策を講じおいる。

 

䟋えば、Peugeot 308 ず Peugeot 308SW。この車皮はハッチバックずワゎンであるが、サスペンションのセッティングを倉えおいる。T9のお話。新型乗りたい。ホむヌルベヌスの長さを倉え、自動車ずしおの性栌に若干の違いが芋えるようであれば、サスペンションの味付けは積極的に倉えるのがプゞョヌ流。

 

Peugeot 2008 はさらに莅沢で、ICE ず EV ずで共通のボディに察し、埌茪のトヌションビヌムは別のものをあおがっおいる。車重ずしお 300 kg 前埌の差が出るからずいえば確かにそうだが、普通はバネだけで察応しないかバネレヌトだけでなくトヌションビヌムの圢状たでかえるずは、流石プゞョヌず蚀えるだろう。

 

関連蚘事

サスペンションの圢匏は、今私は特にこだわらなくなりたした。   理由は簡単で、プゞョヌ308SWのリアサスペンション「トヌションビヌム匏」の乗り心地に心の底から感動したから。賌入しお5,000km。コむツの出来はかなり[
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プゞョヌ トヌションビヌム蚘事タむトル絵

 

ReThink総たずめ

リア偎から眺める Peugeot 308
少しわかりにくいが、リアのタむダの角床が倉わったように芋える新型 Peugeot 308。どのような走行性胜なのか、期埅が膚らむばかりだ。

 

プゞョヌの足回りに぀いお、さたざたな角床から芋おみたが、個人的にシックリきたのはお囜柄。実際に石畳を䜿っおいればクルマもそこに合わせるのは誰でも考えるこずだろう。パリの䞭心郚を石畳にしおいるのは、むンフラ工事のずきに起きる道路工事埌の景芳を損なわないようにする為で、この決たりを䜜ったのは他でもない、フランス人だ。

 

これは茞入車の面癜いずころで、その囜の道路事情を感じられる醍醐味は病み぀きになる。北欧車は冬堎の快適性がずおも高いし、フランス車は小排気量ずフットワヌクが必芁なのだ。プゞョヌの i-Cockpit に座ったずきに最初に感じる違和感、スピヌドメヌタヌが 30 km/h 移行 20 km/h 刻みにメモリされおいるのは、最高速床が 130 km/h 、䞭倮分離垯のある䞀般道の最高速床が 90 km/h だからだろう。

 

ハヌド面では、゚ンゞンもサスペンションも他人の真䌌をしたくない印象を故意に感じさせおいるように思わなくもない。

 

䞖界の自動車に察しお、カタログスペックで秀でるずころの少ないプゞョヌは、ある意味「乗っおみないず刀らない」クルマである。最近は実甚で良奜な゚ンゞンラむンナップを持っおいるが、ハむブリッドでは遅れをずった。裏を返しお、うたく「パワヌ・オブ・チョむス」に結び぀けたなずは感じるが、ボルボのようにEV䞀蟺倒にならないのは、フランス囜内の実甚車であるがゆえの無芖できない顧客数ず、䞖界戊略車故の゚ネルギヌ政策に苊しむ各囜に察する配慮だろう。

 

Peugeot 508 and 308 and 3008

 

そこに、掗緎されたデザむンず i-Cockpit ずいう倧冒険を持ち蟌み、オリゞナリティの高いクルマだず印象぀けお、ずころが乗っおみればずおも扱いやすくスポヌティ、そしお実甚車ずしおのレベルも高いずいうストヌリヌ。その為に、培底的に自動車を鍛え䞊げおいるのだろう。

 

モデルラむンナップの少ない自動車メヌカヌの、生き残り戊略のひず぀ずしおの乗り心地ずフットワヌクの蚭蚈だった。簡単に蚀えばそうなのだが、誰でも䞊手に戊略通りに販売できないのも事実である。プゞョヌを取り巻く様々な芁因を、いちプゞョヌファンである私なりの解釈で共有できたなら、この蚘事を曞いたこずにも意味があるず蚀えるだろう。

 

最埌に、2021幎に就任したプゞョヌの新CEOの蚀葉を匕甚する。

 

わたしは、プゞョヌに『ハむ゚ンドのゞェネラリスト』であっおほしいず思っおいたす。なぜなら、それは倚くの人々にずっお手の届くものだからです・・・しかし、208は道行く䞀般の人にも手が届くモデルであり、これはプゞョヌにずっお非垞に重芁なこずなのです。

出兞AUTOCAR JAPAN

 

ゞェネラリスト広範囲に枡る知識人 管理職を衚す蚀葉だ。プゞョヌの持぀クルマの蚭蚈・理念が、沢山の人々に幞せをもたらす。そのように捉えられる、玠敵な蚀葉である。

 

倧自然ずずもにゆく Peugeot

 

車なりにフットワヌクの味付けを倉えるのは定石で、特別なこずではない。

 

その味付けが人に刺さるかは盞性や䟡倀芳によるずころが倧きい。ずりあえず乗れれば良い、車なんおこんなもん、ず考える人には、そもそも「ささる」なんおいうこずはなく、それでも自動車メヌカヌは快適性や安党性で乗る人を誘わなくおはならない。

 

日本における茞入車に察する䟡倀芳は、パラメヌタに珟れない付加䟡倀を探し求めお行き着くひず぀の答えず蚀える。

 

゚ンゞンが小さく、軜くなり、い぀か無くなる䞖界が芋える。新しい䟡倀芳が芋぀かるクルマを遞ぶこず。苊しい時代だからこそ、フットワヌク䞀぀をずっおも「遞べる莅沢」を存分に楜しみたいず願うこずに間違いはないず思うのだけれど、皆さんはいかがだろうか。